イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

愛を見つける!

2009-05-20 | 第七章「光と復活体」

 日曜日に観た、雲間の青空。何か眼ののように見えた。

 大げさなタイトルをつけてしまったが、この2-3日愛について考えていた(ちょっと気恥しいが)。若い頃から今に至るまで、自分にとっての愛の理解はどうであったかと。

 自分の人生の中での価値観の比重で、愛はどのような位置を占めていたか。これも愛の理解と同様に面白い。

 哲学的な愛もあるが、自分が愛と思う心理学的愛である。

 いくつかの、昔の出来事を思い出して見る。そして、当時思っていた感覚と今感じる感覚の差を想う。

 7歳のころのアラスカで、危うく命拾い等をしたいくつかの出来事(そのたびに、両親や友達に助けられた)。10歳のころの海水浴で溺れそうになったこと。

 25歳くらいの大阪の生活でも・・・

 丁度、梅雨のころに、大阪府寝屋川市で車で方向転換をしようとして、私道のぬかるみにタイヤを深く取られてしまった。ジャッキも使えない状態の中、5-6人の見知らぬ方が声を掛け合って集まり、あっという間に助けてくれた。そしてお礼を言うまでもなく立ち去って行った。

 当時も本当にありがたいと思ったが、今は深い感動を覚える。

 こちらの都合などごちゃごちゃ言わなくても、一方的に与えられるのが愛・・・今はそんな理解である。

 若い頃は、さほど気に留めなかったが、今考えると深い意味を感じてしまう。

<愛を見つける 4/4>

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夢の超特急・・・・・・・

2009-05-19 | 第七章「光と復活体」

 昨日は久し振りに、朝から都心に向かって通勤電車に乗った。混んでいたものの、幸運にも座席にすぐに座れることができた。

 一昨日の夜が遅かったこともあり、座るとすぐに眠くなり居眠りを始めた。電車の心地よい揺れの中で、結構深く寝てしまった。眼が覚めると、爽やかであった。貴重な朝の睡眠に感謝であった。

 幼い頃、炬燵で寝てしまったりで、寝床に抱きかかえられて連れて行ってもらった経験がある。電車での睡眠はそれに似て気持が良い。

 自分の子供たちも、同じように抱きかかえて寝床に連れて行ったことがある。題して「夢の超特急」。

 これも、愛の原型に触れるものになるのだろうか。

 愛について、哲学的に論じることも大切であろうが、このように自身の愛の原型探しも、大切な気がする。

<愛を見つける 3/4>

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好きな色彩を見つけ直す・・・

2009-05-17 | 第七章「光と復活体」

 自分の好きな色、これを意識の上に昇らせたり、あるいは、その起源を自分の生育史の中に探したりするのは、この5-6年のことである。

 絵画鑑賞療法の勉強で、その楽しさを発見させていただいた。

 私の場合は、黄色が一番思い入れがある色彩であるが、時が経つほど、さらに同じ黄色でも、微妙な違いを発見しつつある。

 父が買ってきたバナナの黄色。紅茶に添えられたレモンの黄色。アラスカで両親、妹と住んだ黄色い家。高校の校庭にあった大銀杏の綺麗な黄葉。変なストレスを与える、赤っぽい黄色。・・・

 ブログ用の写真を撮るようになってからは、ますます好きな波長の黄色を意識する。

 サラリーマン時代、企業戦士の時代はどうだったのだろうか?思い出の黄色は、余りない。日々色を意識していなかったのかもしれない。

 私は、この5-6年で黄色をさまざまな角度から見つけ直し、また結構楽しんでいるようである。

<愛を見つける 2/4>

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身の回りの掃除で青い鳥を見つける!

2009-05-16 | 第七章「光と復活体」

 今日は、当初の予定が急遽取り消しになって、丸一日休日を甘受した。

 午前中は、話題の「天使と悪魔」を見るなど外出した。「天使と悪魔」の本は、夢中で読んだ記憶があった。微妙な心理の動きは映画では、味わえなかったが、それ以上にいろいろ楽しめる映画であった。

 その後、家に戻り、正月もやらなかった身の回りの細かい整理整頓をした。

 机の中の本格的整理整頓は、本当に何年かぶりで、机の奥から忘れていたお金も発見したりしほくほくであった。50歳後半となると、程よくいろいろ忘れるので、新鮮な喜びを味わえる!

 そのあとは、本棚の整理。読みたい本をいろいろと発掘し(新しい本を買ったように嬉しくなる発掘もあった)身の周りに置き、興味の無くなった本を奥に片付ける。この作業、意外と気持の良いもので、明るい気分になる。

 単に整理整頓、清掃をしただけなのに、何かプレゼントをもらったように、うきうき気分である。

 今まで気がつかなかった、大切なものを、身近なところから発見する。

 新しいものを物理的に得たというより、実は体験の解釈がちょっと変わっただけかもしれないが、嬉しいものである。

<愛を見つける 1/4>

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群れ咲く、桃色昼咲き月見草のように!

2009-05-15 | 第七章「光と復活体」

 駅への途中の空き地に、この時期になると桃色昼咲き月見草が一斉に咲く。生命力の強い北米産の帰化植物のようで、空き地だけでなく、道路沿いのちょっとしたところにも咲いている。

 何とも言えない可憐さがあり、また群れて咲くその姿は、明るい気分を醸し出す。

 さて先日、終身雇用で一つの会社に所属すると組織の文化というのだろうか、そういうものに知らず知らず刷り込まれ、思考・感情・行動に大きな影響を受けることをいろいろ考えた。

 自分が積極的に選んだり作ったものでない会社文化を信じ、いつの間にか不自由になってしまう。そんなことが自分の過去にもあるようだ。

 そして、自分の慣れていない文化にひどく驚いたり、怖れたりする。自分も所詮ある文化に染まっているのことを忘れる。井の中の蛙大海を知らずとは良く言ったものである。

 私は、長年勤めた会社を辞めてから、U先生をはじめとする仲間に加えて頂き(親しく呼んでしまって恐縮でもありますが)NPOの活動を開始した。

 新しい理念の組織であるにも関わらず、設立時は、私の昔勤めた会社の価値を無意識的に引き継いでいたようで。今考えると、新しい組織の理念とちょっと違う行動になっていたところもあるかもしれない。

 今、そのNPOも既に4年目を迎えた。自分の中の昔の巨大企業の文化も影をひそめ、新しい組織文化がだんだん身についてきたようである。自分の蛙性も何となく見えてきた。

 心地よい人間関係を醸し出す文化が、これからのNPO活動の原動力のように思う。

 野原の桃色昼咲き月見草のように、心地よさそうに自然体を大切にしつつNPOが発展し、社会貢献できればと思う。

<もう充分幸せ 4/4>

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