人間らしく

日記です

愛社精神は何処へ・・・

2019年06月27日 05時22分04秒 | 日記
 本年の通常国会は、終了して、いよいよ参議院議員の選挙を待つこととなった。
この国会では、盛んに「働き方改革」が審議されてきたが、法案成立には至らなかった。
我が国は、久しく「終身雇用」「年功序列賃金」が基本だった。
近年、少子高齢化が進み、人手不足、非正規社員の増加、外国人労働者の雇用等労働環境はめまぐるしく変わってきた。
さらに、過労死の問題、ロボット・AI(人工知能)の導入等が加わって、労働市場が一気に流動化してきた。
大手企業による「兼業の容認」もあって、「働き方」を抜本的に変える必要に迫られてきた。
この先、どのように展開していくか、想像もできないが、ガラッと変わることは必至と見た。
長年慣れ・親しんできた「終身雇用」を懐かしむ日が来るのだろう。
愛社精神や忠誠心は、失わないでほしい。



             広 島 平 和 祈 念 公 園 の 遺 影




名曲喫茶の想い出は・・・

2019年06月27日 05時18分34秒 | 日記
 前日に続いて、「名曲喫茶」の想い出を記しておこう。
何かの用事で、片田舎から都会に出て行った時は、時間が許せばいつも「名曲喫茶」で時を過ごした。
聴きたい曲をリクエストしておけば、順番に聴かせてくれた。
その際、音楽を聴くことはもとより、レコードのジャケットを読むのが楽しみだった。
作曲家の紹介、曲目の解説、作曲にまつわるエピソード等、楽しく読ませてもらった。
その結果が、音楽を愛好する助けとなった。
ベートーヴェンが難聴で最後に指揮をとった「第九交響曲」の解説を忘れることはできない。
解説者によると、聴衆の止まない拍手に応えられずに、キョトンと佇んでいたエピソードは今でも、鮮明に覚えている。「名曲喫茶」は青春の証だった。
「名曲喫茶」が少なくなったのは、寂しい限りである。



                 咲 き 誇 る 紫 陽 花