人間らしく

日記です

意地を通せば、窮屈になる・・・

2019年06月29日 12時51分55秒 | 日記
「妥協」について記述したが、「自説」を貫き通すことは至難なことだ。 漱石の「草枕」に、「智に働けば角が立つ、情に棹差せば流される、意地を通せば窮屈だ」は真理のようだ。 「妥協」せぬことは、「意地」を貫き通すことに外ならない。 他人と一切妥協しないとなると、そこには必ず他人と「衝突」が起きる。 このバランスの取り方が、人生の岐路となることがある。 どのように「折り合い」を付けていくかが「カギ」となる。 安易な「妥協」は避けるべきだが、己の「原理・原則」だけはハッキリ持つべきと思う。 基本となるスタンスが、重要であることは言うまでもない。                                           晩 鐘 ・ 祈 り                                    

妥協するということは・・・

2019年06月29日 05時23分03秒 | 日記
 自らの思いを曲げることを「妥協」と云ってきた。今にして思えば、 「若気の至り」であったようだ。
自分の主張を曲げて、相手の考え合わせ、従うことのように考えていた。
しかし人と人が交われば、そこには必ず「葛藤」が発生する。
この「葛藤」を解決するには、「折り合い」を付ける必要がある。
他人との折り合い=「妥協」なのかもしれない。
「妥協」あってこそ、世の中丸く収まり、穏便に事が運ぶ。
「唯我独尊」の信念居士にも「妥協」が求められる。
「自説」を曲げずに貫き通すことも、事と次第によっては貴重だ。
政治家の変節感は、見苦しいし恥ずかしいことだ。
一般庶民にとっては、、「過ちて即ち改むるに憚る事勿れ」というのは、良い意味で「妥協」なのだろう。



                 可 憐 な 紫 陽 花