大戦略パーフェクトのススメ

現代大戦略2007公式ホームページの「現代大戦略のススメ」から名前をもらい、大戦略パーフェクトシリーズを遊んでゆきます。

ヨーロッパ大陸・2005改3-12

2009-05-21 19:15:58 | マップレビュー(新戦略モード記事)
61ターン目~65ターン目
対シリア戦線

61ターン目、錬度BのMiG-25*4部隊にキプロス上空のF-35Aが襲われ、2部隊が全滅してしまいました。シリア空軍の切り札ですなぁ、こいつら。登場が遅かったのは、今までバクダット攻撃部隊のほうに配備されていたのを、F-35A発見の報告を受けて地中海側に移動してきた、という事情からかもです。
F-35Aを追撃してアンタレア北東あたりまで出てきたところをF-16で攻撃して1部隊撃破しました。部隊はすぐに生産し直せても錬度Bまで上げるのはかなり大変でしょうから、これはシリア空軍にとってはかなりの痛手になるのではないでしょうか。

そういった戦闘を行っている間に地上部隊は順調に進軍してアダナ周辺に進出できました。しかし、アダナ周辺の敵部隊に見つかった次のターン、大量の敵機が海を越えてアダナへ移動を開始。ちょうどF-35Aの制空戦闘第2回目を行おうとしていたので、これらを使ってアダナ周辺に向かってくる敵機を迎撃することに。ヘリや攻撃機などろくに対空戦闘ができない兵器とF-35Aの戦いですので一方的に戦果をあげています。
そうしてアダナに向かう敵機をF-35Aなどで抑えている間に地上部隊はアダナへ突入。そのままマラトヤから南下する部隊と共同でアレッポを目指して進軍しています。


対ロシア戦線
サマラ戦線

前回居場所が不明といった敵偵察車ですが、仮設橋を使って側面に回り込んでいたようです。これが戦車とかだったら危なかったですね。まぁ偵察車ですし、索敵情報を送ってもらうために攻撃はしないで置きましょう。

上の画像でもある程度分かるとおり、前回から引き続き行っている陽動作戦は初めての試みの割にはかなり順調です。
62ターン目現在、サマラの北に布陣する部隊はT-80U*1、2S25*1、9A52 スメルチ*2、2S7 ピオーン*1、特殊部隊*1くらいとなっていました。当初15部隊近くに戦車がいたことを考えるとかなりの部隊を南へ引きずり出したと言えるのではないでしょうか。

敵部隊も少なくなってきましたし、そろそろ頃合いだろうということで62ターン目からカザンからの本攻撃を開始。陽動もうまくいってたし、かなり楽に勝利出来ると踏んでいたのですが、(まぁ楽には勝てましたけど)COMの行動に結構焦った作戦経過となりました。その分、現在ルーチンを相手取る時の注意点など、そういった戦訓もたくさん得られました。
作戦経過の前にまずは作戦概要の説明から。

62ターン目の敵状

行動時にわかりやすいよう部隊を大まかに区分しました。味方部隊についての解説は省略します。
・R-1部隊
アクチュビンスクから出撃して、B部隊を攻撃しに来ている部隊。今作戦で相手取る気はないので橋を破壊して無力化しました。
・R-2/R-3部隊
陽動に引っかかってくれたり、積極的に敵を求めて攻撃しに行ったりしたことでサマラ攻防戦には参戦しないと思われる部隊。包囲後周りにいる部隊を使って殲滅予定。
・R-4部隊
サマラを防衛している、または陽動に引っかかりはしたものの場合によっては戻ってくる可能性のあると思われる部隊。本攻撃ではこれを撃破してサマラを占領することが最初の目的となります。

作戦概要

B部隊が進撃して敵の注意を南に向けつつ、主攻を担当するA部隊が南下してサマラを占領する、というのが概要となります。
B部隊の進撃は、サマラ陥落後に敵部隊が逃げられないように逃げ道をふさぐ意図もあり、作戦発動前にやっておきたかったのですが、サマラに近づきすぎると危険なのでできませんでした。

作戦経過
B部隊は9部隊の攻撃ヘリと4,5部隊の戦車の火力を存分に生かし、5,6部隊の敵戦車隊を一気に突破して北上。A部隊も63ターン目にロシア軍に発見されて奇襲ではなく強襲になってしまったりしたものの、大した問題はなく南下。
2か所で戦線が破れたため敵戦力は最後まで2分され、有効な対策が打てなかったようです。少数で移動してくる敵部隊を順次撃退するだけでサマラまで進軍できました。これは陽動というよりは、どちらかと言えば2か所での同時突破がもたらした影響ですかね。


ただ、A部隊が63ターン目に発見されてしまったためでしょう、上画像のようにウファから戦車隊が西進してA部隊の背後を脅かす場所への進出を開始。敵が突破口を切り開くと同時に予備部隊が突破口の封鎖を狙う、見事な機動防御戦術です(上手くいけば)。

包囲するつもりが逆包囲されていた、という最悪の事態には陥りたくないのでD部隊から兵力を一部(レオパルド2*2など)引き抜いて防衛にあたらせました。
そして、一刻も早くサマラ駐留軍を撃破してウファからの部隊に備えなければ、と思い、64ターン目からサマラを狙える部隊全てで総攻撃を開始。64ターン目にサマラを占領し、その後も大量の敵部隊を撃破できています。65ターン目までにシズラニ以東の制圧はほぼ完了、サマラの占領と確保はほぼ確実なものとなったと言えるでしょう。

なお、結局次のターンこのウファからの部隊は進軍を停止し、大事には至りませんでした。何で停止したんでしょうね? 正直あの場面でさらに進軍してくるようだったらA部隊の進軍は停止してウファからの部隊を迎撃させようと考えていたのですが。ダンケルクでの失敗をさらに致命的にしたような感じのミスですなぁ。

上で書いたとおり、65ターン目にはある程度掃討が終わったので、カザン周辺から攻撃に参加させていた2個旅団を引き揚げさせることにします。最近、カザンへエカテリンブルクやチェリャビンスクで生産された部隊が向かってきていて、防衛がちょっと苦しい状況にあるのです。なるべく早く引き上げてそちらにしっかりとした防衛線を構築せねば。

今回の作戦について、気づいた点とか反省点
・気づいた点
1、基地防衛ルーチン有り(?)
陽動作戦中、2S7 ピオーン*1と歩兵*1がずっとサマラの建物の上から離れませんでした(移動もせず)。ただ、A部隊が北からサマラへ迫ると、A部隊の迎撃にこれら2部隊は移動しました。
もしかすると、程度ですが、今のCOMには全力出撃→その隙に空挺部隊などで基地を占領される、なんてことを防ぐことくらいはできる基地防衛ルーチンが入っているのかもです。

2、基地同士の連携
かつてワルシャワ包囲戦を行った時、キエフから救援部隊が来なかったことを上げ、"基地同士、部隊同士が連携して防衛戦を行う必要がある"的なことを書いた記憶があります。
それがある程度実現されています。今回の作戦では、ある基地を攻撃するとその他の基地が側面を脅かすように進軍してくる(たまたまそうなったのかもですが)ので、進軍を続けるべきかどうか迷うような場面も何度が出てきました(その一番危険そうな例が上にあげたウファ駐留部隊の側面進出)。

3、陽動作戦について
初めて陽動作戦というのをやってみたわけですが、うまく使えばかなり便利な戦術となると思います。陽動作戦によって敵の戦力の分散を図れること、敵の予備兵力を少なくできることの2つは今回の作戦で確認できました。防衛時、予備兵力は突破された後戦線の穴を埋めるのに使われるため、予備兵力を削れれば突破はやりやすくなるはずです。
ただ、今回の場合、敵は内線作戦の形をとって布陣していました。この場合、敵はこちら(外線作戦をとる側)よりもすばやく兵力を移動することができます。こういう場合は予備兵力を引き離したところですぐに戻ってくる可能性があるのであんまり意味はなかったかもです。こういう場合は多方向から同時攻撃することで戦力の分散を図る方が効率がよさそう。

・問題点
1、奇襲は電子戦機なしでは成り立たない
かなり根本的な問題ですね。しかしかなり重要です。電子戦機なしでは、COMは色々な方角へ偵察車を移動させているようで、たとえ陽動作戦で敵を基地から引き離していたとしても、奇襲は成り立たないようです。電子戦機ありでも奇襲はかなり難しいと思うので、奇襲よりも、強襲だがこちらの部隊規模の判断を誤らせる、ということに重点を置いたほうがよさそう。

2、側面の防衛をおろそかにし過ぎた
おかげで63ターン目のウファの部隊の突入には焦りました。SSA社が包囲対策で入れたのか、それとも他のために入れたのかは不明ですが、ともかくルーチンの中に入っているらしい第二梯団生産ルーチンがかなり鬱陶しいものとなっています。
今回の作戦から言えることは、攻撃時には2個旅団以上の部隊の連携が必須である、と言うことです。例えば、横陣を敷いて正面から攻め込む場合、左右の旅団との連携を保ち、相互に援護することで敵が側面を攻撃しようとするのを防ぐ必要があります。また、突破作戦時には、突破を狙う1個旅団のほかに、後ろにもう1個旅団を連れて行き、側面の援護と突破口の確保をする必要があります。そういうことをしなくて済むのは隘路とかの両翼を地形に任せられる場所のみのようです。
これはこれからの攻撃作戦において絶対に忘れてはいけない戦訓となるでしょうな。

3、役割分担の失敗
今までの画像を見ていただければお分かりになると思いますが、サマラはヴォルゴグラード、アティラウ、カザンなどに囲まれた、ロシア軍戦線の突出部でした。
こういう突出部を潰すためには、付け根2か所から攻撃して、包囲するのが基本でした(今になってみれば)。だとすれば、陽動を行うのは突出部の先にいる部隊で、主力となるのは付け根にいる部隊のはずです。
今回のように付け根にいる部隊(B部隊)が陽動を行うのは間違いだったわけですね。本来は敵部隊を包囲し、撃滅するのが主目的のはずが、サマラの陸軍基地を占領することを重視しすぎてしまいました。

・編成について
ちょっと前に編成を変えたばかりです。しかし、この編成は以前の(COMのルーチンが昔のときの)戦術をよりやりやすくするためのもので、昔のルーチン相手では十分な戦果を発揮できる編成なものの、今回のルーチン(第二梯団の生産、部隊の積極化…)に対応できるものではありません。
僕としてはそれらにも対応できる、と思っていたのですが、実際問題として対応できなかった以上、新しく考え直さねばいけないでしょう。新編成とそれに付随する戦術を一から考え直しはじめています。
COMの戦術はある程度ソ連の戦術に近いようなものがある気がします。そのため、それに対応して発展した戦術であるエアランドバトルを調べてそれを元にした新編成を作成する予定。それまでは今までの戦術と、正面攻撃で攻撃していくしかないでしょうな。
とりあえずサマラ攻撃が大体終了しました。参加部隊の損害は結構大きかったので、戦力再編時に新編成へ移行することに。新編成はもう考え終わり、再編を開始していますがそれについての記述はそのうち、再編が終わったら。

ワルシャワ、ビリニュス戦線

ケーニヒスベルグ、ワルシャワを占領中。ワルシャワの建物はもう物資もなくなり、抵抗する戦力もいない、という状況のようです。66ターン目から歩兵による占領を開始できると思います。ワルシャワを占領、そのままドイツ攻略作戦の準備に入りたいところです。その場合はベルリン、廃墟と化していますから復旧のために工作部隊たくさん用意しなきゃ。

なお、鹵獲兵器はMi-24*2とスメルチ*1のみ。見当はずれもいいとこですが、新米部隊が錬度C以上がほとんどの精鋭部隊に育ったことを考えるとまぁよしと言っていいのではないでしょうか。少なくとも、やった意味がなかったとは言い難いと思います。
なお、鹵獲兵器2種については、Mi-24は移動速度がちょっと遅いのが難点ですが、トルコ軍唯一の汎用ヘリとして機械化歩兵の援護に使えるし、スメルチは射程6とMLRSより長いのでこれを生かせばかなり使えるはずです。


対イ戦線
62ターン目に1個師団の編成完了、配置につき次第攻撃開始。とする予定だったのですが、基本編成の変更が決まったので65ターン目から再び再編成。
前までの編成を元にした編成なので手間はあんまりかからないと思います。次記事には多分攻撃を開始できるでしょう。


事前情報なしで攻撃するわけにもいかないので63ターン目にRF-4*12による大規模偵察を開始。上は65ターン目の画像です。
予想していたような半島を埋め尽くす大軍がいるわけではないですね。フランス攻撃に使われてたりとかその辺で陸軍は出払っているのでしょうか。これだったら攻略は結構楽そうです。



軍資金/相場 ?/??/?2325680/70%2453387/70%2529043/70%
生産部隊
コブラARSV*4(61ターン目)
AH-1W*1(61ターン目)
レオパルド2*1(61ターン目)
F-35A*2(62ターン目)
RF-4*15(62ターン目)
レオパルド2*1(62ターン目)
コブラARSV*4(63ターン目)
レオパルド2*1(63ターン目)
M-42*1(63ターン目)
F-35A*9(64ターン目)
コブラARSV*1(64ターン目)
AH-1W*1(64ターン目)
レオパルド2*1(64ターン目)
F-35A*5(65ターン目)
レオパルド2*2(65ターン目)


サマラ攻撃作戦に関するメモを見てこのレビューを書いたわけですが、ウファからの部隊に退路を断たれそうになる前と後ではずいぶん書き方が違いますなぁ。前では作戦の完全な成功を前提としているような表現が多いのですが、後では作戦自体を否定するような表現がほとんどになっています。
成功に終わることがほぼ確実の現在の視点で見ると、その時のメモの字の崩れ具合とかに焦りが見えてなかなか面白かったです。まとまっていない文章ですが、このときの焦りとかその辺を少しでも分かっていただけたらと思います。

ヨーロッパ大陸・2005改3-11

2009-05-08 18:26:25 | マップレビュー(新戦略モード記事)
 サイトのほうの更新、GW中に結局できませんでした。申し訳ないです。土日までにはアイコンを作ってF125型フリゲート、公開する予定です。

前回はカザンで戦闘があり、シリア戦線では作戦の修正が行われましたが、今回は前回立てた方針の準備段階なので非常にゆったりとした5ターンとなりました。

56ターン目~60ターン目
対シリア戦線
部隊編制

2個師団の編成を急いでいます。幸い、今までシリア軍と戦っていた部隊がある程度いるのでそんなに編成に時間はかからないと思います。
とりあえず2個旅団ができれば一応戦線の維持と押し上げは可能となるので、どちらの師団とも、2個旅団が編成された段階で攻撃を開始します。

また、上画像の通り、F-35Aによるキプロス上空航空撃滅戦も開始。第一陣はF-35A*12、第二陣は同*6です。戦闘経過は、アダナ上空で1戦、キプロス上空で1戦、これでAIM-120が尽きるので、その後はアンタリアでヘリを攻撃したりしながら帰還、って感じですね。被害は今のところF-35A*3機のみ、戦果は…しっかり調べてないのですが多分ヘリ5部隊にSu-24*1部隊、MiG-25*1部隊くらいは撃破したんじゃないかと思います(ヘリの撃破部隊数が不明)。
つまり、3ターンの交戦で与えた被害は18000くらいってことになりますね。6000/ターンくらい、シリアの収入が22000程度であることを考えると十分続ける価値はある戦果なんじゃないでしょうか。F-35A*24~30ほどを用意して、絶え間なくキプロス上空に送り込んでやろうと思います。


対ロシア戦線
カザン戦線

前回は結構激しい戦闘があったため、今回は傷ついた部隊の補充に専念します。エカテリンブルクまで突き進んでもどうせ敵に押し戻されるだけでしょうから。

また、モスクワで編成していた最後の旅団が編成を終えたので、これをカザンに移動させます。これをカザンの防衛に使い、前回カザンを占領した旅団がサマラ攻略の本攻撃を担当させる予定です。

サマラ戦線
敵空軍がいない状況下でのMiG-25Rは撃墜されることがまずないので本当に便利ですなぁ。サマラ上空に燃料の許す限り張り付いて敵状を探っています。ただ、S-300とかの長距離SAMの存在が怖いですが。


56ターン目、上のようにサマラにいる部隊がカザン方面に動き出しました。サマラの北にいる部隊(戦車隊)は多分ウファで生産された部隊ですね。55ターン目にカザンにある空港を1つ占領しきれなかったことが原因だと思います。つまり、その空港からの索敵情報で動いたのでしょう。
作戦修正の必要ありかと焦りましたが、空港を占領した次ターンでは、この画像のようにまた戦車はサマラへ戻っていました。ただ、警戒はしているのかサマラの北に布陣しています。

59ターン目、F-35Aの爆装タイプ7部隊でウファとサマラを結ぶ道路のうち、丘陵や林を通る部分を爆撃しました。作戦発動時にウファで生産された部隊に邪魔されないようにするためです。この5ターンであった主な戦闘はこれくらいですかね。積極的には仕掛けていかなかったですし、敵もしかけてこなかったですから。

なお、今回の作戦は陽動作戦の演習的な意味もあるので、常にアティラウから3部隊ずつRF-4を飛ばしていき、毎ターンの敵の配置をできるだけつかむようにしています。アティラウの空軍基地が使いづらくなりますが、敵状が分からなくなるよりマシってものです。
そうしていたところ、58ターン目に、サマラ上空に張り付いているMiG-25Rからサマラ陸軍基地の下にある大都市にS-300PMUが1部隊移動状態でいる、という情報が得られたため、これをF-35Aの爆装型で攻撃、4機に減らしました。2ターン後、どうやらこの長距離SAMは陸軍基地に収容された模様です。この収容は、サマラの陸軍基地が生産をやめ、収容部隊に空きが出たから起きたものと考えております。油断や過小評価は禁物ですが、悪い情報でないことも確かでしょう。
…そういえば、LAH氏のほうでも確かこのあたりに長距離SAM配置していた記憶がありますねぇ。何か条件を満たす地域なんでしょうか、この辺。


60ターン目、状況はこんな風になっています。59ターン目のSSと比べていただければわかるとおり、部隊が南方に動き始めたことがわかります。画像右下に見える1個旅団が59ターン目、敵に発見されたことが原因でしょう。
56ターン目からずっとサマラの北に陣取っている戦車隊も南下する動きを見せ始めました。

ただ、我が軍を発見したはずの偵察車が行方不明… どこに行ったんでしょう? 機数6の戦車の西にある林にでも隠れたのかと思ったのですけどそこにもいないし。わざと攻撃はしてなかったので撃破はしていないはずなのですがねぇ。何かしらで解散されちゃったり、我が軍を索敵範囲に捉えられないヘックスへ移動しちゃったりしているとなると厄介化おです。その場合はもうちょっと近づいて敵をおびき寄せる必要がありますね。
まぁ偵察車1部隊の有無が勝敗を分けるわけでもなし、気にせず動くことにします。敵の索敵範囲が広いことはこの場合、我が軍にとって有利にこそなれ不利にはなりません。
このあと、1個旅団は左にある湿地帯のあたりに陣地を築きました。敵部隊はまとまっておらず、前衛は2~3部隊ずつの小部隊にわかれてしまっているので、待ち構えていれば各個撃破することができるはずです。ただし全滅はさせず、敵に索敵情報を送ってもらうことでさらに次の部隊をおびき寄せる役割を果たしてもらいます。その後、本攻撃と同時に前進、敵を拘束して退却しづらい状況を作るつもりです。
目標としては、出来ることならサマラの右にいる戦車4部隊、これをおびき寄せたいところですね。あれらさえいなくなればサマラ攻撃はかなり楽になると思います。60ターン目に多少ですが南下はしているので、あと数ターン粘ればもしかするとしっかりと南下してくれるかも…?

なお、ヴォルガ河を挟んで布陣する1個旅団、これは陽動攻撃の準備が終わってませんので、まだ何もできません。というより、敵の数が多いため、最後まで消極的な行動しかできないかも。下手に突っ込むと敵の砲兵からの射撃で壊滅寸前に陥ること間違いなしですし、この方面。
54ターン目などの画像と見比べてみると、どうやら西進している部隊みたいですね、このシズラニのあたりにいる部隊って。間違ってペンザの先にいる半個旅団が敵に姿を見せてしまったため、それを全滅させようと動いているのでしょうか。ある程度は索敵範囲外に脱出しても追いかけてくるのですか…(汗) 今回のルーチン、そのターンの索敵範囲だけで動く、というルーチンではないのでしょうか。

もし、陽動作戦が失敗に終わった場合は、64ターン目、この攻撃に参加する予定の3個旅団に加え、サマラ防衛を担当する1個旅団とサマラ西方を防衛する半個旅団を加えた4個旅団強でサマラへ多方向からの同時攻撃を仕掛けます。これでも包囲したときよりと同等か、それよりちょっと少ないくらいの敵部隊を撃破できるでしょう。それなのになんで包囲するのか、と言えばもちろんルーチンが進化したときのための演習(と、趣味)ですね。

これらのCOMの動きから判断した結果をちょっとまとめてみました。
・ 敵部隊を見つけるとすぐに動く
決断(?)は本当に早いです。つまり、ある程度の規模の敵部隊がいる場所を攻撃する場合、敵の索敵範囲内の入る=敵と交戦、ということになります。攻撃ルートをしっかり選定すれば奇襲は成功する、という今までの対COM戦の常識(改2のワルシャワ包囲戦などから)は通じなくなったわけですな。
考えてみれば、モスクワ攻撃時に西方から執拗に攻撃してきた部隊、シリア戦線で突如として集まってきた部隊、カザンで全力で抵抗してきた部隊、すべてこの特徴から来たものなのでしょうね。
今回の場合、こちらが陽動ということを企てているため、(今のところ)このルーチンは悪い結果になる可能性が高いですが、制空権がなく収入も少ないため、まともに戦えば勝機はほとんどない以上、見つけた部隊に動かせる部隊をとりあえず動かして各個撃破を狙おうとする、という機動はかなりいいルーチンなんじゃないかと思います。見つかってから敵が動くまでが長かったですからねぇ、今までのCOM。

・組織だった行動はしない
モスクワ攻撃時もそうだったのですが、敵部隊を見つけると周辺にいる部隊が勝手に発見した部隊に見つかっていくため、前線同士が離れていたり、敵が機動力を持っていたりすると簡単に各個撃破されてしまいます。これはちょっと問題だと思います。
攻撃を仕掛けるときは、いったん敵とちょっと離れたところに仮の前線を築き、そこに攻撃参加兵力を集めてから攻撃を開始するべきではないでしょうか。なお、仮の前線を築く場所は、砲兵の射程の関係から僕は5~10ヘックス敵の最前線と離れた所に築いて攻撃準備をしています。
ただし、じゃあ偵察車*1とかそのレベルの部隊ではそんなことをする必要は特にないわけで、これをルーチンに組み込むとしたら、バランス感覚みたいなものは必要だと思いますが。そこがルーチン化する時の難しいところかもです。

アクチュビンスク戦線

サマラで攻撃に出ることを決定したので、こちらはアクチュビンスクに今いる部隊をそちらへ移動させないようにすることが目的となりました。まぁ、とりあえずは隘路から出てきた敵を各個撃破しています。

本来は、時々反撃に出ないと後で攻撃に移る時に大変なのですが、そこまでの戦力の余裕もないですし、アティラウの周辺に敵戦力を集まってくれればばそれは側面からアクチュビンスクを攻撃しやすくなる、ということですので、原則反撃には移りません。

ワルシャワ、ビリニュス戦線

ここまで来たら負けることなんて絶対ないと言い切れますね。ワルシャワ駐留部隊との戦闘で傷ついたため、補充中だったキエフ駐留旅団も60ターン目には再攻撃の準備が整いました。61ターン目から攻撃開始予定です。そのため、ワルシャワも次かその次のレビューくらいでは落とせる可能性も出てきました。
その他の場所では、毎ターンちょっと被害が出たりはしていますが着実に掃討中です。

出来ることなら、ケーニヒスベルグでロシア艦船を鹵獲したいですねぇ。上手くいけばイギリス攻略にかなり便利だと思います。


あと、この戦線に影響ありそうなこととしては、補給線断絶の影響でロシアが弱くなったためか、ドイツが北欧に進出しているようです。とはいえ、勢力を伸ばしたドイツもロシアの弾道弾の影響でベルリンにしか補給線は届いていないのですが…(上画像) ドイツ攻略はかなり楽そう。


その他
バルカン半島では全く動きがありませんでした。ブカレストで編成中の師団の編成は半分くらい終了。特筆すべきことはそのくらいでしょうか。


部隊数について
今編成中の師団はウィーンとブダペストの計2個師団です。この2師団を編成して、多分部隊数は限界になるでしょうね。しかし、イギリス攻略用の艦隊とか、アフリカ上陸用の艦隊とか、ロシア攻略後に部隊を輸送するのに使う戦車トランスポーターとか、その辺を考えるとあと50は部隊生産枠が欲しいところ。予期しない敵の攻撃にも予備枠があれば対応できますしね。
シリア戦線が終われば使っている2個師団を1個師団にまで減らす予定なので、その分を使ってイギリス/アフリカ攻略用の艦隊とかを作りますか。あとはロシア戦線でもエカテリンブルク攻略に使っている2個師団を1個師団にまとめる、っていう手もありますね。

今回、部隊生存率今までになく低くなりそうだなぁ… もしくは計画を修正してイギリス上陸はなしにしましょうかねぇ。その場合、後半移動する必要のない部隊が多数出てきそうですが、それは今までも同じなので別に問題ないですし。イギリス上陸なしなしなら師団単位の部隊削除はしなくて済みそうです。
できれば部隊生存率を敵によって撃破された部隊のみの集計と解散とかでいなくなった部隊も含めた集計と2つを出してほしいところです。



軍資金/相場 1753930/70%?/?1823574/77%?/?(5)/(5)
生産部隊
RF-4*6(56ターン目)
F-35A*10(56ターン目)
レオパルド2*3(56ターン目)
K-9*2(56ターン目)
AIFV*4(56ターン目)
戦闘工兵*4(56ターン目)
M-42*2(56ターン目)
コブラARSV*2(56ターン目)
工作部隊*1(56ターン目)
RF-4*3(57ターン目)
F-35A*8(57ターン目)
B-737*1(57ターン目)
AH-1W*4(57ターン目)
レオパルド2*5(57ターン目)
補給車*4(57ターン目)
AIFV*8(57ターン目)
戦闘工兵*8(57ターン目)
M-42*10(57ターン目)
コブラARSV*7(57ターン目)
RF-4*3(58ターン目)
S-70*6(58ターン目)
AIFV*1(58ターン目)
戦闘工兵*1(58ターン目)
特殊部隊*3(58ターン目)
コブラARSV*4(58ターン目)
M-42*2(58ターン目)
MLRS*2(58ターン目)
RF-4*3(59ターン目)
F-35A*4(59ターン目)
B-737*1(59ターン目)
AH-1W*18(59ターン目)
RF-4*9(60ターン目)
AH-1W*1(60ターン目)

ヨーロッパ大陸・2005改3-10

2009-05-01 22:39:41 | マップレビュー(新戦略モード記事)
※ 新編成師団云々っていうのは前記事と合わせて読んでください。そっちに詳細は書かれていますので。

51ターン目~55ターン目
対シリア戦線
・近況

マップ隅を工作部隊が高速移動で進撃(?)中。しかし、53ターン目に敵空軍の攻撃を受けA400Mが3部隊も撃破されてしまったうえ、今まで敵がいなかった場所に敵が現れ、道路の敷設が難しくなるなどかなりヤバイ状況となりました。その後も敵部隊がどんどん南下。増援も当然間に合わず、失敗に終わってしまいました。これだけすばやく反応するのでは、第二陣を送り込んでも同じ結果に終わるでしょう。シリア、粘りますねぇ… 今度はうまくいくと思ったのですが。
…ブログレビューに使う攻略でこんなに失敗ばっかりしてていいんだろうか……(汗)

それで、次の作戦なんですが、今度は小細工(首都強襲)に頼らず、正攻法で行こうと思います。今まではともかく、今回は大量の部隊がいるからっていつまでも面倒くさがってちゃ先に進めそうにないです。

第四段階作戦
まず、トルコがシリアと比べて勝っている点というとどこになるでしょうか? 基本的には、陸軍兵器の質、海軍の有無、ステルス機の有無、圧倒的な収入、この4つがあげられると思います。これに地対地ミサイルの有無、っていうのを加えてもいいかもしれませんね。逆に、弱点というと地の利、物量(部隊数制限と、あとは面倒くさいので操作できる部隊数がどうしても少なくなるので)の2点では劣っています。
強敵シリアを脱落させるためには長所を最大限に生かし、短所を補う必要が当然のことながらあります。

まず、敵を消耗戦に引きずりこんで収入の優劣を生かすことにします。使うのはキプロス島。といってもここを占領するのではなく、この上空に空軍を送り込むことで、敵の空軍を引っ張り出して、そこを叩いていく、というものです。空港や空軍基地の物資には敵はあまり余裕がないので上手くいけば各個撃破できるでしょう。
使うのはMiG-25を効率よく撃破するためにAIM-120が必要なこと、携行弾数は2は欲しいこと、この2点から言ってF-35Aですかね。高いですけどこれを大量投入できるくらいの収入は今のトルコにならあります。
また、基地や大都市の爆撃による収入や生産部隊数の低下も同時に行っていきます。これもステルス性の点からF-35Aが主力でしょうか。

次に、陸軍の質を生かすべく、バクダット、アンカラで1個師団ずつ生産して、隘路をなるべく通りつつ(物量の差を覆うため)進軍します。部隊数が本当にヤバくなりますが、これをやらないといつまでたっても脱落させられそうにありません。
当面の目標としては、まずアレッポを落としたいですね。このとき、F-35Aを使って補給線の破壊とかも行いたいと思っています。
あとは、そのままダマスカスまで一歩一歩進軍して占領、という流れを予定しています。

今までと比べれば地味ですが、下手に小細工に頼ると失敗するのは前3回の失敗からわかっているのでこの計画でゆっくりと押し込んでいきます。準備は基地に収容されている部隊数の関係で56ターン目からとなります。


対ロシア戦線
モスクワ周辺
・カザン攻防戦(51ターン目~)

前回非常に強力な戦車隊の存在が確認された地域。自走砲とか対空SAMが出てくるかと期待しながらターンを送ったわけですが、確認されたのは上の通り、50ターン目のよりちょっと強い程度の戦車隊。多分後方の戦車トランスポーター*1、戦車*2が51ターン目に増強された部隊だと思います。
上空直掩も自走SAMもいない部隊なら爆撃し放題、ということで爆装F-35Aを差し向けて空爆。そのままこの部隊を全滅させ、同時にガラ空きだったカザンを占領する予定だったのですが…

52ターン目になると今度は南方へ部隊を差し向けてきました。T-80U*3、BMP-3*1、2S7 ピオーン*1、9K79 トチカ*1、ちょうど6部隊ですから、51ターン目にカザンで生産した全部隊を投入したのでしょう。BMP-3に歩兵が搭載されてないのも生産したばっかりだからでしょうね。
この方面の1個旅団はガラ空きのうちにカザンを占領しようと行軍速度を上げていたのですが、これによって無血占領は不可能になりました。改2までのCOMは、敵がどこにいるかにかかわらず、きまった場所へ部隊を動かし続けていたような印象があったので、この行動には驚きました。
2.0DXのときはそんなに感じませんでしたが、DSP3.0、特に現代2009の発売のちょっと前あたりからはすごい勢いでルーチンが進化しているような感じがします。気のせいなのでしょうか?

COMのぎりぎりでの行動の変化に驚きはしましたが、投入できる戦車数ではこちらのほうが上のため、このSSを撮った後、戦車の突撃などでこの6部隊を撃退。
その後、次のターンにはT-80Uと2S25など4部隊が、その次のターンにもT-80UとトールM1など6部隊が…、と毎ターン6部隊弱の部隊が突入してきました。毎回レオパルド2が1部隊、集中攻撃を受けて大打撃を被ったものの、全て撃退して55ターン目にカザンを占領。航空機の補給場所として重要な拠点を手にしました。
COMは激しい抵抗をしてくれたものの、戦力は圧倒的にこちらの方が優勢で、負ける心配はほとんどなかったため、ゆとりを持って戦えました。このくらいの緊張感での戦いが一番面白いですね。抵抗のない戦いはつまらないですし、負ける心配のある戦いっていうのは終わってから思い出すと面白かったなぁ~、って感じですが戦っている最中は不安であまり楽しめないですから。

なお、鹵獲品はT-80Uが2部隊に2S7 ピオーンが1部隊。カザンの防衛を担当するのは最初にカザンのロシア軍と交戦した1個旅団ですが、この旅団は激しい戦闘によって戦闘可能なレオパルド2は3部隊にまで減ってしまっています。この状況での戦車2部隊はかなりありがたい鹵獲品です。さっそくサマラから北上してくる部隊の迎撃に向かわせました。

カザン駐留軍の抵抗は、カザンの陸軍基地が自走砲の射程に入っているような状況で行われたので、戦車や戦車駆逐車だけでも十分な脅威となりました。そのため、無抵抗なら52ターン目には制圧、次のターンには占領できたはずの都市の占領が55ターン目にまでずれ込みましたし、被害も戦車隊3部隊が前線行動が不可能になり、その他の部隊にもそれなりの損害が出ました。
通常の都市攻略戦よりはるかに面白い戦闘でしたが…欲を言えば、エカテリンブルクから空軍を持ってくるか、もっと多くの自走SAM、長距離SAMなどを使って制空権を確保しようと足掻いて欲しかったですね。ただ、空軍に限定して言えば"温存した"ともいえるわけで、エカテリンブルク攻略のことも考えると一概にCOMの判断ミス、とは言い切れないかもです。

サマラ、アクチュビンスク攻撃作戦
・状況
前回大敗を喫したサマラーヴォルゴグラード戦線では、敵の追撃によってついに戦車は1部隊(10両)にまで減ってしまいました。危険な状況ですが、後方から増援の戦車5部隊などが来ているので戦線崩壊という事態にはなりませんでした。
それより重要なことは、この敵の追撃によって作戦の決定にかなり影響する戦訓(?)が得られました点です。それは、現在のCOMは主武装の弾数が切れるまで視界内に敵がいる場合は攻撃してくる、ということ。これは、現在使用を予定している電撃戦(2)(前記事参照)には必須とも言える条件となっています。すぐに引き返したり敵を見つけても追ってこないようでは陽動は成功しませんから。

・偵察結果

51ターン目に偵察機*12をアティラウとモスクワで生産、サマラ、アクチュビンスク方面の夜間強行偵察を行いました。このあと3ターンも同じように偵察を行い、敵の進路などを調べています。

上画像は54ターン目の偵察画像。敵部隊、増えすぎじゃないだろうか(汗) 10ターン前は敵は全くいなかった記憶があるのですが。
一々○○駐留軍だの呼ぶの面倒くさいので、とりあえずサマラ周辺にいる部隊にはS(サマラ)部隊、アクチュビンスク周辺にいる部隊にはA(アクチュビンスク)部隊と名前を付けておきます。
さらに細分化して、S部隊の中で北上してカザン方面へ移動する部隊をS-1部隊、西進する部隊をS-2部隊、南下してヴォルゴグラード方面へ移動する部隊をS-3部隊、A部隊の中で南下してアティラウ方面へ移動する部隊をA-1部隊、西進する部隊をA-2部隊と呼ぶことにします。

仮名称を付け終えたところで、各部隊、戦線の詳細を確認開始。
まず、S部隊について。
気になるのはS-3部隊(南下)に比べてS-2部隊が多い点。この方面は半個旅団が防衛についているのみですから主力がここに来る場合は対策を立てる必要があるでしょう。それ以外は事前の予想通りといった感じですな、驚くようなことは特にありません。
もう1つこの画像から読み取れる点として、S部隊の一番北に赤枠で囲まれた注目部隊、と書かれている部隊(T-80U*4です)があります。これは燃料が50ちょっとしかないことも考えると、おそらくウファから移動してきた部隊でしょう。すなわち、第二梯団の生産が始まったと考えられるわけです。とすると、包囲を狙う際は第二梯団対策が必須となってきますね。

次にA部隊について。
主力がA-1、サブがA-2といった感じの兵力配分でしょうか。まぁ誰であってもそう配分するでしょうし、要するに妥当な配分でしょうね。ただ、僕としては部隊の一部を西進させた(=A-2部隊がいる)ことに驚いています。基地と基地の間は無防備かと予想していたのですが。
部隊生産の点では、何か歩兵がいつもに比べて多い気がしますが、これは戦場周辺が山岳地帯だからでしょうか? 現に山を越えたと思われる歩兵もいますしね。
山岳地帯における歩兵って敵の戦線を突破したあと、もう敵はいないだろう、って時に突如現れて建物を占領したりしてくるから結構鬱陶しい存在です。

これら(簡単ですが)敵の分析を踏まえて、現段階での敵陣地の弱点を考えていくと、まずサマラ、アクチュビンスク両基地の間があげられるでしょうね。防衛しようという意思は見られますが、やはり基地そのものと比べると防衛体制はかなり貧弱です。ここを突破してやればどちらの基地も半包囲の態勢に持ち込めるため、かなり有利となると思います。
また、サマラの北、クイビシェフ湖の東のスペースも弱点に挙げられます。この画像ではまだ敵が保持していますが、次のターンにカザンを我が軍は占領したため、カザンを拠点に南下することでサマラを北から襲撃できるのです。

・作戦計画

上の偵察を踏まえて立てた作戦計画は上の通りです。南から陽動、北から本攻撃、というのが基本的な流れとなります。当然、このあとは包囲された形となるサマラで生産された部隊を撃破していきます。ここまで成功したら、東進してアクチュビンスクを包囲、アクチュビンスクを占領するつもりです。

陽動攻撃に関しては、初めての試みなためどのようにやれば成功するのかよくわかりませんが、敵の最前線にいる部隊を戦車2部隊程度で襲撃、全滅はさせずにこちらの存在をロシア軍に教え、敵の主力をおびき寄せる、といった感じにするといいのではないかと思っています。おびき寄せた後は敵の索敵範囲ギリギリに下がって、さらに前進させ、また索敵範囲ギリギリに下がって…といった感じでサマラから引き離していくつもりです。あとは、対空SAMとかをおびき寄せるために航空機も同じようにやる必要があるかも。
本攻撃に関して注意することとしては、攻撃開始とほぼ同時にウファとサマラを結ぶ道路を制圧し、ウファからの増援を断つことでしょうか。ウファーサマラ間の遮断とサマラの占領のそれぞれにどのくらいの兵力を割くかはまた後で決めます。

ワルシャワ、ビリニュス攻撃作戦
51ターン目からミンスクの占領を開始。攻撃を行った1個旅団とその間ウクライナを防衛していた1個旅団は、損害の補充と同時に新編成のものへと変更します。これで師団制を採用している場所で旧編成のものは1つもなくなりました。あとで戦術研究のページも書き変えなきゃ。

組織だって行動しているのはワルシャワ駐留軍だけみたいです。とりあえずはワルシャワさえ落とせば後はしばらく放っておいても大丈夫そうです。最終的には、部隊鹵獲のためにどんどん占領していきますけど。

55ターン目の状況は上の通り。ほとんど進んでないのは今回は部隊の再編と補充を中心に動いたからですね。

バルカン半島、ウィーン
対独戦線
ワルシャワ占領も可能な状況となり、そろそろ本格的に対独戦の計画を練る時期となったと言えるでしょう。ドイツ軍がどこに主力を向けているかによって攻撃計画は変わってきます。しかし、どんな作戦をとるにしろ、ウィーンに1個師団は必要なので、とりあえずウィーンに新編成師団1個を編成して配置しつつ、偵察を行って作戦計画を決めていくことにします。

対伊戦線
対ロ戦から引き抜いた1個師団がブカレストに集まりだしました。これを新編成1個師団に編成し直して、イタリア半島で使う主要戦力とします。
イタリアは今まで通り首都強襲で落とすつもりだったのですが、これに使う部隊はシリア戦線から持ってくることを考えていました。しかし、肝心のシリア戦線があんな(↑)状況ですので、首都強襲は行わず、1個師団で正面から押していくことにしました。



軍資金/相場 1294566/70%?/??/?15341430/70%1638172/70%
生産部隊
RF-4*12(51ターン目)
AH-1W*3(51ターン目)
レオパルド2*6(51ターン目)
AIFV*3(51ターン目)
戦闘工兵*3(51ターン目)
コブラARSV*3(51ターン目)
MLRS*4(51ターン目)
M-42*8(51ターン目)
RF-4*12(52ターン目)
工作部隊*2(52ターン目)
補給車*3(52ターン目)
大型補給車*2(52ターン目)
RF-4*9(53ターン目)
S-70*3(53ターン目)
特殊部隊*9(53ターン目)
戦車トランスポーター*4(53ターン目)
レオパルド2*4(53ターン目)
工作部隊*2(53ターン目)
補給車*2(53ターン目)
KC-135*2(54ターン目)
戦車トランスポーター*4(54ターン目)
レオパルド2*2(54ターン目)
工作部隊*2(54ターン目)
補給車*2(54ターン目)
特殊部隊*2(54ターン目)
AIFV*2(54ターン目)
戦闘工兵*2(54ターン目)
F-35A*2(55ターン目)


面白くなってきたので(主にロシア戦線が)一気にプレイして一気に書き上げました。完全に臨戦態勢の敵と正面からぶつかるのはやっぱり面白いです。策の練り甲斐ありますしね。
ただ、シリア戦線のこと考えると気が重くなってきますけど… いつまでかかるのやら…