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iPhoneの拡張現実アプリは本物なんだろうか

2010年04月23日 | Newton & iPhone
AR(Augmented Reality)って言っている「拡張現実」は「目の前に見えているもの+実際に無いもの」が一つの画面で表示されます

ARGirl

手の平の上でアニメの女性が立っているのが起動して最初の画面です。
実際にiPhoneのカメラから見るとそう見えるの?、って思うかもしれませんが、ところがどっこい、さすがにそうはいかず、女性がどこに立つか決めるVマークの目印が必要です
 

Vマークの紙を置いて、その場所をiPhoneの画面を見るとアニメの女性が立っています。
斜めからなら斜めに、横からなら女性を横から見る事になります
 

Vマークは手書きでもいいのですが、太めでくっきり、あまり小さいと認識が悪いでご注意を

もちろん後からも、近づけばアップですし、下のメニューで保存している音楽を選択すればリズムに合わせて踊ってくれます
 

さて、ここまでだと「う~ん?」ですよね
そうです、そうなんです。
これはゲームじゃないし、見て楽しむって言ったって一回起動して見れば納得、次からは職場でびっくりさせるくらいしか使い道がないアプリなんですね。
マークの上で踊らせるだけがARってのが拡張現実なの?
技術の無駄遣いです!

こちらは拡張現実をゲームに応用しています


拡張現実戦闘ゲームのSky Siege


仮想空間を飛び回る敵戦闘機を撃墜するVRと、現実の部屋や場所をバックに戦闘するARを選択できます

画面はシンプル
「FIRE」をタップしてマシンガンかミサイルを使って撃墜するだけで、切替はSWITCH WEAPONSで、他にもタップする場所はあるのですが、それぞれはお試しを

弾とミサイルの補給は、iPhoneを足下側にすると弾とミサイルが置かれているので、それぞれを見るだけで補給されていくのですが、その間も攻撃されますからタイミングが重要です
攻撃を受けるとDAMAGEが画面の上にある赤いラインが右に伸びていき、最後は画面が真っ赤になってゲームオーバーになります。

ARですからどんな場所でも戦場になります。
部屋の中、会社の休憩室、なんなら電車の中、どこにでも戦闘ヘリが飛び回ります


操作は「FIRE」をタップするだけなのですが、360度、上下も含めてどこから襲われるかわからないので結構な緊張感を持ちながら警戒する必要があります。
ぶつけたり、ふらついたりしないようにご注意です

ゲームとしては面白いのですがこれが拡張現実のゲームですと言われても、バックの画面が部屋の画像を使っているだけで、実際の部屋にある何かを利用しているわけでもありませんから、ほとんど意味がない機能のようにも思えます。

部屋にあるパソコンを敵陣として登録すれば、そこから敵が発進するとか、パソコンを破壊すればポイントになるとかでないと拡張現実のゲームとは言えないと思うのです。
拡張現実の中で遊べるゲームとしては偽物ですが、本物がやってきた時にびっくりしないよう、これで訓練しておきましょう。
次はテレビが動いて襲ってくると思いますよ


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