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縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

梅雨の中を楽しく動き回る!(古代人は美を大切にした 2/10)

2015-06-18 | 第二章「五感と体感」

 昨日は、オフだったこともあるが、一日楽しく動き回った。かつてのサラリーマン時代と比べて、幸せに思うのは午前中の時間を好きなことに費やすことができるようになった点がある。年をとると午前の時間がとても大切だと40歳台のときに、70歳くらいの方に教えていただいたことがこの幸せと繋がっているようだ。

 写真は、大賀ハス(2000年前以上の種子から発芽)の葉っぱにたまった雨水。昨日、薬師池公園で撮ったものだ。梅雨になり生育が進み、蓮の花のつぼみも膨らんでいた。

  

 ハスはインドが原産のようで、かつてインドが亜大陸としてユーラシア大陸に繋がるころからあったのかと妄想してしまう。日本人も元はといえばアフリカから流れて3-4万年くらい前に到着したのが起源だと思うが、その日本人がハスを観るということも不思議な感じがする。

 さて、昨日は小説のこともあるが、縄文時代の家族のことを考えていた。私の家の近くの多摩ニュータウン446遺跡も縄文中期は5-6軒の村だったが、50年くらいしてからにわかに消滅したらしい。近くに72遺跡があり、そっちに移住したのではという説もあり、これまたいろいろ妄想してしまう。

 当時の家族は、父系制でも母系制でもなく双系制の家族だったと言われる。自分のルーツをたどると、母方の祖父は三男で養子に出された。亡くなるまで、養子に出された家については殆ど語らなかったし、何か鬱々としたものがあるように思えなかった。父方も、市役所で系図を観たりしたが、家の歴史の不思議さを垣間見たように思う。養子が日本で一般的なのは、双系制の名残という識者もいて、興味が湧く。弥生時代以降はそうでないが、双系制の社会はある意味でヘンな家族のしがらみがなく、結構自由で平等なものであったらしい。

 話は戻るが、梅雨でも公園はショウブやアヤメ、アジサイも綺麗だし、出かけた甲斐はあった。雨で大変かもしれないが外出はなかなか良いものだ。

古代人は美を大切にした 2/10

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