山の手コラム  ー植物の色つれづれー

日本の染料植物の保全と栽培のネットワーク

小浜島の藍布は澄んだ藍色

2007-08-29 | 染織、染料植物
この布を見て思わず声を上げてしまいました。
小浜島のおばあ達が家族のために染めた布、タデアイではなく、インド藍のナンバンコマツナギを育て、沈澱藍を作り、心を込めて染めているからでしょう。

売らんかなとか、いかによく見せようとかいう邪心が無い、媚びていない。

八重山の藍シンポジウムでは、いいものをたくさん見せてもらいました。
3日間皆さんと一緒にすごし、工房もご自宅にもお邪魔して、泡盛もしっかりいただき、
そうして、主催者それぞれの皆さんの気持ちが解りました。

島はいいですね。