あかるいほうへ

       おばあさん魔女への道

あっという間の帰省でした。

2018-10-28 | 旅行

帰省から戻ってきてからの訃報

角替和枝さん、亡くなられたのですね。

安藤サクラさんの朝ドラの背中を押してた和枝さん

人がひとり亡くなるということはどれだけの人を悲しませるのでしょう。

 

両親の老いてゆく姿を見て

私は親が亡くなったらどうなるのだろう。と思いました。

友達が親を亡くしていく中で、私はまだその経験はなく

想像でしかないのですが、

それでも仕事に通い、家事をして、

人と会い、1人の時間はどうやって過ごすのでしょう。

 

熊本空港での待ち時間

とても切なくなりました。

 友達と会わなかったから、余計感じたな。

親のことだけにどっぷりと。

でも、今回はこれで良かったと思います。

 

実家を片付けていたら、懐かしいアルバム見つけました。

母に、そのアルバム持って行きましたら

とても懐かしがっていました。

そして、その写真から話が広がりました。

母の新婚の頃のはなし

子育ての悩み

夫婦のこと、お姑さんのこと

友達の話

知ってるおじさんの裏の顔(笑)

母親としてでなく、1人の女性として共感出来る話が出ました。

22年寝たきりで、自分に接するいろんな人を見てきて

いろんなことを感じ、考えてきたと思います。

 

「人生は下駄を履くまでわからない。」

と、よく祖父が言ってた言葉だそうです。

調べたら、勝負ごとに使うようですね。

母は、父親を尊敬していて母の人格形成に影響大でした。

悲観的な私への励ましの言葉でした。

 

こうやって、子どもの手がかからなくなった今

母といろいろ出かけたかったな。

そういうと、涙が出ました。

でも、活発な母でしたから、寝たきりになったことで

ゆっくり話せる母娘関係になったのかもしれません。

元気な頃は、よく働いてゆっくり話すことは少なかった。

私をいつも励ましてくれます。逆なのに。

母は、感謝の気持ちが強いです。

私がすることひとつひとつに感謝してくれます。

心配しなくてもいい。

って、母はよく言います。

強いな。

 

父も、ひところに比べたら

わがままも少なくなって、可愛いおじいちゃんになりました。

ずっと暮らしてたらまた違うかな?

天草はとても暖かく、わたしはブラウス一枚なのに

父は、ダウンまで来ていました。

今回は火鉢の火をつけることもやってみました。

やり方が悪いと怒りますが、怒る元気があってよかった。

別れ際、眠いから寝るとベッドに入りました。

いつもなら見送ってくれたのにな。

 

今回の帰省は、会いたい人行きたいところは我慢して

親との時間を大切にしました。

 

SNSで、熊本の知り合いと連絡しあえることも増えて

懐かしく会いたい人が増えてきました。

会いたい人にはいつか会える。

そう思って、今回は親のことに集中しました。

 

一期一会