昨日は納涼会があり、多摩の夕暮れを楽しんだ。猛暑が続くが、夕暮れになると涼風が吹き、美しい多摩の夕焼けが観えた。
そんな納涼会の準備中に、蝶が一匹庭に飛んできた。そして携帯のカメラを近づけても逃げないで、写真に収まってくれた。 その蝶で、何故か亡くなった方のことを思い出す。まして携帯を近づけても、どうぞ撮って良いよとばかりで、その方のことを強く思い出だした。
人の魂が存在すると信じると、いろいろ豊かな感情を伴い、人生が豊かになるように思えるのは私だけだろうか? 以前ネアンデルタール人(旧人)の墓の遺跡で花粉の化石が発見された記事があった。ネアンデルタール人も死者に綺麗な花を手向けていたのだ。
自分の既にこの世に居ない祖先のことを考えてみる。最古の人類化石がアフリカで360万年前といわれている。一世代大雑把に30年として考えると、12万世代の祖先がいた事になる。祖先の数は2の階乗で増えるから、ちょっと計算するだけで気が遠くなる。
因みに現在の世界人口は66億人といわれている。この数字になるには、32世代の累計で64億人程度になるので、約1000年辿ると自分の祖先の累計は世界人口を超えると考えて良いようだ。実感できないが数字上そうなる。
膨大な自分の祖先に想いを寄せる。恐らく大多数の祖先は、魂を信じていたに違いないと思う。そして、死者に花を手向けたりしたのだと思う。
今日も美しい夕暮れが見えるだろうか?
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