現代2009が届きました。プロテクトシステムのインストールのために再起動させられたりしてイライラしましたが無事インストール。
結局戦略モードはないようなので通常モードでアイランドキャンペーンのレビューをしようと思います。変更点は下の通り。
ルール:
通常ルールB(自作)
1ターン目~5ターン目 |
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現代2009初のレビュー。向こうのルーチンのレベルがつかめないので怖いと言えば怖いですね。
PF3.0のときは長期戦を狙っていったので今回は短期決戦を狙ってみようと思います。横の画像のように、空挺部隊を飛ばして陸軍基地や空軍基地を占拠、そこを拠点に進撃していく、という形です。
ルーチンのレベルを知るためにまずは補給線をなしにしているからこそできる戦法です。次のマップからは補給線をありにするつもりなのでこういうことはできなくなると思います。
3ターン目にマップ中央部の陸軍基地を占領。次のターンにはペトリオットPAC3と大型補給車を展開して侵攻の拠点としました。
また、マップ右の小島にある基地2つも占領したかったのですが、ここはCOM戦力が多そうだったので占領しませんでした。実際はそう多くなく、占領は十分可能だったみたいなのですが。占領しとけば一気に有利になったのですがねぇ、まぁもう一度C-130Hで空挺、っていうのも無謀ですから地上戦で奪い取るとします。
その代り左の小島にある空軍基地を占領。
5ターン目には地上部隊1個旅団が到着しました。最前線の陸軍基地で生産中の1個旅団と合わせ、2個旅団で地上戦を開始しようと思います。兵力は少なめですが短期決戦を狙うのならともかく突っ込んでいかねば。 |
軍資金 |
100000 | 12400 | 15296 | 16705 | 23852 |
相 場 |
100% | 100% | 100% | 100% | 100% |
生産部隊 |
F-15J改*4(1ターン目)
C-130H*2(1ターン目)
E-767*1(1ターン目)
RF-15J*3(1ターン目)
87式偵察警戒車*1(1ターン目)
新戦車*4(1ターン目)
89式装甲戦闘車*6(1ターン目)
99式自走榴弾砲*2(1ターン目)
工作部隊*1(1ターン目)
特殊部隊*4(1ターン目)
戦闘工兵*6(1ターン目)
ペトリオットPAC3*3(1ターン目)
補給車*2(1ターン目)
補給車*1(2ターン目)
89式装甲戦闘車*6(2ターン目)
戦闘工兵*6(2ターン目)
F-15J改*1(3ターン目)
ペトリオットPAC3*1(3ターン目)
大型補給車*1(3ターン目)
F-15J改*1(4ターン目)
EP-3*1(4ターン目)
RF-15J*2(5ターン目)
AH-64D*2(5ターン目)
新戦車*4(5ターン目)
99式自走榴弾砲*2(5ターン目)
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6ターン目~10ターン目 |
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7ターン目からが昼ですので、それに間に合うよう6ターン目はひたすら部隊増産。
偵察機からの情報によると、敵部隊は戦車を先頭に進んでいたものの我が軍の航空機によって先頭の部隊のみが足止めされたらしく、自走砲や自走ロケット砲が戦闘に来てしまっています。また、敵の主力は左翼の模様。
よって我が軍の左翼(=敵の右翼)を進むルートが最適に思われますが、マップ上の海には機雷敷設艦など艦船が何隻かいるのでどちらが楽なのかははっきりとはわかりません。
結局艦船と敵主力との正面衝突を避ける戦法として、
1、島の中央部へ1個旅団を突入
2-1、現在左翼にいる敵主力がこれを迎撃するために島の中央部へ移動
3-1、陣形が乱れた敵主力を1個旅団で撃破
4-1、敵主力のいなくなった左側の島を1個旅団が占領
2-2、敵主力が動かなかった場合、そのまま包囲殲滅
このような作戦を立てました。結果として敵は2-1のパターンに近い、戦力を2分して双方を迎撃しようとする作戦をとり、この画像の通りほぼ完全な成功を収めました。包囲されるのを防ごうとしたのか、航空機がいたので迎撃に向かったのかどちらかはわからないので思考ルーチンが進化したのかどうかは不明。しかし結果論から言えばこの段階での戦力の分散は愚策だったと言えるでしょう。電子戦機の索敵妨害でこちらの全容がつかめていなかったから起きた判断だと思います。
左側の島へ突入した一個旅団は敵第二梯団から攻撃を受けましたが、8ターン目にすでに陸空軍基地を占領していたこともあり防衛できました。
またここで新兵器BMPTとも交戦しました。能力を見ればかなり強く見えるし、偵察車としてはかなりの重武装ですが、大して強くないですね。9M120は攻撃専用です。それを生かして戦車で一気に間合いを詰めればただの30mm機関砲装備の偵察車になりますからすぐに撃破できました。後は逃げられないように一気に全滅させるだけです。 |
軍資金 |
23997 | 26783 | 28826 | 25548 | 32210 |
相 場 |
100% | 100% | 100% | 100% | 100% |
生産部隊 |
工作部隊*1(6ターン目)
補給車*3(6ターン目)
MLRS*2(6ターン目)
RF-15J*2(6ターン目)
AH-64D*2(6ターン目)
F-15J改*2(7ターン目)
AH-64D*2(7ターン目)
MLRS*2(7ターン目)
大型補給車*2(7ターン目)
F-4EJ改*2(8ターン目)
RF-15J*2(8ターン目)
AH-64D*2(8ターン目)
EP-3*1(8ターン目)
F-15J改*2(9ターン目)
F-4EJ改*3(9ターン目)
戦闘工兵*1(9ターン目)
F-4EJ改*4(10ターン目)
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11ターン目~12ターン目 |
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10ターン目のREDのターン、首都で生産された部隊がこちらの左翼に反撃を仕掛けてきました。偵察車が全滅寸前にまで追い込まれましたが、部隊規模は大したことがなかったので次のターンに楽に撃退。
まあ、戦車を先頭に諸兵科連合部隊を作ったこと、状況の把握が困難で敵の航空機の攻撃力が弱まる夜間に反撃を行ったこと、この2つは意図したものであれば思考ルーチンの進化といえるでしょう。
反撃を潰したあと、その勢いに乗って首都の攻撃を開始。11ターン目に首都の横に新戦車が移動したためか、敵はほぼ全軍をもって攻撃してきました。また、首都の生産機能はフル稼働していたようです(鹵獲した部隊が4部隊もあったから)。
首都防衛部隊は3部隊いましたが、12ターン目にMLRS4部隊の斉射で全部隊吹き飛ばして排除完了。その後空挺部隊(最初に使ったやつ)を首都上空で降下して首都を占領しました。
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軍資金 |
48269 | 74582 |
相 場 |
75% | 70% |
生産部隊 |
F-4EJ改*3(11ターン目)
戦闘工兵*2(11ターン目)
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思考ルーチンその他
思考ルーチンはまぁこんなものかなぁ、って感じです。
戦闘機と遭遇する回数はPF3.0のときより増えたと思います(見つけ次第片っぱしから落としてましたが)し、首都には
このような部隊が(9ターン目)常にいて、ガラ空きということはありませんでした。陣形についても、最初のうちは戦車が前方にいる形ですし、それなりの諸兵科連合部隊を使ってきていました。
ここらからルーチンの進化はまず間違いないと思います。
しかし、新ルール地上部隊3部隊スタックのルールを使った突破力はすさまじいものがあるので、十分に準備された攻勢を陣地防御によって対処することはほぼ不可能になっています。防御側は地雷等で時間を稼ぎつつ側面から攻撃するなどの機動防御を行わないと守り抜くのはかなり難しいです。
今回は航空部隊が囮となった形なのか何なのか、敵の主力をおびき出すことに成功したため、遅滞行動も機動防御もできずに敵の戦線は一気に崩壊したようです。
なぜおびき出されたのかと言えばCOMが制空権を握っておらず、情報優勢を獲得できなかったからでしょう。電子戦機で索敵を妨害され、航空機だけが見えていた状態だったからこそ対空火器のみを前線にあげ、戦車等は後方に下げる(これらの行動は推測)、という行動をとったんだと思います。
これらのことから、やっぱり資金配分をもっと空軍に傾けたほうが強くなるんじゃないかと思います。このマップで海軍がやったことなんてRF-15Jを1部隊撃破したくらいですし、こちらは全く生産してませんし、やっぱり海軍の資金をもう少し空軍に回した方がよさそうです。
あと、攻撃のほうのルーチンは反撃の隙を与えないつもりで攻め込んでいったので、よくはわかりません。それなりに進化はしているんじゃないでしょうか。
マップ攻略後何度か調べたのですが、
・地上部隊の3,4ヘックス前に航空機を移動させる
・敵の地上部隊は常に電子戦機で索敵妨害をする
・絶えず偵察機などで敵状をこちらが把握する
この状況で戦闘を行おうとすると、
- COMの索敵範囲内に航空機を移動させ(要するに敵部隊に隣接させる)、
地上部隊はCOMの索敵範囲外(建物の索敵範囲も考える)に移動させる
- COMからは航空機しか見えないため対空火器を前面に出し、その他の部隊を後方に下げる
- 地上部隊が突撃して対空火器を撃破する
- 航空機と地上部隊でその他の部隊は攻撃する。対空火器がないため航空機でダメージを与え、地上部隊でとどめをさす、という流れで撃破していく
こういう流れで先頭を進めることができます。これができれば損害はかなり少なくて済みます。今のルーチンの中でこれはかなりの弱点かもしれません。
※ 急いでレビューを書いているため、HPのほうのマップレビューコンテンツからアクセスできるようになるのはしばらく後のことになりそうです。