山の手コラム  ー植物の色つれづれー

日本の染料植物の保全と栽培のネットワーク

ビズ・サイエンスカフェおたる in 北海道薬科大学

2008-07-26 | 科学
第6回目、今回はゲストの研究と実践の場、大学でのサイエンスカフェです。
薬剤師を養成する薬科大学は6年制になり、熱い志を持った学生達が勉強に励んでいます。
北海道薬科大学は地域の住民にとって、身近かな存在でもあります。
公開している薬草園を遊びの場にしている幼稚園の子供達、大学祭の花火を楽しみにしている住民達が居ます。

8月2日13:00~16:40、
会 場  小樽の銭函地区桂岡にある北海道薬科大学のラウンジ、実習室,薬草園
タイトル「毒にも薬にもなる植物のはなし」

ゲストと 坂東英雄教授「アイヌ民族の植物利用ー痛み止めのくすりを中心に」
内 容  梅田純代講師「アロマセラピー入門」
実 習 「アロマセラピーに用いるスプレーの作成」各自が作ったスプレーをお持ち帰り頂きます
    「薬草園見学」山下浩准教授はじめ技師の方が植物の解説をします。

日本のムラサキの根 硬紫根

2008-07-19 | 染織、染料植物
絶滅危惧種になってしまった自生種 ムラサキ、でも今年は増えていました。
その栽培種が北海道で育ち、美しい紫色を出しています。

今回のフォーラムではその北海道産を使って、医療大で生薬「紫雲膏作り実習」、名寄市立大学で「紫根染実験」を行います。
中国産との比較もします。

染料・薬用植物フォーラムまで後4週間

2008-07-08 | 染織、染料植物
1989年にヨーロッパを旅したとき、南ドイツの黒い森の荒れた様子を見て、スイスでオゾン層破壊の警告キャンペーンに出会った。91年にパリ個展「Terre-地球」、1997年の「第1回環境を考えた植物染会議」を札幌で開催、それから11年間、国内をまわり、今年札幌で染料・薬用植物フォーラムとなった、副題はー持続的供給を目指した資源として染料・薬用植物ー

第1回目のころは「環境を考える?」と「研究者と愛好家をつなぐ?」などと言われたが,11年の間に染色をする個人と企業も変化してきた。
今、北海道ではサミットが開催され、国や企業、市民やNGOが「環境」を連呼している。
科学技術コミュニケーションが重要とようやく言われるようになった。

先日、九州と山口の山に自生の染料植物の確認に行ってきた。
人間が開発によって壊してきた後が目の当たりに見えるが、人口が減り始め、自然が復活してきているところも見える。
でも、地球環境は一部だけ再生し始めても,やがて地球全体から影響を受けるので、全ての分野で常に足元を見て地球全体を考えて行動しないと、やがて再生も出来なくなる。
環境省が九州の植生調査を始めるそうだ。

染料・薬用植物フォーラム