イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

不思議な接点!

2009-05-01 | 第六章「螺旋状に上昇する意味」

 メキシコの新型インフルエンザ。先進国でのニュースは沢山あるのに、最近のメキシコの状況は意外と報道されない。貧しい人も多い国だと思うので、心配である。

 感染症といえば、私が幼かったころを思い出す。私は1951年生まれであるが、この年は赤痢で日本でも1万5千人近くが無くなった。また、結核が死因第1位から第2位に初めてなった年でもあった。結核も蔓延していたのである。

 今、蟻の町のマリアで有名な北原怜子さんの著書、「蟻の街の子供たち」を読んでいる。今まで、いくつかの縁があっていずれ読まねばと思っていたが、読んでなかった。

 私の母が、同じO高女で一時同級生であったこと。深い付き合いはなかったそうであるが、同じM会のシスターの影響もあり同じカトリックの信徒となったこと。そのM会に御縁のある教会に、近所なので、たまたま所属していること、不思議なご縁である。

 その北原怜子さんは1958年の1月に結核で亡くなられた。1958年は私がアラスカに住み、両親と日本に戻ってきた忘れられない年である。米国では物資が豊富であったが、日本はまだとても貧乏であった。ソーセイジは魚肉が当たり前。アイスクリームも加工乳から作られていた。

 北原怜子さんが活躍された、隅田川周辺は学生時代まで、行ったこともなかったが、長女が生まれたころで、1年だけであったが、仕事の関係で毎日のように通ったことがあった。 そして、今本を読みながら、グーグルの地図やストリートビューを見ながら、当時の記憶を確かめたりしている。

 不思議な接点、この連休中、思考・感情・行動の意味をさらに深めていきたい。

<愛のバランス 1/4>

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