北海道医療大学・関崎春雄教授の実習授業を見学してきました。
参加学生数160人、堀田准教授と高上馬准教授のお二人が80人ずつにそれぞれついています。助手の方,院生たち・・・窓から里山が見え、そして充実した薬用植物園や北方系生態観察園を抱える大学です。JRの駅からそのまま大学に入れます。
来年8月の染料&薬用植物フォーラム:持続可能な天然資源のテーマが「紫草」、この紫雲膏つくりや日本式の紫根染や地中海地方のアルカネット染などのワークショップや演じ実験を行なうので,そのプログラム準備のために見学に行きました。フォーラムでは栽培場の見学もしますから生の紫草全体や根を見ることができます.
紫草は絶滅危惧種になってしまっています.
いまや紫雲膏は手放せなくなり,自宅だけでなく旅先にもいつでも持っています.インドや石垣島,八丈島にも持参して使いました.
知られている火傷や痔だけでなく,虫刺され,ちょっとした傷でも赤くなってきたらつけると膿まなくてすみます.副作用が心配される虫刺されの薬なんて要りません.
また,トウキの仲間のアンジェリカが配合された植物原料のシャンプーを使っていますが香りも保湿感も気に入っています.
画像は学生が紫根と当帰を入れたところです。楽しそうでした。