大戦略パーフェクトのススメ

現代大戦略2007公式ホームページの「現代大戦略のススメ」から名前をもらい、大戦略パーフェクトシリーズを遊んでゆきます。

ヨーロッパ大陸・2005改3-20

2009-11-23 07:37:34 | マップレビュー(新戦略モード記事)
101ターン目~105ターン目
アフリカ戦線
現在2個軍団+2個旅団を運んでおりますが、よくよく考えてみますとアフリカ戦線に2個軍団も必要あるとは思えません。また、ロシア戦線に現在300部隊強投入しておりますが、敵は550部隊程度を保有していると考えられますので、300部隊強ではまだ十分な量的優勢が得られているとはいえない状況です。それに、スペインやイギリス攻略のためにもまだまだ部隊が必要です。そのため、ロシア戦線にできる限りの部隊を投入したいので、1個軍団を輸送艦ごと削除して部隊数をあけることにしました。
この削除で、合計部隊数は942から853部隊に。これでロシア戦線でも苦戦せずに戦えるくらいの物量を集めることが可能となりそうです。



ロシア戦線
やっぱり全般的に偵察車が増えています。資金が豊富になると偵察車を生産するようになるんですかねぇ… これ以降は電子戦機のないトルコが前線の行動を隠すことは不可能となるでしょう。まぁ、今は迂回作戦はやろうとしていないので問題はないですが。それに、迂回作戦をするときには攻撃をかけてトルコ軍の行動に気づいても動けないようにすればいいんですし。

キーロフ方面
火力部隊で敵を抑え込めているので特段問題はないです。よっぽど大規模な飽和攻撃をやられない限りこの戦線が破れることはないでしょう。一番安心して戦える戦線です。
ただ、抑え込んでいるだけじゃ勝てないのも事実。部隊行動の選択肢を広げるためにも後2個旅団はほしいところですね… ニジニ ノヴゴロドで2個旅団計18部隊を追加生産することにします。

全戦線で大規模航空偵察を103ターン目に行いました。その中のキーロフ方面の偵察結果です。

白枠で囲われた見慣れないアイコンの兵器は射程6の対空ミサイル車両"2K11 クルーグ"です。弾数が2とはいえ、普通の対空SAMよりは射程、火力ともに圧倒的に上なので注意する必要があるでしょう。他にこの画像で気になる点といえば、大型補給車が多い点が気になります。普段なら戦闘部隊が少なくてよかった、で終わる話ですが、今回のように対空ミサイル車両が近くにいる状況で、となるとちょっと怖いですね。これだけ大型補給車がいれば、COMが意図してなくとも偶然(?)に対空ミサイル車両の隣に大型補給車が来る可能性が高くなりますから。
赤線の意味は、カザン方面の偵察結果にて説明します。

この戦線に関して言えば、今まで通りで十分防衛可能、という事がわかりました。ただし、キーロフの北から山地を迂回してペルミへ回り込むルートはこの方面の主攻となるルートとなる可能性がありますから、編成中の2個旅団の編成は続行。この方面は隘路ばっかりで大兵力を展開させられる土地じゃないので5個旅団あれば十分でしょう。


カザン方面
100ターン目に行っていた反撃で敵第一梯団は撃破していたようです。101ターン目は前線に敵戦車がほとんどいませんでした。まぁ、火力部隊は撃破できていませんし、すぐ第二梯団が来るでしょうから油断はできません。
しかし、101ターン目に追加師団のうちの大半が集結を完了し、新たに3個旅団が使える部隊に追加されました。これをちょっとずつ前線の旅団と交代していきます。前線のは消耗していますし、疲労度もたまっていますので。

103ターン目の偵察結果、カザン方面のものです。

マップ中央左の白枠で囲われた部隊は対空ミサイル車両"S-400 トライアンフ"。ペルミ周辺の"2K11 クルーグ"何かとは比べ物にならないレベルに高性能で、脅威度の高いの兵器です。幸い前線に出てきてくれた(森に隠蔽させていた偵察車のZOCに引っ掛かった)ので、F-35Aで早急に潰すことにします。
また、もう1つの電子戦機のECM範囲内の白枠で囲われた兵器は、対地ミサイル車両"イスカンデルE"、しかも発射型です。弾数は1なのでさして脅威とはならないでしょうが、もしサマラ・ウファ戦線で索敵範囲外からメガヘックス攻撃を受けた時にはこれの存在も考慮に入れる必要があるでしょうね。
また、カザン方面(S-400の周辺)に関しては、ロシア軍砲兵が夜明けと同時に前進してきたのが気になります。砲兵の部隊数も、前進することも僕の予想を超えていました。

・全体的敵状について
ウファ方面で大規模砲爆撃を行っているせいかわかりませんが、ロシア軍主力は南方へシフトしているような気がします。2枚目の画像を見れば、南側のロシア軍部隊密度が半端ない高さなのに対し、北側はそれほどでもないのがわかるでしょう。
また、それに関連して、2枚の画像に書いた赤線について説明します。1枚目の画像を見ると分かります通り、エカテリンブルク西の山脈(ウラル山脈でしょうね、書かれてませんが)を越えてペルミやサラブルへ行く道は3本あります。このうち、2本は線路つき道路で、1本はただの道路です。このことと、エカテリンブルクと最前線の位置関係からいって、ロシア軍は部隊を送り込む時には主に赤線を引いた、線路付き道路の2か所を使っているのではないかと思います。上に書いたとおり、ロシア軍は南方へシフトしてますから、特に一番南の道路を良く使っているのではないでしょうか。
としますと、今度は北方が弱点となるはずです。ペルミの大都市2つはこのあたりで唯一弾薬補給ができる場所。ここを占領すればその南にいるロシア軍は弾薬補充が出来ずに最初こそ頑強に抵抗するでしょうが、一気に抵抗力を失って無力化できるはず… 問題は、ペルミはエカテリンブルクから15ヘックスくらいの距離にあるので占領下はいいけど保持できない、な状況になりかねないことでしょうか。それを逆手にとって罠を張り、ペルミ奪還に来た部隊を逐次撃破していく、というのも
面白いでしょうが。

この偵察を行った後、防衛計画を見直しました。別に偵察結果に影響されてのものではなく、試してみたい戦術の実験なのですが。確かに、敵砲兵の前進は脅威ではありますが、そのうち弾切れおこすでしょうし問題はないと思います。ヤバくなってきたら航空部隊で反撃もできますしね。
今までは攻撃しに来た敵を陣地前面で側面攻撃などを用いて撃破し、敵部隊を逐次撃破する、という方針をとっていましたが、今度は戦線右端と左端に陣地を作り、戦線中央を突破しようとしてきた敵を撃破していく方針に切り替えました。
パックフロントに似ているといえば似ていますが、全周防御陣地を複数作れるほどの部隊の余裕はないので防衛線の組み合わせで凹部を作り、そこをキルゾーンとする下の画像のような方式に。白線が1個旅団が構築する防衛線、○は火力部隊です。


実際の行動としましては、103ターン目、とりあえず上の偵察結果で取り上げたS-400をF-35Aで撃破しました。残しておいて万が一展開されたら危険ですから。


サマラ方面
101ターン目からウファへ砲爆撃を開始。損害は大きいですが、仕方がないことでしょうね。ここは何が何でも突破しなきゃいけませんから。

さすがにATACMS*8の砲撃は凄まじいものがあり、どんどん戦線が後退していきます。103ターン目には砲爆撃によってウファへの補給路も断たれ、攻略成功はまず間違いないものとなってきました。
問題は、ロシア軍主力がウファ周辺に向かっている中で、ウファを守りぬけるのか、という点。ちょっと前にサラブル周辺の攻防で分かったように、川に近い場所に防衛線を築くと敵の大攻勢にはまず耐えることができません。そのため、5,6ヘックス川から後退したところに陣地を築き、渡ってきた敵をたたく、というのが一番成果を上げやすい、と思うのですが、ウファの場合見ての通り、5,6ヘックス防衛線を後退させると今度はウファの防衛ができなくなってしまいます。
従って、ウファ攻略は敵の補充拠点を奪うためのものと割り切り、かつてのシリア戦線でのアダナのように破壊できる準備を整えたうえで放棄する、大損害を被るのを承知の上で川岸防衛線を作り、水際防衛を行う、のどちらかを選ぶしかありません。
今回は、敵の主力をここにひきつけられる可能性はなかなか魅力的であること、第二防衛線を(場合によっては部隊を増産して)作れば水際防衛に失敗しても何とかなりそうな地形であること、などから水際防衛策をるつもりです。

104ターン目、2S19 MSTA-Sがウファの陸軍基地から出撃しました。ロシア軍唯一(?)の移動後射撃可能な自走榴弾砲で、射程は4ですが、なかなか使いやすい自走砲だと思います。ただ、今までロシア軍砲兵は2S7 ピオーンばっかりだったのになんでわざわざ1部隊だけ生産したんですかねぇ…?


105ターン目、ウファの制圧は完了しました。ただ、突破には成功したものの機械化歩兵が追い付いていないので、占領には最低2ターンはかかりそうです。それまで戦車隊持ちこたえられるかなぁ…? 106ターン目に砲兵の射撃を受けるようなことがあれば一旦引いた方がいいかもですね。現状あまりに突出しすぎました。


アクチュビンスク方面
こちらもキーロフ方面と同じく安定しています。敵の主力はカザン・ウファ方面にいるようですからね。ただ、こちらはエカテリンブルク攻撃作戦時の主攻となるだろう戦線なので、1個師団だけでは突破はできてもその後の戦果拡大が望めない恐れがあります。LAH氏が改2においてチェリャビンスクで苦戦なさった前例もありますし、もう1個師団(35部隊)を追加生産しました。
そんなことを考えながら行った103ターン目の偵察。結果は下のようになりました。大規模な諸兵科連合部隊がアクチュビンスクへ向けて南下しています。

ロシア軍は西方から南方へ主力を移したんですかねぇ。偵察しといてよかった…、知らずにこの部隊の突入受けてたら慌ててバカなことしてたかもしれません。今までの防衛方法で守りきれるかどうかは怪しいものがあるので、戦線の後退を含めて防衛方法を見直す必要があるでしょう。

しばらくしたら来るであろう敵の大部隊に備える必要があります。こちらの場合は、基本的に戦線の横幅が狭く、陣地防御戦術が割と有効であることが今までの戦闘結果からわかってきました。なので、普通の陣地防御戦術を行って敵の攻撃を破砕するつもりです。
今までは機動防御を行うつもりだったので横幅の広い(=機動領域の広い)地域に布陣していましたが、今度は防衛線を構築する部隊数を減らすために横幅の狭い地域に布陣しなおします。そのため、103ターン目は3,4ヘックス防衛線を後ろに下げました。画像にしても意味のないような防衛計画なので画像はなしです。


エカテリンブルク・チェリャビンスク偵察結果

戦場の地形の影響もあり、大規模突破ができるような弱点は今回の偵察では見つかりませんでしたが、前回の記事で推測した通り、エカテリンブルク・チェリャビンスクの東はガラ空きに近い状況でした。この点に関しては事前推測が当たっていたので現在立案中の作戦案を考え直さずに済みます。



イタリア戦線
ベルンの確保にほぼ完全に成功。この後は2手に分かれてスペイン攻略作戦を行っていきます。1つは西進してボルドーを目指し、パリに進軍してきているスペイン軍を包囲する作戦、もう1つは南下してマルセイユを目指し、モナコにいるスペイン軍を包囲する作戦となります。イタリア方面軍団8個旅団のうち、5個旅団をベルンに送り、そのうちの3個旅団でマルセイユを占領、その後反転して5個旅団全軍でボルドーを目指す、といった形になるでしょうか。
その後は、改1、改2で通っていたボルドーからスペイン西側を突破するルートはトルコにはVTOLがないため使いづらいので、バルセロナを落として空軍基地を確保、続いて全方面で攻撃開始、という形になると思います。または、アフリカ方面軍の上陸後、アフリカを制圧し、そこから北上してマドリードを狙うか。
バルセロナを落とす時の作戦は…まぁマルセイユの基地を稼働させて損害補填を容易にしつつ、バルセロナへの補給路を断ってから攻撃、って感じになるでしょう。隘路と隘路に挟まれた都市群なので正面突破するしかないでしょうね。



フランス/イギリス戦線
101ターン目にブリュッセルの空陸軍基地が稼働。輸送機の到着とATACMSの陣地構築を待ち、104ターン目からATACMSとF-35Aの爆撃でイギリス攻撃作戦を開始しました。
イギリス攻略作戦
ブリュッセル、ロッテルダムを拠点にいつも通りの首都強襲作戦を行います。ちょっと違うのは、大陸側からATACMSを撃ちこんで支援できる点。とりあえず12部隊を用意し、手当たり次第に砲撃してイギリス軍が態勢を整えるのを遅らせます。それで消耗している間にF-35Aの爆撃で首都への道をこじ開け、占領。占領用の輸送機にはドイツ攻略で用いたA400Mと空挺部隊各1部隊を用いました。
ここで生産したF-35Aはその後のスペイン戦線での航空支援にも使います。スペインには空港が少ないので大量の機体でローテーションを組まないといけないでしょう。よって多数のF-35Aを生産、保有しておく必要があるわけで、"こんなに生産して後邪魔なんじゃないか"とか考えることなくF-35Aを大量生産できました。まぁ、生産数ほどは必要ありませんでしたが。


損害はF-35A*11機だけで104ターン目のうちにロンドン占領に成功。ロンドンはテムズ川河口から突破口を切り開くと異様に脆いです。川には自走SAMがいないために首都までの道は3,4の自走SAMと歩兵、それから重武装司令部を破壊するだけで切り開けますし、フランスやドイツとの航空戦で重武装司令部もSAMは弾切れ、耐久度も半分くらいになっている可能性がありますから。また、イギリスの主要な敵であるフランスが真南から航空戦を挑んでくる(これは改1,2の経験から)のも大きいのでしょう。それの対策として、自走SAMの主力はサウザンプトンのあたりへ展開するようで、どうしてもテムズ川周辺は手薄になっているのです。
この、ロンドンが簡単に陥落する状況は改めた方がいいかもですねぇ。改1、2とイギリスプレイだったのでこの点のバランス調整は出来ていなかったのかもです。


フランス進撃用意
イタリア方面軍のボルドー進撃作戦の開始と同時に、イギリスを攻略したドイツ・フランス方面軍も進撃作戦を開始します。フランスの占領と対スペイン西部戦線は主にドイツ・フランス方面軍が担当、マルセイユの攻略と対スペイン東部戦線はイタリア方面軍が担当します。
西部戦線で一番危険なのは周りに空港がなく、航空支援が難しいことですが、その点に関してはイギリス攻略時に大量生産したF-35Aとその前から使っていたF-35Aが計70部隊いるので、これを10部隊ずつ7個に分け、そのうちの2個は前線で航空支援、2個は次に投入する戦力として空軍基地と前線の中間あたりで待機、2個は損害を補填、最後の1個は総予備として空軍基地で待機、みたいな感じのローテーションを組んで対応しようと思います。10部隊の中の対空PACKと対地PACKの比率は…スペイン戦線ではCASが主任務となるでしょうし4:6くらいですかね。



軍資金/相場7447149/70%7537543/77%7765971/70%7925489/70%8175760/70%
生産部隊
F-35A*18(101ターン目)
コブラARSV*1(101ターン目)
レオパルド2*9(101ターン目)
AIFV*1(101ターン目)
戦闘工兵*1(101ターン目)
ATACMS*12(101ターン目)
大型補給車*3(101ターン目)
RF-4*12(102ターン目)
F-35A*2(102ターン目)
AH-1W*3(102ターン目)
レオパルド2*3(102ターン目)
AIFV*3(102ターン目)
戦闘工兵*3(102ターン目)
K-9*2(102ターン目)
M-42*1(102ターン目)
F-35A*16(103ターン目)
コブラARSV*5(103ターン目)
レオパルド2*3(103ターン目)
ATACMS*1(103ターン目)
M-42*2(103ターン目)
補給車*1(103ターン目)
大型補給車*1(103ターン目)
工作部隊*3(103ターン目)
F-35A*6(104ターン目)
コブラARSV*4(104ターン目)
レオパルド2*4(104ターン目)
AIFV*4(104ターン目)
戦闘工兵*4(104ターン目)
M-42*2(104ターン目)
補給車*2(104ターン目)
AH-1W*8(105ターン目)
コブラARSV*2(105ターン目)
レオパルド2*1(105ターン目)
K-9*5(105ターン目)

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