灰汁建てと炭酸カリウム建てを比較した。
どちらも発酵建てで、すくも藍、ふすま、貝石灰は同じものを使う。
絹を染めた時に違いがでる。数種類の絹布を染色後、1年間布を放置して色を確認、水洗いを繰り返した。
炭酸カリウムで建てた液で染めた絹は、後から黄色みが浮いてくる。
灰汁で建てたのはそういうことが見受けられない。
他の工房を訪ねた時もこの話題がでたので、比べてみた。
絹練りの度合いでも違いがでるが、灰汁で練っている人は、その効果もでる。
麻や綿は他の天然染料でも黄色色素は染まり難く、
灰汁と炭酸カリウムの違いは絹ほど無い。
天然染料、灰汁、水の関係は染める時も、染めた後も続くとあらためて感じる。
どちらも発酵建てで、すくも藍、ふすま、貝石灰は同じものを使う。
絹を染めた時に違いがでる。数種類の絹布を染色後、1年間布を放置して色を確認、水洗いを繰り返した。
炭酸カリウムで建てた液で染めた絹は、後から黄色みが浮いてくる。
灰汁で建てたのはそういうことが見受けられない。
他の工房を訪ねた時もこの話題がでたので、比べてみた。
絹練りの度合いでも違いがでるが、灰汁で練っている人は、その効果もでる。
麻や綿は他の天然染料でも黄色色素は染まり難く、
灰汁と炭酸カリウムの違いは絹ほど無い。
天然染料、灰汁、水の関係は染める時も、染めた後も続くとあらためて感じる。