大戦略パーフェクトのススメ

現代大戦略2007公式ホームページの「現代大戦略のススメ」から名前をもらい、大戦略パーフェクトシリーズを遊んでゆきます。

3DCG作成 汎用駆逐艦3 ~作成途中~

2008-04-27 19:16:28 | エディタ(新ブログに移行)
3月23日、"2"のほうに書き忘れていたことを追加しました。
3からはCGの製作を始めます。船体、艦橋構造物、煙突と前後のマスト、ヘリ甲板を入れる予定です。




船体の作成

通常の船体
ズムウォルト級以外の全ての艦で使われている船体です。ステルス性はタンブルフォーム船型に比べて低いですが、昔から使われているため、信頼性が高く、価格も安いのが利点です。
アーレイバーク級駆逐艦の全長と全幅の比を使い、今回作る艦船は全長150m、全幅17mとしました。上の画像の赤で囲まれた正方形を1辺10mと考えて("m"と付いた場合はこの縮尺のことを表します。)作ります。metasequoiaではこの正方形の1辺は"50"となっています(単位が付かない場合この縮尺のことを表します。)から、metasequoiaでの数字入力の時には5倍にして入力しなければなりません。
通常の船体は、全長150m、全幅17m、全高10mで作ります。サイズをあわせやすいように、上の画像のように150m*17m*10mの直方体を作ります。
[基本図形]で直方体を選び、詳細設定のパネルを出してサイズを設定します。数字は画像をクリックして拡大し、確認してください。
別のオブジェクトに下書きを書きます。書きやすいように面はOFFにしておくと楽です(というより、面をOFFにしないとかけません)。左右対称なので、片面だけで問題ないです。横から(F1キーを押したとき)と、上から(F2キーを押したとき)の2種類を書きます。上面図では甲板と喫水の2面を書きます。上の画像では選択されているものが上面図、選択されていないものが側面図です。
別オブジェクトにして、点をつないで面を作ります。



タンブルフォーム船体
ズムウォルト級で採用される船体です。軍事研究2008年5月号によれば、木造の帆船では重心を下げるためにこの船型を使った例があるらしいですが、近代的な艦になってからは見かけなくなりました。ステルス性が高い代わりに信頼性は低いです。
通常船体で使った直方体を再び目安にして下書きを書いていきます。上部構造物で共通のものを使う関係上、甲板の高さ(上の画像で選択されている長方形の部分のこと)は同じにしないといけません。また、全幅は甲板面積をそろえるために、17mから18mまで広げます。それ以外の書き方、書くときの注意などは通常船体と同じです。
通常船体と同じように面を作成して完成です。もう使わないサイズ確認用の直方体、下書き2種類のオブジェクトは削除してOKです。


確認、調整
上部構造物を複数作成するために、通常船体とタンブルフォーム船体の甲板の高さと幅をそろえる必要があります。そんなに正確でなくても問題ないので、上面図(F2)と側面図(F3)から、この辺の位置をそろえていきます。






準備1
艦橋の中で、イージス艦型2つとFREEM型を作るための下準備です。この3つは、全長80m、全幅17m、全高21mとしました。
船体のときのように、90m*17m*21mの直方体をつくり、基準とします。基本図形のコマンドから作成したら、艦橋を作りたい場所に移動させます。



イージス艦型艦橋1
イージス艦(アーレイバークなど)を基にした艦橋です。ステルス性もあり、フェイズドアレイレーダーを設置すれば艦隊防空艦にできます。ただ、フェイズドアレイレーダーは傾いた面に設置されているので3DCGを作るときには難関となりそうです(まぁ、ここでは作りませんが)。
下書きをします。側面図は船体のときと同じなのですが、上面図は底面、最上面以外に何平面か書く必要があります。
イージス艦型艦橋1の下書きでは、底面、途中A(チャフ発射機の高さ)、途中B(CIWSや後部艦橋の高さ)、途中C(後部武装配置場所の高さ)、途中D(ブリッジ真下の高さ)、最上面の計6面を書きました。底面がかけてしまえば、それを参考にして書けるので簡単でした。画像では途中Aが赤、途中Bが青、途中Cが紫、途中Dが緑、最上面が白の面となっています。
船体のときと同じように別のオブジェクトで面を作成します。頂点数が船体より多いので何処をつなげばよいのか迷いやすいですし、下書きの段階で頂点が1、2個足りない可能性もあります。そのあたりは何度もやるうちにできてきました。また、面が作成できても、これだけ複雑な形だと、一回で納得できる出来にするのは難しいです。下書きを多少(かなり?)無視して修正していきました。



イージス艦艦橋2
フェイズドアレイレーダーのうち2面が艦橋後部に設置されているタイプです。19DDに似た船を作るときに必要だと思います。イージス艦艦橋1を多少改良するだけです。
後部のフェイズドアレイレーダーの設置面をなくし、単純な面にして完成です。
↑完成型。



ウィズビィ型艦橋
ステルス性にすぐれています。特殊な形なので、部品の元の形とはかなり違ったものになる可能性が高いですが、なるべく元の形に近いものに作っていきます。
1つ1つ書くと大変なので、作り方が前と同じようなものに関しては、1つの画像にまとめて記事にしていこうと思っています。



FREEM型
艦橋が低いので、マストなどをほかの艦橋と共通化しようとすると大変ですが、とりあえずは気にせずつくりました。



ズムウォルト型艦橋
ウィズビィと同じように、特殊な形状なので全体的な形のみを考えて作りました。





艦橋難しすぎ・・・ 週一回更新のペースを守れるようにがんばります。


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