人間には「知恵」という宝物がある。
かの有名なパスカルも言っている「人間は考える葦である」と。
たしかに考えた結果得られた「知恵」は何物にも代えがたい貴重なものである。
これを上手に活用すれば、人類の進歩に資することになるだろう。
悪用すれば「悪知恵」となり、諸悪の根源になるだろう。
「知恵」は知識が熟成したものと思うが、浅はかな知恵・知識に惑わされてはならない。
「悪知恵」こそ、悪事の始まりと心得たり。
あまり「知」に働かない方が、良いようだ。
「知に働けば、角が立つ」とは、よく言ったものだ。
京 都 ・ 祇 園
誰にでも心に「良心」はあるようだ。
悪い事をした時、後ろめたいことをした時、意に沿わぬことをやった時等には、「良心」の呵責に悩んだことだろう。
この「良心」てなんだろうと考えたことがある。
「聖書」にあるように、人にはそれぞれ神様の神殿が備えられているという。
これが「良心」の居場所ではないだろうなか。
「壁に耳あり、障子に目あり」と言って、神様はすべてをお見通しだ」と、
子供の頃云われてきたが、「良心」に訴える言葉だ。
「良心」は反省・悔い改めの起爆剤があるように思う。
「良心」に背くことはしないことだ。「良心」は人生のチェック機能になっている。
竜 安 寺 の 庭
未だに、これはと満足のいく作品が撮れていない。
撮り始めは一眼レフの「ガシャッ」というシャッター音に魅せられたのがキッカケであった。
丁度、フィルム写真の時代から、デジタルカメラに変わった頃で、暫くは面食らったが、慣れるに従って興味が増してきた。
デジタルの時代になると、ソフトウェアで、自分の好きなように加工ができるし、
その上に、フィルムを必要とせず、何枚でも撮りたいだけ撮ることができるからだ。
気にいらぬ作品は、消去すればよいし、多くのシャッターを切ることができる。
「花」「植物」「風景」等自然から撮り始めたが、やはり人生が刻まれた人間の笑顔が最も魅力的でした。
今でも最も素晴らしいと思ってるのは、旧式の白・黒のポートレートですね。
これから元気になれば、表情豊かな人間の表情写真を撮っていきたいと願っています。
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清 楚 な 銀 閣 寺 の 庭
ひとはどんな価値観を持って生きているのだろうか。ひとには、選ぶ自由が与えられている。
幸福感に満ちた生活を送っている人もあり、不満ばかり背負いながら生きている人もいる。
前者をプラス志向の生き方を云い、後者をマイナス志向の生き方と云おう。
私は、父から「愚痴」は言ってはならないと、常日頃から言われて、育った。
マイナス思考の言葉ばかりを使っていると、マイナス思考の人生になると聞かされてきた。
言葉には言霊というエネルギーが宿っている、マイナスになる言葉は使わないように注意されてきた。
他人に対しても、そのような考え方で観ている。他人はなんとマイナス思考の言葉が多いのかと驚いている。
マイナス思考である「愚痴」は、どんな辛い時でも、苦しい時でも使わないようにしている。
マイナス思考の考えは、不幸を招くと思われる。
京 都 三 千 院 の 苔
「這えば立て、立てば歩めの親心」という。
これは赤子の成長を願う親心を云った言葉だが、我がことのように今は感じている。
4月に退院して以来、早くも5カ月が経つが、病状はなお一進一退である。
低気圧が来ると鋭く反応し、食後は、暫くの間は不安定でフラツキ気味になる。
ウォーキングの時には、少し緊張して血圧が上昇しているせいか、フラツクことは無くなった。
リハビリは、我慢と辛抱が肝心である。朝夕の日照時間が、短くなりましたね。
季節の移り変わりを感じながら、今日もリハビリに励んでいます。
秋 色 漂 う
スポーツなどで、勝利の瞬間のガッツポーズは、良いが、日本人にはいかがだろうか。
残念ながら、敗者に対する思いやりが、もう少しあっても良いのではないか。
勝負に負けた人にとっては、悔しい心境と、反省があるに違いないからだ。
打ちのめされたピッチャーの心境はいかばかりか、と、いつも思いやる。
スポーツには、その辺りの配慮が要るのではなかろうか。
スポーツは、楽しめばそれで良しとするが、敗者にも美学がある。
いつもは敗者の立居振舞いに注目して観戦している。
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水 上 の 睡 蓮
この歳なると「知識は、所詮、知識」に過ぎないと思えるようになった。
知識=能力=人間力と考えてきたふしがある。
知識のある人を必要以上に崇め、尊敬してきた傾向があった。
入学試験、入社試験、などの一度のペーパー試験で評価できるのか、甚だ疑問だ。
気がついたのが遅すぎたのか、40才になった頃ハタと気がついたが遅すぎたように思える。
基本的に人間の能力には、優劣はない。何処かに違う能力が潜んでいるものだ。
評価する側にも、される側にも一考を要する問題だ。
知識はあるのに越したことは無いが、知識は所詮知識であり、他人様のために使ってこそ、価値がある。
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瀑 布
曰く、こんな女性と結婚して、理想の家庭を築きたい。とか、理想の女性談義をしたものだ。
その中で先輩が云った言葉で、今でも記憶している言葉がある。
理想の女性とは
① ある時は、母のごとく優しく
② ある時は、姉のように、厳しく
③ ある時は、妹のように、可愛い
そんなカメレオンのような女性が、この世に存在するのか。
侃侃諤々議論した頃が懐かしい。
会社の独身寮の一室での話
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広 島 県 の 妹 背 の 滝 に て
それが平成の頃には、中国からの粗悪品もあって、国産品が、品質・価格の両面で、国産品優位の時代と変わった。
恐らくは、国産品の質的向上は、品質管理の向上と、従業員による努力と、小集団活動の成果だろう。
私たちは、今、舶来品をありがたがらずに、国産品を安全・安心の商品として選ぶようになった。
考えれば、舶来品優位からの、コペルニクス的転回とあった。
これから将来を展望すれば、中国をはじめとして、発展途上国と厳しい競争の世界に突入する。
商品が「安かろう、悪かろう」であってはならない。
果たして日本は、その国々と対抗していけるだろうか、気になるところだ。
これからは品質第一であり、価格だけでないことを肝に銘じておきたい。
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寂 地 峡 の 滝
杖をつきながら散策に出かければ、路上には蝉の亡骸が所々に散見されます。
賑やかだった蝉しぐれも、やや静まりかえり、ツクツクボウシの鳴き声に変わりつつあります。
一昨日の、定期診断ではお陰様で問題はなく、今後は近くの「かかりつけ医」で診てもらうようになった。
体重も2~3㎏増加して55㎏に回復、筋肉トレーニングの成果か。ほほ順調に回復してきているようです。
極力、杖を使わないようにしています。
杖を頼らずに、手放される日を楽しみに、毎日約5,000歩を日課にしています。
早く自由自在に行動できる日を楽しみにしている昨今です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/e3/3e626f1ed6632b3a08b57bbf97b7d02d.jpg)
日 御 碕 の 灯 台