大戦略パーフェクトのススメ

現代大戦略2007公式ホームページの「現代大戦略のススメ」から名前をもらい、大戦略パーフェクトシリーズを遊んでゆきます。

ヨーロッパ大陸・2005改3-18

2009-07-24 15:40:16 | マップレビュー(新戦略モード記事)
編成云々は2つ前のここを見ていただければと思います。

※94ターン目のトルコターンに一度フリーズしちゃったんで、セーブしていた94ターン目のロシアターン開始時からやり直しました。可能な限り同じ操作を行いましたし、戦況はほとんど変わっていないと思います。

アフリカ戦線
現在アフリカに向けて移動中です。とりあえず、護衛用の陣形を組んでいるところ。

ロシア戦線
キーロフ方面

トルコ陸軍が進撃→それを攻撃しようとロシア空軍が出撃→トルコ空軍が制空権を獲得しようと出撃→ロシア空軍が制空権を獲得しようと出撃…
とまぁ、こんな流れで91ターン目ごろにはキーロフ上空での航空戦が激化。敵は1,2ターンで空軍基地から補充を受けられるのに対し、こちらは3,4ターンないと空軍基地までたどり着けないので、ここでの空戦はトルコ側にかなり不利です。制空権の獲得はかなり難しいでしょうね。
そういうバランスにしようとした結果なので、うれしい面もありますけど。

…さて、どうしますかねぇ。とりあえず、制空権の獲得が難しいということを重視して、まずはキーロフまで退却することにしました。
今のまま攻撃しても損害に見合う成果を上げられるとは思えません。また、制空権については、長距離SAMの展開によってこの状況を打開できるかもしれません。そうだとすれば、攻撃は長距離SAMの展開まで待つべきでしょう。
そして、91ターン目に退却を開始しました。防衛はカザン方面から転進した2個旅団と、退却する部隊から無傷の部隊を抽出して作った1個旅団で、師団の態勢を整えて行っています。MLRSの援護下に陣地を作っていることもあり、そう簡単に突破はされないでしょう。

ただ、93ターン目、ペルミにかかる橋が復活。同ターンに破壊しましたが、戦車隊が多数渡ってきてしまいました。当然のことながら、橋の破壊は一時的には敵戦力供給を妨害できますが、永遠に妨害できるわけじゃなりません。あきらめてウファ攻略まで放っておきますかね… 今のところは出来る限り破壊するつもりですが。

カザン
カザン方面は非常に安定した状況です。自走砲部隊を引き抜いても1,2ターンなら何とかなりそうですし、ウファ攻撃の際にはここからも砲撃支援を行います。


ただ、94ターン目から95ターン目にかけて、上画像のように、ウファからの部隊が渡ってきました。配置の問題で最初に自走SAMが渡ってきている状況ですが、この後戦車などが渡ってくると危険です。そのため、予備の1個旅団を使って頭を押さえ、これ以上橋頭保が拡大されないようにしておきます。


アクチュビンスク方面
前ターンに敵部隊に発見されており、早速Su-34がこちらのK-9を攻撃してきました。まぁ、所詮1部隊ですので、たいした損害ではないですがね。そろそろ敵が南下してくる可能性がある、ということは覚悟しておくべきでしょう。偵察機とF-35Aをアティラウで増産させておきます。幸いこちらは敵空軍基地から遠いので航空戦で圧倒することも十分可能です。


そんなことを考えていたところ、91ターン目、上画像のように敵部隊が南下しているのを発見しました。敵味方の主力の距離は大体12ヘックス。理想としていた15ヘックスと比べるとちょっと近いですが、まぁ十分許容範囲のところで発見できました。
91ターン目の段階では推測にすぎないわけですが、多分前の機械化歩兵と、小都市に収納されている部隊(これも機械化歩兵でした)が前衛部隊、その後ろが主力戦車隊、そのさらに後ろは、主力戦車隊の続きか、砲兵部隊がいると考えました。

作戦案
今回は最前線に2個旅団、後方にはさらに2個旅団がいるためカザンでの戦闘と異なり、敵戦力を圧倒するだけの戦力を投入することができそうです。そのため、わざわざ後の先を狙うのではなく、先の先を狙ってみることにしました。
ちゃんとした計画は、敵がこちらの前衛を発見する直前の陣形はどのようなものか、ということが分からないと決められませんが、大まかな感じとしては下のようなものです。要するに、レウクトラの戦いに近い戦闘にしてみたい、というだけですが。

いつものように白枠1個は1個旅団、実線は部隊の行動です
・布陣

前衛は、機械化歩兵1部隊、対空車両2部隊、偵察車2部隊としました。前衛は横にばらけて布陣し、敵を待ち構えます。布陣場所は、トルコ軍主力が1ターンで救援に行ける場所です(主力との距離5ヘックスくらい)。
その後ろには、3個旅団を、2個旅団で前線を支え、その後方右翼よりに残りの1個旅団が展開するような態勢で布陣させます。
もう1個旅団使えるのですが、これは戦線の幅から言って使いづらいので戦果拡大 or 崩壊した戦線の立て直しに使うことにしました。
・作戦予定

前衛が横にばらけて布陣している場合、まずは横に展開して前衛を撃破後、敵主力と対峙する、というのが基本(だと思う)ですから、ロシア軍はここで横に展開し、こちらの前衛を蹴散らそうとしてくるはずです。ただ、敵の部隊規模からいって前衛を完全に殲滅はできず、そこで進撃がいったん止まるはずです。
その時を待って、こちらの主力部隊を進撃させます。進撃は、右翼の2個旅団は全力で突撃し、そこから左翼に行くに従って進撃距離を短くしていきます。前衛部隊は1ターンで主力の救援を受けられる場所にあるので、そのターン中に交戦状態になるでしょう。


この段階では、敵味方と主力が正面からぶつかる展開となっているはずです。
薄く展開した1個旅団しかいない左翼では、敵に押される展開となるでしょう。しかし、前線を支えていた1個旅団と、後方右寄りにいた1個旅団、合わせて2個旅団分の突破力を集中させた右翼では一気に敵戦線を突破して進軍できるはずです。そのため、上画像のように敵右翼部隊の側面、後方をつける位置へ機動することができると思います。
まぁ、この辺からはその時の状況に応じて行動していくしかないので詳しくは決めませんが。



・92ターン目
MiG-25Rが敵戦闘機につかまって撃墜されてしまいました。流石に敵制空権下への強行偵察はあの機体でも無理ですか… 一撃離脱的に偵察したり、護衛を伴って偵察したりする必要があるかもですね。
しかし、これでRF-4を含めこの方面に偵察機がいなくなってしまいました。生産しようにもアティラウの基地はF-35Aの補充で一杯ですし、そもそも生産から前線到着までにタイムラグがありますし… 当面は偵察車の大量生産で乗り切りますかね。


・93ターン目

見事なまでに綺麗に敵が分散しました。ただ、このまま右翼を突いて片翼突破するよりは、中央の最も薄い戦線を全力で突破し、敵を分断した方が効果的と思われる状況になっています。
何か、予想していたよりも敵の戦力が少ないですね。後方には第二梯団と思われる部隊がいますが、戦闘に参加できない部隊は戦力ではありませんしねぇ。わざわざ策を立てるまでもなく、正面突破→適宜包囲、で良かったかもしれません。
攻撃を開始した93ターン目には23両の敵戦車を撃破し、同時に中央を突破し後方に回り込もうとする態勢へと移行しつつあります。こちらの戦車の損害は14両。

あとは、チェリャビンスクの状況について。エカテリンブルク、ウファ、そしてアクチュビンスク北、全ロシア戦線に兵力を供給しているようです。今の勢いに任せて突き進むべきじゃないでしょうね。川を渡るんですから、その隙を突かれれば甚大な損害を被る可能性だってあります。
それよりは、後方に見える敵第二梯団を撃破する事を優先します。93ターン目現在、自軍より戦車数で勝る可能性が高い敵第二梯団相手に防衛戦を行うために、火力部隊(定数+鹵獲兵器4部隊)を前線に運んでいます。これを中心とした防御陣地ができればウファ攻略までくらいは十分持ちこたえられるでしょう。


・94ターン目

後1ターンあれば敵第一梯団は壊滅させることができます。しかし、次のターンには敵第二梯団との戦闘が開始されるでしょう。敵第二梯団は前ターンの索敵情報から戦車*8などを擁する部隊であることがわかっており、この方面に現在展開するトルコ軍は4個旅団、戦車*12などですから、戦闘陣形を間違えたりすると、負けはしないでしょうが苦戦は免れない規模です。
なお、チェリャビンスク上空に迎撃範囲枠がありますが、これはロシア軍戦闘機6部隊ほど(推測も含む)の迎撃範囲で、こちらの戦闘機隊が全力を挙げて戦闘すれば負けはしない程度の部隊と考えられます。

それでどうするかですが、まず、積極策には出れません。積極策に出る、ということはカルタルイ周辺で会戦を挑む、ということですが、ここになるとエカテリンブルクの空軍基地に近くなりすぎ、制空権の獲得が困難になる可能性が高いです。十分な準備なしに乗り込んでいく場所ではないでしょう。次に、戦場西の中都市、マグニトゴルスクを占領する必要があると思います。ここは、周辺で唯一弾薬補給ができる場所ですから。架設基地ができるまでは保持して自軍の補給場所としたいですし、それ以降も敵に弾薬補充をさせ辛くする、という観点からいえば保持しておきたい場所です。
これらのことを考えた結果、左翼をマグニトグルスクに配置し、右翼は現在位置に布陣するような、右下がりの斜行陣をした防衛線とすることにしました。突出部である左翼には火力部隊を配置し、大量の敵に攻撃されても防げるようにしておきます。

上のように行動した結果、マグニトグルスクは94ターン目に占領しました。ただ、次のターンには爆撃機によってマグニトグルスクは破壊されてしまいました。まぁ、こうなれば修復されても物資もなくなりますし、保持しとく意味はなくなります。結局、1ターンで退却してオルスクへ1,2ターンでいける位置に防衛線を作りました。

1ターンで上のようにそれなりに整った防衛線を整えることに成功。橋の南に見えるのは敵の第三梯団かもしれません。第二梯団の後方部隊、という可能性もありますが。
何か、今回は偵察車の数がカザンの時と比べて多いですね。このターン発見できているだけで3部隊、戦車の1/3くらいです(未発見の戦車も多いでしょうから詳しい比率は不明ですが)。資金が少ないと偵察車とかよりも戦車や自走砲などの正面兵器に予算を集中させ、資金が多くなると偵察車とかの支援兵器にも予算を割くようにもなるんでしょうか。


反省点とか
・レウクトラの戦いと現代戦の相違点
レウクトラの戦いの詳細はここでは書かないとして、レウクトラの戦いでのテーベの戦術というのは、敵を横に広く展開させることで局地的な兵力の優位を獲得し、それによって突破するもの、ということができると思います。
ただ、この戦術には、こちらの戦力が厚いところに、敵も戦力を厚く配備したらどうするのか?、という弱点があったと言えると思います。これは、その時代の主力が歩兵で、容易に兵力の集中や攻撃正面の変更ができない、という点があったために起きた問題でしょう。

しかし、現代戦の主力は機甲部隊なわけで、そんな問題をわざわざを起こす必要はないんですよね。敵を横に展開させたら、後は一番敵の防御が弱いところを突いてやればいいわけで。要するに、味方の分散→敵の分散→味方の集中、の流れそのものです。
問題点としては、味方が戦力を集中するときは敵も集中しようとするので、その点に対する対策をどうするか、というものですね。今回は1ターンで集中、突破が完了しましたから問題ないですが、もっと大規模になって数ターンかけて集中しないといけない作戦となると、この点に対する対策を考える必要があるでしょう。

新戦術、これも机上の空論的なところがありましたか… でも、これだけ戦訓があれば、何とか使える程度のものは完成させることができそうです。


ウファ攻撃

現在、左翼と中央から攻撃を行っていますが、進撃路に敵が大量にいることもあり、余り進撃できていません。後方の橋の爆撃も上画像のように自走SAMのZOCによって阻まれてしまいました。何度も試すつもりですが、しばらくの間は補給路破壊はできないもの、と考えるべきでしょう。
すると、決め手となるのはあまり敵がいないと思われる右翼からの攻撃でしょうか。色々とあって1個旅団を作り上げるのが遅れ、交戦を開始できていませんが…


イタリア戦線
戦線再編中。モナコまで迫っているスペイン軍と戦闘しつつ後方から部隊を移動させています。



フランス/ドイツ戦線
戦線再編中。なお、ベルリンは20部隊くらい工作部隊を投入して一気に修復しました。したんですが、95ターン目にロシアの弾道弾で陸軍基地が1個、収納していた6部隊ともに破壊されています。


93ターン目、ロッテルダムに英軍がヘリボーン作戦を発動。周りの建物すべてを占領されると陸軍、空軍基地に補給線がつながりますね。ちょっと気を付けとかなきゃ。



軍資金/相場5239791/76%?/70%52728656/70%5970963/70%?/70%
生産部隊
F-35A*2(91ターン目)
コブラARSV*1(91ターン目)
RF-4*3(92ターン目)
F-35A*4(92ターン目)
コブラARSV*2(92ターン目)
F-35A*4(93ターン目)
戦闘工兵*1(93ターン目)
K-9*1(93ターン目)
M-42*2(93ターン目)
ホーク改*4(93ターン目)
B-737*1(94ターン目)
コブラARSV*2(94ターン目)
AIFV*1(94ターン目)
戦闘工兵*1(94ターン目)
コブラARSV*1(95ターン目)
レオパルド2*2(95ターン目)
K-9*2(95ターン目)


ロシア戦線で対潜哨戒ヘリを良く見かけるようになりました。LAH氏のほうもこういうことがあったようですが、どういうルーチンによるものなんですかね?
僕としましては、対潜哨戒機や対潜哨戒ヘリといった兵器は対艦(潜水艦も含めて)攻撃用=海軍予算内の兵器、という位置づけになっていて、海軍基地がなくなった結果余った海軍予算が対潜哨戒ヘリに使われているのかな~、と思っているのですが(自衛隊でもこれらは海自の枠内ですしね)。


最新の画像もっと見る