朝、妻が水やりをしたあとで、鈴蘭の写真を撮ったが、葉の上に水滴が付き、キラキラと輝いていた。
さて、心理学で出てくる防衛機制を勉強すると、合理化、抑圧、逃避などの言葉が沢山出てくる。そのマイナスの語感の為か、防衛機制は人の心を惑わす心の仕組みではないかと思いこんでしまいがちだ。防衛機制の話を聞くと、何か辛くなるという方までいらっしゃる。
ただ、今まで何故生き抜くことができたのかと、真面目に思索してみると、驚くべきことに、この防衛機制によって、助けられ健康的に生き抜けたと後で気づき胸が熱くなることがあった。
防衛機制も、謂わば神様から与えられたプレゼントのように、人生の中でキラキラ輝くこともある。
しゃくし定規の、倫理道徳からちょっと離れ、その時の自分の真実と防衛機制の関係、湧きおこる感情などを思い出してみると、不思議な世界を垣間見られるかもしれない。
ありのままも良いが、時にありのままでなくても良い。
<ありのまま 4/4>
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