寄り道研究所

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文庫カバーの新顔、色が優しい、丈夫、フワフワです

2014年08月09日 | 文房具
たいていの本屋さんはカバーを掛けてくれるのですが、気に入ったデザインでも再利用できるかどうかは使い方次第、左の限定カバーも毛羽立ってきています。

文庫カバーって紙か、布か、ビニールをコーティングした布か、そのあたりなのですが、ビニール関係は手触りが悪いので使う気にはなりませんが、他のは汚れが付いて気になってきます。



素材は「紙和」、紙でもなくビニールでもなく、手触りは柔らかで丈夫で厚みのある紙でしょうか。
でも水は吸いませんので、濡れても擦れたり破れたりしません。



もともとは丈夫な障子紙として開発されたらしいのですが、真ん中に紙があってコーティングするんじゃなくて、真ん中にフィルムがあって紙で挟んで表面をコーティングという、けっこう面倒な事をしているように思えます。



その「ナオロン」をシワシワにして紙の味を表現したのが「紙和」デザインです。
色が自然で穏やか、厚みがあってフワフワ、でもしっかりしています。
ビニールコーティングされている紙なのにさわり心地は紙です。

本のカバーにはぴったりな、ビニールでもなく紙でもなくデザインされた「紙和」に仕上がっています。



引っ張り強度も十分あるようで、バッグなんかも作られています。
見た感じが紙なので頼りないんだろうなあ、と思っていたのですが、これならけっこう使えます。


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