山口の臭木と北海道の黄檗を広島で染めました 2008-11-26 | 染織、染料植物 臭木と黄檗を混ぜて染めました! 今年の山口の臭木です。福永さんが採取してきてくれました。私と北村さんは日本茜を採取、広島で北海道の黄檗も一緒に染めました。鮮やかな明るい青と黄色、混ぜて作った緑色、どれも新鮮で輝いた色達でした。
媒染液濃度は0,1%でした 2008-11-19 | 染織、染料植物 日曜日の日本茜染講座での明礬媒染液濃度は0、1%だったのですが、充分だったと思います。 1Lの湯に1gの明礬を溶かすわけで、その中のアルミは0、1g位でしょうか。 絹、麻、手紡綿、羊毛の布を染めました。日本茜の2番抽出液でもきれいな橙色です。 抽出を3タイプでやりましたが、どれも澄んだ色でした。 もう外は雪、茜に雪が積もり、窓から眺めながら「冬はE-learnningがいいな」と思ったのです。 2002~2003年の1年間、月1回やっていたのですから、再開です。 今日、ビデオチャットで沈殿した顔料を見てもらったらよく見えるとのことでした。 来年春、また一人、仲間が海外に赴任します。どこに住んでも双方向で映像通信出来る時代に感謝です。
染めました!日本茜 2008-11-18 | 染織、染料植物 掘り出したら500gありました。 3~4日乾燥させたら160gになりましたが未だ生乾きでした。 完全に乾燥させたら80g以下なると思います。 万葉集「あかねさす、日の暮れゆけば、すべをなみ、千たび嘆きて、恋ひつつぞ居る」の夕焼け色です。 まさに茜色、子供達に茜色という言葉とこの色を教えたいと思いました。 街に氾濫する看板やプラスチックのおもちゃの赤やオレンジで育つ色彩感覚はあまりにも寂しい。 にんじんの色、紅葉の色、美しい色はまだまだたくさんあります。 染まった色は掘り出した時の根の色が一番薄い茜色、乾燥しきった根の濃い茜色まで染まります。 濁りのない澄んだ色でした。
日本茜と西洋茜の違い 2008-11-14 | 染織、染料植物 日本茜は日本のムラサキ(硬紫根)と同じで根の中心は白いく表面だけ赤い。 西洋茜は根の中の色が美しいオレンジ~赤です。太さもだいぶ違います。 日曜のワークは両方を比較します。
日本茜の根 3世代 2008-11-13 | 染織、染料植物 1~3年めの根、最初は種で増えたではなくて、伸びた茎から根を出したのでクローン?になるのかな。 掘り出したばかりはこの様にオレンジ色ですが、明日は赤くなっているでしょう。