人間らしく

日記です

和を尊ぶことは世界スタンダード足り得るか・・・

2019年06月23日 06時07分40秒 | 日記
 我が国には聖徳太子以来「和をもって貴し」としてきた。
ことを丸く円満に治めるため、「マーマー」「ナーナー」と腹芸で済ませてきた。
この精神が、世界で通用するか試される時が来たようだ。
人間社会には、白・黒だけでは解決できない問題がある。曖昧な「グレー・ゾーン」が存在するのだ。
時として、欧米流の「白・黒」を理路整然と付ける必要もあるが、その基本的な約束事も行き詰まってきているように思う。
今こそわが国特有の「和をもって貴し」とする精神が必要な時ではないか。
物事には、デジタルで測りがたい事象があり、アナログ的な発想も要るのではないか。
日本的発想の原点である、「和の精神」が国際的スタンダードたり得るか、試されている。



               唐 津 ・ 虹 が 浜 の 防 風 林