大戦略パーフェクトのススメ

現代大戦略2007公式ホームページの「現代大戦略のススメ」から名前をもらい、大戦略パーフェクトシリーズを遊んでゆきます。

新ブログ作成完了しました。

2008-08-30 12:29:40 | その他
夏休み終了までに形にしないといつできるかわからなかったので、かなり適当ですがホームページ用ブログを立ち上げました。とりあえずこちらのブログに乗っていたホームページ関連の記事を移動させ、カテゴリを整えた段階です。FC2ブログにまだ慣れておらず、慣れることから始める必要があるため、ちゃんとした形になるのはかなり後のことになりそうです・・・ 模試や定期テストなんかもあるため、そちらの勉強もしつつ気長にやっていくことにします。

これでこのブログはマップレビュー専用となり、ホームページの一コンテンツとなります。やっぱりマップレビューをホームページでやるのは無理だということに気付きました。

新ブログはこちら


短期間で一気に手を広げすぎた気もしますが、これからもよろしくお願いします。

大戦略パーフェクト 実験1

2008-08-11 07:46:55 | その他
LAH様この記事に乗っていた

弾道弾で貿易地帯は爆撃を繰り返してきましたが
そうするとCPUは工作部隊を大量に生産して対抗する様ですが
これにより基地の復旧は素早くされてしまいますが
地上攻勢・防御用の部隊が疎かになる様子。

という記事。ちょっと興味がわいたので実験してみました。

実験方法

  1. アーレイバークを改造して対地ミサイル"ASMP"を大量搭載できるようにする

  2. Color Worldを改造してブルーネ貿易地帯周辺のみにし、空港や港を都市に変更、2カ国首都などを追加したマップを作る

  3. 作ったマップに"1"で作ったアーレイバークの改造兵器を2隻追加

  4. BLUE(兵器追加したほう)で2回10ターン目までプレイする

  5. 1回目はどんどんASMPでREDの建物を破壊する

  6. 2回目は何もせず放っておく

  7. 10ターン目の段階で"ゲーム"→"プレイヤー変更"でREDも操作できるようにする

  8. REDのターンで部隊表、全滅部隊表を開き、生産していた部隊を記録する

  9. 2回分データを比べてみる






結果
1ターンに1か所破壊した場合(陸軍基地は破壊せず)
  • T-80U*4

  • BMP-3

  • BRM-3 ルィス*2

  • 2S25

  • 2S7 ピオーン*6

  • 9A52 スメルチ*2

  • イスカンデルE

  • 2S6M ツングースカ*4

  • 9K330 トールM1

  • 大型補給車*2

  • 海兵隊*2

  • 戦闘工兵*3

  • 歩兵

  • 民兵*3

  • 特殊部隊

  • 工作部隊*3



  • 何もしなかった場合
  • T-90U*6

  • BMP-3*3

  • BRM-3 ルィス*7

  • 2S7 ピオーン*5

  • 9A5S スメルチ*5

  • イスカンデルE

  • 2S6M ツングースカ*2

  • 9K330 トールM1*2

  • PT-2PM トポル

  • 大型補給車*6

  • 海兵隊*4

  • 民兵*3

  • 戦闘工兵*2

  • 空挺部隊*3

  • 歩兵

  • 特殊部隊*3

  • 工作部隊


  • 比較結果?
    破壊したプレイのほうが工作部隊の数が多いので、建物が破壊されると工作部隊を生産するルーチンは間違いなくあるようです。
    その結果、全体的に戦闘用部隊は少なくなっています。特に、T-80Uが3部隊少なくなり、弾道ミサイル"PT-2PM トポル"が生産されなくなっているのは、実際に戦ってみると戦闘結果にかなり影響するでしょう。なお、ピオーンが破壊されたほうが多いのはこちらの部隊が艦船しかいなかったため、対艦装備として生産されたのではないでしょうか。

    この実験はかなり限定された地域、条件での実験なので、実際のマップではこう上手くはいかないかもしれませんが、1つの方法として覚えておくと便利だと思います。
    (弾道/巡航ミサイルを使えば)こちらに損害なく敵の戦闘力増強を防げるのですから攻撃の下準備とか、防衛を楽にするためとか、いろいろな使い方ができそうです。

    改造マップ公開しました

    2008-08-03 07:52:40 | その他
    ヨーロッパ大陸・2005という256*256の巨大マップの戦略モード対応Verを公開しました。
    Color Worldが128*128ですからヨーロッパ大陸・2005はColor Worldより面積で4倍という広さです。楽しそうですが何がどこにあるのかわからないという状況もおきそうです。
    本当は一度遊んでから問題点を改良していったほうが良いのでしょうが、この広いマップを海上補給線なしで攻略する自信はないので最初に改良マップを作って、それから遊ぶことにしました。

    次の戦略モードマップレビューはこのヨーロッパ大陸・2005改にする予定です。

    マップ公開場所
    ↑でこのマップはダウンロードできます。もしバグ(?)等ありましたらご連絡ください。修正します。

    ホームページ公開しました!

    2008-07-06 17:34:52 | その他
    ずいぶん前からHTMLだけは作り続けていたホームページ、FC2ホームページで公開しました!
    サイト名は"Vom Taktisch"。名前の由来はクラウゼヴィッツの名著"戦争論(独語:Vom Kriege)"です。これをドイツ語機械翻訳でもじってこの名前にしました。和訳すると戦術論みたいな感じになるはずです。こんな大層な名前つけられるほどまだコンテンツないですけどね。
    ドイツ語は機械翻訳で調べたので、間違ってたら教えてください。

    コンテンツはまだまだ少ないです。何せテキスト入れて総容量約8MB(ブログは画像だけで約60MB)しかありません、しかもそのうち約4MBは自衛隊基地の写真です。でも、最低限の量はそろったので公開して、アクセス解析の結果や意見を見ながら発展させていけばいいんじゃないかな、と思っています。意見を集めるために、ホームページのトップには拍手ボタンを入れましたので、ホームページについてのコメントがありましたら拍手コメントか、この記事のコメントにお願いします。

    また、このブログはブログで3.0マップレビュー用を中心としたブログとして続けます。マップレビューはホームページよりブログのほうがやりやすいんです。向こうにもマップレビューのコーナー作りましたけど更新はまだまだ後のことになるでしょうねぇ、たぶん。

    ホームページについては大体こんなところです。これからも僕が管理するこの大戦略パーフェクトのススメとVom Taktischをよろしくお願いします。

    Vom Taktisch←ホームページへはこちらかブックマークからどうぞ。


    カテゴリーの変更

    2008-06-29 22:14:18 | その他
    現在作っているホームページの記事作成を簡単にするため、マップレビューに関するカテゴリーを変更しました。
    今まで
     ・ シャッフルキャンペーン
     ・ 既存設定
     ・ 専用設定
    の3つだったのを、
     ・ シャッフルキャンペーン
     ・ 新戦略モード
     ・ 旧戦略モード記事
    の3つに変更しました。

    シャッフルキャンペーンは前の通りの記事が入ります。
    Color Worldまでの古い記事は旧戦略モード記事のカテゴリーに入っています。
    そして、これから戦略モードでレビューを書く場合はすべて"新戦略モード"カテゴリーに入ります。

    "新戦略モード"カテゴリーでは、専用生産タイプや専用ルールを使うこともあるし、既存のタイプ、ルールを使うこともあります。
    マップ攻略の最初に生産タイプとルールを書いてからレビューを開始することで、今まででいう"既存設定"、"専用設定"の両方に対応できるようにしました。

    新戦車報道公開(防衛省技術研究本部)

    2008-03-06 16:28:44 | その他
    YouTubeの動画の入れ方がわかったので下に入れました。

    2月13日、TK-X(新戦車)の試作が完了し、報道公開されたそうです。書こうとは思っていたんですが、実力テストや学年末テストの勉強をしたりで忙しかったのでここまで遅くなってしまいました。


    TK-Xについて
    TK-Xは90式戦車より10t前後軽い40t級の車体に、90式戦車と同等以上の攻撃力、防御力、90式には無かったC4I(情報伝達・処理のシステム)を搭載した3.5世代戦車となるようです。外見は90式戦車に似て(=レオパルド2に似て)います。
    技術研究本部のホームページによれば、大きさは、全長約9.4m、全幅約3.2m、全高約2.3mと、90式戦車とほぼ同じです。重量は44tで、74式戦車より6t重い程度。第3、第3.5世代戦車中最も軽量な戦車となりそうです。
    2010年代には、アメリカで重量24tのMCS(初の第4世代戦車?)が配備され始めます。しかし、24tという重量は、海外にすぐに展開する必要があるアメリカ軍だから必要な重量であって、陸自の戦車をそこまで軽量化する必要はないでしょう。
    APS(アクティブ防護システム)の搭載や、装甲の取替えなどの小改良を続けていけばTK-Xでも十分だと思います。




    大戦略中のTK-X
    大戦略中では、昨年末に発売された現代大戦略2008から登場しました。(兵器詳細)
    90式戦車より価格は高くなっています(それでもレオパルド2A6よりは安い)が、主砲は、レオパルド2A6と同等程度の威力を持つ120mm滑腔砲になり、90式でさえ最高レベルだった夜間索敵範囲がさらに上昇(80%⇒90%)し、隠蔽能力が5から3へ向上しました。おそらく夜間索敵範囲や隠蔽能力はゲーム登場主力戦車中1位なのではないでしょうか。夜間、森の中などで待ち伏せしていればかなりの確率で先制攻撃できるはずです。実際、転戦モードで新戦車を3部隊使っていますが、機数が6以下になることは1回か2回しかありません。よほど変な機動をしなければ、全滅することはないと思います。




    3DCGは現在下書きで試行錯誤中です。今週中には何とか書きはじめたいと思っております。

    防衛省技術研究本部"最近のトピックス"http://www.mod.go.jp/trdi/topics/topics.html

    現代大戦略2008~自衛隊参戦・激震のアジア崩壊!~

    2007-11-17 16:25:20 | その他
    毎年末に必ず発売される"現代大戦略"シリーズ(今回は2008)のシナリオ、システムなどが発表されました。
    パーフェクト3.0と直接関係はありませんが、"現代"シリーズで登場したシステムはパーフェクトシリーズ(つまり3.0)にも登場する可能性が高いので、時々、このように記事を書いていきたいと思います。
    また、攻略マップもネタが尽きてきたので、現代シリーズのマップを攻略することもあるかもしれません。




    タイトル
    毎年、その年の時事を元にしたサブタイトルがつけられます(ちなみに去年はテポドン・核施設破壊作戦)。今回は"自衛隊参戦・激震のアジア崩壊!"となったようです。元ネタは自衛隊のISAF参加構想。サブタイトルとのつながりがさっぱりわからない…

    システム
    現代2008には"分岐型勝利条件"というシステムが実装されました。
    マップ攻略の途中で勝利条件が変わるシステムで、「作戦遂行に失敗したため、撤退戦に移行」「作戦目標を撃破したところ、新たな作戦目標が発生」というような状況が再現されることとなります。
    これがマップエディタで使えるのなら結構楽しい自作マップを作れそうです。

    シナリオ
    11個シナリオがあります(マップは20個くらい)。そのうち4つは過去にあった事件を基にしたシナリオです。
    それ以外のシナリオは
     中東や中央アジアに関するシナリオが3つ、
     北京オリンピックまで後1年だからか、中国に関するシナリオが3つ、
     恒例の朝鮮半島シナリオが1つ
    となっています。
    朝鮮半島関連シナリオは、毎作品恒例だった竹島奪回マップではなくなりました。その代わり北朝鮮が独力で韓国に攻め込んでくるシナリオとなっています。

    現代大戦略2008公式ホームページ

    「萌え萌え2次大戦(略)」応援キャンペーン

    2007-10-09 17:27:28 | その他
    『萌え萌え2次大戦』応援中!

     『萌え萌え2次大戦』応援中!

     『萌え萌え2次大戦』応援中!

     『萌え萌え2次大戦』応援中!








    ブログ用(中)と小サイズ3つに変えました。

    応援する理由
    大戦略シリーズでWWⅡのヨーロッパ、太平洋、両戦線を遊べるゲームって今まで(多分)なかったですよね。
    大東亜興亡史は太平洋だけだし(ヨーロッパは全部架空マップだったし)、アドバンスド大戦略はヨーロッパだけだし、空軍大戦略は両戦線を遊べたけど、空軍だけじゃやっぱり物足りなかったし。
    だからこの作品は期待しています。第二次世界大戦のゲームとして楽しめる作品にしてほしいです。

    防衛省・自衛隊の事業評価(平成19年度)

    2007-10-07 10:46:18 | その他
    防衛省・自衛隊の事前評価というのは、防衛省の持つ設備の整備や自衛隊の次世代装備の研究についての研究(整備)する目的、予定などのことです。インターネット上では、このページから各種政策評価書(PDFファイル)を読むことができます。
    今回は事前評価の中の"平成19年度 事前の事業評価"というものから気になった事業を取り上げてみようと思います。ちなみにこの事業評価は平成20年度から試作や工事を始める事業についてのページです。




  • 戦闘機搭載型電子防御装置


  • F-15に搭載できるECM装置の開発のようです。
    また、"F-15戦闘機に搭載し、航空阻止、支援戦闘等を実施する戦闘機及び自機等に指向する脅威レーダからの防御(略)"や"(略)脅威レーダの探知捕捉能力を低減する必要がある"という文面を見ると、自機の生存率を上げる、という目的の装備ではなく、電子戦機のような装備のようです。EC-1、EP-3は速度が遅いからもっと速い電子戦機がほしい、ということなのでしょうか。
    戦闘機を元に電子戦機を開発するのは非常によくあることなのですが、電子戦用装備は垂直尾翼につけることが多いと思います。左の画像を見ればわかりますが、この装備は増槽型です。結構珍しい装備品なのかもしれません。

  • 機動戦闘車



  • 装輪式で大砲(105mm低反動砲?)を積んだ装甲車のことだろうと思います。
    左の画像(とリンク先のPDF)は機動戦闘車の運用構想図です。上半分は離島に空挺降下してきた敵の撃破、下半分はゲリコマが立てこもった建物への突入支援を表しているようです。運用目的も、求められている性能も、普通のものだと思います。
    ところで、赤い仮想敵の軽戦車が右端で輸送機からパラシュート降下しています。今こんな空挺戦車を持つ軍隊ってロシア、中国、北朝鮮くらいだと思います。レシプロ4発輸送機は北朝鮮にはないですからロシアか中国を想定しているのでしょうが、どっちなんでしょうか?

  • 将来ネットワーク型多目的誘導弾

  • 96式多目的誘導弾の後継となる対戦車ミサイルの開発計画です。飛翔中に目的を変更できる、戦況や戦果の確認ができる、といった特徴を見ると、NLOS-LS(大戦略には戦車駆逐車として登場)のようなミサイルを作りたいのでしょう。参考図に描かれたミサイルもNLOS-LSのような感じです。
    参考図はこれですが、見てもよくわかりませんでした。

  • 多用途無人航走体



  • 無人 水上/水中 航走体です。無人航空機は入っていません。使用目的は不審船への警戒と各種テロ対策、機雷捜索などだそうです。今実用化されているものは機雷捜索だけ、とか偵察と(不審船などの)警戒だけ、というように細分化されているから、多目的に使えるこの装備品が実用化されれば世界で通用するレベルの無人体になると思います。


  • 先進技術実証機

  • 日本で作るF-22。ただ、炭素繊維などの新たな技術を使うことで運動性がF-22より高くなりそうです。使う部品は全部(?)国産。今まで日本が不得意だったエンジンも国産のものを使うようです。
    完成予想図はこれです。




    久しぶりにマップ攻略以外を更新できました。できれば自作兵器か自作マップを更新したかったのですが、この2つは書くのに時間がかかるのでまだかけません。

    21世紀前半のアメリカ軍

    2007-08-11 16:25:22 | その他
    アメリカ軍は新兵器をそこまで多くは開発しないようです。既存の兵器の改修による能力向上が基本となっています。
    また、テロの防止や地域紛争などに役立つ兵器や、機動性の高い兵器、多目的な兵器、無人の兵器の4種類の兵器が重視されます。
    上の目標を達成するために、小威力の武器や装輪車両、マルチロール機、UAVなどが開発されています。




    空軍
    ・有人戦闘攻撃機
    F-22・F-35A・F-15・F-16の4機種が運用される予定です。
    F-16、F-15は耐用年数の関係で後継機が開発されるかもしれません。

    ・無人攻撃機
    海軍のX-47B ペガサスのみ試験されています。艦載機として開発されており、これが成功したら空軍も導入する可能性はあります。
    また、MQ-9 リーパー攻撃型無人機という航空機が現在投入されており、これはMQ-1プレデターの性能向上型のような機種です。

    ・偵察機
    すべて無人型となります。RQ-4A グローバルホークとMQ-9 リーパーがハイローミックスで運用されるようです。

    ・爆撃機
    アメリカ軍の中で最も進化する機種です。B-52、B-1、B-2はほとんど退役し、新型爆撃機となります。"爆撃機戦力の45%は無人化される"とQDR(4年ごとの国防見直し案)2006に書かれてあることから戦闘機などと同じく、ハイローミックスになるのだろうと考えています。
    2018年から新型爆撃機が配備される予定です。
    B-1は2038年に耐用年数(機体寿命)を過ぎることとなるので、2018年~2038年にB-1の後継として配備される爆撃機(計67機)はハイローのローにあたる機種となると思います。
    B-52、B-2の後継として配備される爆撃機(計76機)はハイローのハイにあたる機種でもしかすると、ラムジェットかスクラムジェットエンジンを含む複合サイクル・エンジンを使った極超音速機(最高速度マッハ5以上?)となるかもしれません。

    これからの話は、僕の予想通りハイローミックスでの運用となることを前提として書かせていただきます。
    ローにあたる機種(以下B-3)はF-22のような整備のしやすいステルス技術を導入した亜音速のステルス爆撃機(F-22レベルのステルス能力を持つ)ということになると思います。
    前述した無人機を45%、ということを考えるとB-1の後継は爆撃機全体の約45%となるので、このB-3は無人機となるかもしれません(無人機になったらBQ-3となる?)。もし、無人機となるのならば戦闘攻撃機のところで書いたX-47B ペガサスを拡大発展させた形となるかもしれません。
    価格は有人型がB-1の1.2倍、無人型がB-1と同じくらいなのではないかと思います。

    ハイにあたる機種(以下B-4)は有人型(核を搭載しないならば無人型でもよい)の巡航速度マッハ2級の爆撃機が最も可能性が高いと思います。最高速度はマッハ5以上の極超音速となるかもしれません。
    B-2は亜音速のため危険が多い昼間の作戦はできませんでした。しかし、マッハ2以上で超音速巡航するステルス性を持つ航空機を撃墜することは今の防空技術ではまず不可能です。つまり、B-4は昼間でも作戦が行える、ということになります。このほか、亜音速機に対していろいろな利点があります。欠点は亜音速機よりステルス性が低いことです。
    ノースロップ・グラマン社の静粛超音速機(QSP)の爆撃機型案によると、滑らかな楔形の機体に水平尾翼と主翼がつないだ連結翼、可変する主翼全縁、機体の上に取り付けられたアクティブ式空気取り入れ口というような機体形状になるようです。これはソニック・ブーム(超音速飛行時に起こる地上で起こる轟音)を打ち消すための機体形状らしいです。
    エンジンはターボファンの可変サイクルエンジンが搭載が予定されているようです。極超音速を生むラムジェットを含んだ複合サイクルエンジンの搭載も2030年代の実用化ならばできるかもしれません。
    価格はB-2の0.8倍くらいに収まるという予想がCBO(米議会予算局)から出ています。


      21世紀のアメリカ空軍 参考資料:軍事研究2007年度全般

    陸軍
    FCS旅団とストライカー旅団で構成されることになるでしょう。
    FCS旅団はロボット兵器なども入った兵器群ですが、ほとんどの陸軍兵器が20t級とかなり軽いので、防御力に不安が残ります。しばらくは今のM1エイブラムスを中心とする部隊も残ると思われます。

    海軍
    艦載機
    F-35C、F/18E/Fが主力戦闘機で、早期警戒機としてE-2Dが搭載されるようです。

    CGM・DDX(ズムヴォルト級駆逐艦)
    ステルス性を重視した巡洋艦/駆逐艦。タンブルフォーム船型という船型を採用している最新の艦なのだが、素人目には波が高いところで行動できなさそうにも見えますが、軍事研究でもその他の本でもこのことには触れていないのでたぶん大丈夫なのだろうと思っています。
    DDX(ズムヴォルト級駆逐艦)には155mm電磁砲が搭載されるようです。そのほかSM-3、ハープーン、トマホークなどが搭載される予定です。

    ジュラルド・R・フォード級原子力空母
    ニミッツ級との違いは、アイランドがステルス仕様の小型アイランドになる、電磁式カタパルト、新型着艦拘束装置を搭載する、などで、2015年に1番艦が就役します。
    また、核燃料の交換を50年間しなくてもよくなります。アメリカの空母は50年程度たつと退役するので、核燃料の交換を就役中しなくてもよくなり、整備にかかる費用がニミッツ級より安くなります。

    LCS(沿岸域戦闘艦)
    地域紛争などの新たな戦闘では、沿岸域での戦闘が非常に多くなりました。そのため、沿岸域での戦闘を重視して作られた艦がLCSです。対潜能力は重視されておらず、対空・対艦能力を重視して作られています。
    排水量は2000tくらいとフリゲートと同じくらいの大きさの艦船ですが、通常のフリゲートなどに比べ、高速です。
    今ノースロップ・グラマン案:単胴船とジェネラル・ダイナミックス案:三胴船の2隻が試作されており、2007~8年度に完成する予定です。

    小口径機関銃
    CIWSなどの小口径機関銃が小型の船艇に対して有効だとして軍艦に多く搭載されるようになったようです。
    これはアメリカに限らず世界中でこのような動きが広まっています。

    21世紀のアメリカ海軍 参考資料:軍事研究2007年5,7,,9月号、別冊8月号

    ※海兵隊はよくわからないので飛ばします。

    巡航/弾道ミサイルなど
    敏速汎地球打撃システム(以下PGS)
    詳しいことはまだわからないのですが、アメリカ軍の中で最も早く敵に攻撃を仕掛けられる武器(システム)のことのようです。
    おそらく、
     ・二ミットマンIIIの改造
     ・トライデント水中発射ミサイルを通常弾頭にかえる
     ・極超音速弾道ミサイル(マッハ14~20)
     ・極超音速巡航ミサイル(マッハ6?)
    の4つからなると思います。
    上の2つは既存の兵器の改造、下の2つは新型のミサイルとなります。
    どれも1発当たりの価格はかなり高くなるはずです。

    JDRADM
    空対地・空対空両用のミサイルです。爆撃機・攻撃機の自衛用に搭載される予定のようです。詳しいことはまだまったくわかりません。




    形がまだ決まっていない爆撃機についての記述が長くなってしまいました。
    今現在の予定では、21世紀前半のアメリカ軍はこんな感じの兵器が活躍するはずです。

    自衛隊基地公開情報(8月編)

    2007-08-01 18:40:40 | その他
    2007/8/1追記
    在日米軍横須賀基地公開(ネイビーフレンドシップディ)の基地公開は10:00くらいから始まるそうです。


    8月中の自衛隊が基地を公開をする、演習をする、というようなイベントのなかで、今からでも間に合う(公募などがないと思う)イベントをまとめてみました。
    大戦略など現代戦シュミレーションをやっていると本物が見たくなってくると思うので、身近なところから、ということで自衛隊の基地を見に行くのも面白いと思います。




    詳しいことは<~自衛隊イベント>のところのリンクや、イベント名で検索サイトでの検索をしてみてください。

    <航空自衛隊イベント>
    8/ 5:千歳基地航空祭(千歳)

    8/26:航空自衛隊松島基地航空祭(東北地方)

    <陸上自衛隊イベント>
    リンク先を見るとわかるように、たくさんのイベントがあるようです。
    有名な富士総合火力演習はもう公募は終わったようです。

    <海上自衛隊イベント>
    8/3~5:第60回清水港祭り(清水市)
       
    8/ 5:赤レンガサマーコンサートin舞鶴(舞鶴)

    8/ 6:ノーザン・スピリット2007(小樽)

    8/25:ヨコスカサマーフェスタ(横須賀)
        潜水艦の公開などは応募しないとだめなようです。




    在日米軍
    8/4:ネイビーフレンドシップディ(横須賀基地)
        うまくいけば空母に乗せてもらえるようです。
        花火大会にあわせて行われるため、19:00ごろからはじまります。
     ※間違っていたようです。基地公開は10:00くらいから始まるそうです。

    こんなところでしょうか。
    かなりこむらしいので、早めにでたほうがいいでしょう。
    ただ、僕も自衛隊基地へ行くのは初めてなので、よくはわかりません。ほかのサイトで、気をつけること、持っていったほうが良いもの(デジカメなど?)などが書かれているのでそちらを見てください。
    思い出したら自衛隊の基地公開の情報を投稿していきたいと思っています。

    大戦略パーフェクト3.0追加兵器決定!

    2007-06-20 18:47:30 | その他
    自作兵器公表の前に今日の1時に発表された大戦略パーフェクト3.0追加兵器の結果を書きたいと思います。
    ただ、すべてを取り上げるのは大変なので、気になった兵器のみを取り上げます。

    大戦略パーフェクト3.0の詳しい情報はこちら

    航空兵器
    ・F-15FX、タイフーンJ
     空自がF-4の代わりに導入する戦闘機(F-X)の、候補となっている戦闘機2機種。
     タイフーンは2.0DXにも登場している欧州で共同開発されたカナード翼つきの戦闘機。
     F-15FXは確かF-15E ストライクイーグルの改良型。詳しいことはまったくわからず、いろいろ調べたのですが結局よくわからなかったです。
     ゲーム中では、F-4EJ改の後継なのですから迎撃能力付きのF-15Eとなるのではないでしょうか?
     そうなれば、初めてF-15E系統(F-15E,F-15K)で迎撃能力を持つことになります。

    ・X45-A
     米国の実験機。無人戦闘攻撃機の実証用航空機とした開発されました。
     人が遠隔操作することもできますが、普通は自律飛行するとのことです。
     X-45Aは無人戦闘攻撃機の概念実証をするために小型にした機体のようで、2機が製造されました。
     実験、実証はずいぶん成功したようです。

     この説明の部分は、Wikipediaを参考に書きました。

    ・P-X、C-X
     日本の新たな対潜哨戒機、輸送機です。開発費用削減のため、この2つは同じ機体を使うようです。
     P-Xはジェットエンジンを使った高性能な哨戒機、C-XはPKOなどに役立つ航続距離の長い輸送機となるらしいです。
     ちなみにどちらも国産の軍用機です。

    陸上兵器
    ・TK-X
     日本の新しい戦車です。最新戦車90式戦車より10tも軽くなり、火力、C4I能力は向上するようです(C4Iとはこれからの軍隊、兵器に必要ないろいろな能力の頭文字をとったもののことです)。
     現在の各国の戦車でも相当強く、日本の国情に合った戦車であることは間違いなさそうです。
    ・ムスダン
     最近の北朝鮮軍事パレードで存在が明らかになった(?)北朝鮮のミサイル。
     性能はよくわかりません。ごめんなさい。


    艦船兵器
    ・19DD
     日本の新型護衛艦。たかなみ級の後継だったと思います。
     ステルス性をずいぶん重視した設計のようです。

    こんな感じの兵器が3.0では追加されます。
    3.0が発売されたらこのブログで使う大戦略も2.0DXから3.0に変わります。