先日購入した電子書籍ソフトに入っていたので読みました。読書嫌いでしたから当然初めてです。
いまこの作品、ブームだそうです。NHKの番組「大丈夫だ、太宰がいる」(例によってうろ覚えです)を観たぼんやりした記憶では、この作品を読んで人々は安心するらしいです。多くの人が自分のことと思うようです。自分の内面について思い悩んでいる人々が大勢いるという事実にはちょっと安心しました。
太宰治はこの作品を書き上げて1ヶ月後に愛人と入水自殺するのですが、この作品のタイトルと重なって荒れた人生を送った人との印象を持っていました。ですがNHKの番組によれば幸せな結婚生活を送っていたそうです。それが、人間失格を書く辺りから自分の幸せな環境に対し疑問というのか、違うというのか、そんな精神状態になったようです。うっすらした記憶では、奥さんはそんな太宰を理解していたとか...
いずれにせよ、重いような、暗いような内容でしたが、スッキリ読めました。でもこれ、中高生が読むとどんな感想なんでしょう。
脚絆にレギンスとフリガナが振ってありました。当たり前といえば当たり前なんですが、ほかのものが目に浮かんでしまいます。相変わらずそんなとこしか覚えていなかったりして(^_^;)
やっと桜が咲いたと思ったらもうツツジも咲いてました。最近ツツジって年中咲いてません?去年の秋にも見たような...
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