前日に続いて、「名曲喫茶」の想い出を記しておこう。
何かの用事で、片田舎から都会に出て行った時は、時間が許せばいつも「名曲喫茶」で時を過ごした。
聴きたい曲をリクエストしておけば、順番に聴かせてくれた。
その際、音楽を聴くことはもとより、レコードのジャケットを読むのが楽しみだった。
作曲家の紹介、曲目の解説、作曲にまつわるエピソード等、楽しく読ませてもらった。
その結果が、音楽を愛好する助けとなった。
ベートーヴェンが難聴で最後に指揮をとった「第九交響曲」の解説を忘れることはできない。
解説者によると、聴衆の止まない拍手に応えられずに、キョトンと佇んでいたエピソードは今でも、鮮明に覚えている。「名曲喫茶」は青春の証だった。
「名曲喫茶」が少なくなったのは、寂しい限りである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/f8/22b7fadd2268a4e2d86c30589e05a7cd.jpg)
咲 き 誇 る 紫 陽 花
何かの用事で、片田舎から都会に出て行った時は、時間が許せばいつも「名曲喫茶」で時を過ごした。
聴きたい曲をリクエストしておけば、順番に聴かせてくれた。
その際、音楽を聴くことはもとより、レコードのジャケットを読むのが楽しみだった。
作曲家の紹介、曲目の解説、作曲にまつわるエピソード等、楽しく読ませてもらった。
その結果が、音楽を愛好する助けとなった。
ベートーヴェンが難聴で最後に指揮をとった「第九交響曲」の解説を忘れることはできない。
解説者によると、聴衆の止まない拍手に応えられずに、キョトンと佇んでいたエピソードは今でも、鮮明に覚えている。「名曲喫茶」は青春の証だった。
「名曲喫茶」が少なくなったのは、寂しい限りである。
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咲 き 誇 る 紫 陽 花