大戦略パーフェクトのススメ

現代大戦略2007公式ホームページの「現代大戦略のススメ」から名前をもらい、大戦略パーフェクトシリーズを遊んでゆきます。

ヨーロッパ大陸・2005改3-19

2009-08-29 15:52:28 | マップレビュー(新戦略モード記事)
こっちの更新、1カ月以上していませんでしたね… 申し訳ありませんでした。
それで、MODも公開したことだしMOD入れてプレイ…としたいのですが、ゲーム途中でMOD入れると(たぶん大丈夫ですが)MODの種類によってはヤバいし、途中でゲームバランスを変えるのもなんか嫌なので改3は現代2009風(現代2009化MODの適用と同じ)データで遊びます。
改4ではMODを入れて遊ぶつもりですが、その時には現代2010も発売されているでしょうし、現代2010化MODと各種自作MODの適用によってデフォのDSP3.0のバランスなど影も形もなくなっているような気がしてならないです。それでも適用して遊びますが。

96ターン目~100ターン目
アフリカ戦線
何かに使えるかと思って残しておいたシリア戦線で使った航空機、航続距離の問題でアフリカまで運ぶのはかなり面倒くさいと分かったので削除。結果940あった部隊数が850部隊ほどに。90部隊くらいいたんですねぇ。自分が作ったものながらその数に驚きました。
また、北アフリカの偵察中に、MiG-25Rが98ターン目にやられました。敵の制空権下の偵察だとやっぱり苦しいですねぇ。偵察機は使い捨て的な用法しかないのでしょうか。



ロシア戦線
カザン、キーロフ戦線

96ターン目、上画像のように2本の橋が復活。破壊しようと思ったのですが、どちらもできませんでした。MLRSは橋を射程内に収めるところにいては被害が大きすぎ、1ヘックス後ろに下げてしまっていました(この時初めて気付きました)し、爆装F-35Aは爆撃のたびに敵の強力な防空火力で全滅してしまっていましたし… さらに言いますと(画像は面倒くさいので載せませんが)橋の後ろには3部隊ほど工作部隊がおり、破壊してもまず間違いなく修復されてしまうのです。この工作部隊は、ずいぶん前に実験した"破壊された建物が多いと工作部隊を多く作るように"ってやつでしょうか。
橋を破壊して敵の戦力供給を断つのは有効な手段ですけど、過信は禁物ですな。せいぜい態勢が不利な時の時間稼ぎにしか(時間を稼げる、って言うのが重要な局面はもちろんありますが)使えないでしょうね。


そんなわけで、敵部隊の渡河を防ぐことはどうやっても無理そうです。96ターン目は粘れるかと思ってこれまでの防衛線を維持し続けましたが、やっぱり橋があっては敵の部隊が多すぎ被害が大きすぎます。昼間になったこともあり砲兵による砲撃による被害が凄まじいのです。そしてその後にくる戦車の突撃には砲撃で戦車が消耗していることもあって耐えきれません。
結果、上画像のように崩壊一歩手前のところまで追いつめられました。1個旅団(9部隊)がほぼ壊滅してしまっています。そして、97ターン目、後退して第二次サラブルーカザン会戦の前の戦線まで戻ることになりました。96ターン目の戦線の現状維持の判断はミスでしたね。この時から撤退するべきでした。

・この後の防衛作戦
今までロシア軍と戦ってきて、分かったことが2つあります。
1、トルコ軍は陣地戦となると(実は)不利である
砲兵の射程が長く、戦車にミサイルを積んでいるロシア軍に圧倒されてしまうのです。こちらが陣地にこもっていると敵は最大射程から攻撃してくるのでどうしても最初の1ターンは先手をとられてしまいます。それよりは戦車の防御力の高さ、自走砲が移動後攻撃可能であること、などを生かして機動戦を挑んだ方が勝機はあると思います。敵が目の前に来ているのに陣地に閉じこもって先手をとられるのも考えてみれば馬鹿らしいですしね。

2、敵の主攻には1個師団では持ちこたえられない
今までこの付近で戦ってきた結果として、序盤は対抗できるものの、中盤以降は徐々に消耗して押し切られ始める、という傾向があったと思います。第二次カザンーサラブル会戦の時は定数を無視して戦車を大増産していたのでそんなに問題ではなかったのですが、キーロフ方面で攻勢に出た時や、橋が破壊される前のカザン前面なんかではそういった傾向がありました。結局、収入が十二分にあるCOMの主攻を受け止めるには1個師団では不十分なのでしょう。絶えず戦車や偵察車など損害を受けやすい部隊を送り続けるか、数個師団を配備して、交代しながら戦うかどちらかの方法をとる必要があります。
損害を常に補填し続けるのは必要な部隊数は少なくてすむでしょうが、疲労度等がたまりやすく、最終的には押し切られる可能性も高いです。また、兵力不足にならず、かつ遊兵を増やさないような生産量というのはかなり難しいと思います。そのため、複数の部隊を用意し、ある程度の損害を受けたら交代して前線を維持する、という形の防衛計画をとることにしました。

後は、思いついたこととして、仮設基地の設営による敵ロケット砲と爆撃の誘引も行います。つまり、"仮設基地とかが爆撃機で破壊されるならば、仮設基地は、自走ロケット砲や爆撃の火力を誘引する偽陣地として使えるのではないか"、という考えです。本当はトーチカの方が1ターンで作れて便利なんですけど、トーチカはどうやら攻撃しないみたいなんですよね(実験では)。仮設基地で上手くいくかはわかりませんが、爆撃機のミサイルをひきつけるだけでも御の字です。工作部隊を6部隊ほど配備し、手薄なところに架設基地を作ってできれば歩兵を1部隊ほど防衛につけておき、脅威となる敵砲兵の攻撃を誘引してみたいと思います。


で、それらを考えた結果が上の防衛計画です。かなり適当な画像ですが雰囲気だけわかっていただけたら、と。要するに、2個旅団+火力部隊で2つの拠点を守り、そのほかの旅団はその拠点を中心に敵を遊撃、撃退していきます。予備兵力としては、攻撃ヘリも全てカザン方面に連れてきましたし、軍団予備の2個旅団もすべて連れてきました。
後増産する部隊ですが、1個師団、35部隊を増産して後方戦力とします。また、運搬用に戦車トランスポーターを用意(2個旅団を同時輸送可能)します。カザンの陸軍基地は補充や前線の旅団へ送る部隊生産で一杯となっているので、これらはモスクワで生産して戦力化を目指します。

98ターン目、防衛計画の決定だけでは状況が好転するはずもなく、ロシア軍の攻勢はまだまだとどまるところを知りません。ただ、こちらにも2個旅団の遊撃部隊がそろい、戦線中央の開けた部分から出撃して敵右翼の側面を突いたり、一応機動防御的な行動が行えるようにはなりました。この後もう1個旅団きますが、これは完全な予備戦力としてとっておき、反撃の中核戦力とします。予定としては、ウファ攻略までこの状況を保ったまま粘り、ウファ攻略後、エカテリンブルク・チェリャビンスクを攻略する作戦の発動とともに前進開始、ってところですかね。
思ったより防衛は楽です。サラブル近辺で戦った時は敵の制圧している土地が少なかった分、敵が集中していましたが、この防衛線まで下がると敵が分散するので各個撃破を狙いやすいです。それに、目の前の森林地帯に偵察車を配置することで敵を早期に発見し、そこに向けて火力を集中できますし。敵がどんどん河を渡ってくるのでかなり苦しくなる、と予想していたのですが。


アクチュビンスク戦線

この戦線でも、カザンのほうでやる機動戦な感じで戦闘していきます。ただ、こちらは一つ戦線を作っておき、チャンスだと思ったらその防衛線から出撃して打撃、終わったら再び防衛線に戻る、という形の機動戦(?)とします。どちらがいいのか確かめてみたい、というのもあるので。多分、戦場一体の制空権を維持できて、随伴するK-9が敵砲兵を制圧できる、という状況でなら、損害も陣地防御と同じ程度ですむでしょう。
ただ…どうやらこちらはカザンとかと比べて優先度が低いようです。全ヘックス覆い尽くすような戦車隊の突撃はきません。火力部隊は自走ロケット砲*4に自走砲*2とかなり強力なので火力部隊だけで敵を撃破できます。捌きやすいので別にかまいませんけどね。正直、カザンに続いてこちらでも戦線崩壊、とかなったら流石にヤバいですし。


ウファ戦線

何とか橋を破壊しました。良く見ると工作部隊が近くに3部隊もいるので意味はほとんどなさそうなのですが(汗) 
ヘックス単位で部隊が敷き詰められてますね…。ここは爆装機での絨毯爆撃とATACMSによる長距離砲撃、要するにシリア攻略に使った戦法で進撃していく場面でしょうか。イギリス攻略に50部隊ほど、スペイン戦線に25部隊ほど、師団増設に35部隊+α、最終予備が10部隊、としてもまだある程度生産できそうだったので生産することにしました。内訳は、ATACMS*8、大型補給車*2、F-35A爆装型*20ほどです。
そして、損害が大きくなってきたため、当面地上部隊での進撃はなしとします。ATACMSとF-35Aで敵をしっかりと叩いた後、もう一度侵攻する予定です。いつ頃になりますかねぇ、101ターン目から砲爆撃を開始、夜が明けるのは103ターン目ですから…101、102ターン目砲爆撃のみで敵を消耗させ、103ターン目からは侵攻部隊による攻撃と砲爆撃の両方で敵を消耗させていく、といった感じでしょうか。できれば110ターン目には落としたいですね。間に合うかは怪しいですが。正直、この戦線でのにらみ合いも飽きてきました。


ロシア戦線・今後の予定
流石にやりますねぇ、ロシア軍。今までの陣営だと前線の部隊が大打撃を被るともう回復できずにズルズルと敗戦、というパターンでしたが、今回は最前線を撃破してもしっかり第二陣が穴を埋めてきます。
エカテリンブルク、チェリャビンスク、ウファの3つしか都市群を保持していないのに部隊は600部隊もありますし、収入もかなりありますし、やはり継戦能力はずば抜けて高いですな。部隊構成も戦車と砲兵だけでなく機械化歩兵もそれなりの量そろえたCOMにしてはバランスの良い構成ですし、最近は偵察車も増えてきました。
結果として今回、普通なら1個師団で守るところを2個師団で守る、という事を行わざるを得なくなりました。苦戦の結果やむを得ずとったこの処置ですが、この運用方法を応用していけば、第一梯団(1個師団)が突破口を開け、第二梯団が突破していく、というような作戦をとることも可能でしょう。新しい部隊運用術を学べた、ってことでこの点に関してはよしとしますか。それに、こういう苦戦するような状況も面白いですしね。


現在戦闘が続く3戦線を見ていただければ分かります通り、全戦線にわたって激戦が続いております。縦深のある防御態勢(単に部隊が多いだけとも言いますが)のため、突破しても戦果の拡大は望めず、ある程度突破を進めると反撃によって防御で精一杯となってしまいます。しかし、そんなロシアにもいくつか手薄(と思わる)場所があります。
それは、マップ左端のクルガン、チュメニといった都市です。上画像は98ターン目の偵察結果ですが、なんとなく東側の防備が薄いのが見てとれます。チェリャビンスクとかで陽動攻撃を行って注意をひきつけつつ、ここらに2個旅団ほど送り込めれば、チェリャビンスクは2方向、ウファからも含めれば3方向から攻撃される形となり、普通にやるよりは簡単に占領できそうだと思うのです。"障害は敵に遠く渡れ(だっけ)"とも言いますし、敵前渡河よりは敵の抵抗の弱い地点から渡河して対岸で戦闘した方が戦いやすいのではないかと。突破力、打撃力は2個旅団送ればそれなりのものになりますし、防空はホーク改が軽車両扱いで、"兵員輸送ヘリ"S-70に乗せて運ぶことができるはずですのでF-35Aが送りづらくとも何とかなると思います。


ロシア戦線・今のところの反省
・陸軍戦力分配の失敗
現在使っている編成そのものは今までのものと比べて、使いやすく、これ自体はある程度使えるものだと思っています。しかし、1つの道には1個師団で十分、という今までの経験をもとに、敵戦力を考えずに1個師団を配備して終わり、としてしまったのは失敗でした。
上にも書いたとおり、敵の主攻を防ぐためには2個師団~1個軍団はないと厳しいですね。今回ロシアは空軍基地が2つしかなく、空軍の活動は小規模ですが、これが空軍も強大だったら…とか考えると1個軍団あっても厳しいかもですが。その辺は敵戦力を見ながら決めていかないと。

・空軍配備の失敗
今までは爆装機をCASなどに使っていたのですが、今回のロシア戦線ではCASには攻撃ヘリのみを使い、F-35Aは制空と補給線(橋や道路)の爆撃のみに使いました。これは確かに少数の爆装機でかなりの戦果をあげることはできるのですが、直接的にダメージを与えられるわけじゃないので、前線を破っても第二梯団が、第二梯団を破っても第三梯団が…というようになってしまい、なかなか突破することができません。また、後方の砲兵などにダメージを与えているわけじゃないので、しばらくすると陸軍が砲兵に圧倒され始めてしまいます。
第一梯団と戦っているときは、第二梯団以降や第一梯団の後方部隊を食い止めるために大量のF-35Aで爆撃をする、という事はやっぱり重要なようです。



フランス戦線

抵抗もイギリス軍ヘリくらいしかいなさそうなので、オランダ、ベルギー、ルクセンブルクへ進軍を開始します。抵抗もそんなにないでしょうし、簡単に終わるでしょう。この後はアムステルダム、ブリュッセルの基地等の修理をして、空軍基地が全て稼働したら、イギリスへの爆撃を開始、首都強襲で脱落させるつもりです。空軍基地は2つともフランスに破壊されたままですし、改2までよりは大変でしょうが、不可能なことではないはずです。


100ターン目の画像。英軍が空軍基地 or 陸軍基地に補給線がつなげるまで歩兵を放っておく→補給線接続→部隊生産開始→次のターンに占領→部隊鹵獲。F-35Aはトルコにデフォであるし、WAH-1はAH-1Wの機銃を30mmに変えただけ(個人的には大差ないと思う)だし、ニムロッドMR-4はトルコにない対潜哨戒機だけど、どうせ渡洋作戦はほとんどしないし、ほとんど使いどころはなさそうですが、英軍の資金を減らせたってことで…
この状況であれば、102ターン目ごろからはイギリス空襲を開始できるかな? ロンドンの空軍基地はフランス軍が破壊したまんまだし、ロンドンまでのヘックスにいる部隊はATACMSで吹き飛ばせるし、そんなに厳しい戦いにはならないでしょう。基地破壊もガンガン使うつもりですし、ね。



イタリア戦線
沿岸部にスペイン海軍が来られたりすると空軍の活動に支障が出るので、今のうちからスペイン海軍の排除を狙っておきます。いずれスペインへ海上侵攻しなきゃいけなくなる可能性もありますし、これで資金を浪費させれば陸戦でも有利になりますしね。
ただ、イージス艦まで持っているスペイン海軍とまともに戦っても勝てるとは思えないので、潜水艦、F-16Cのハープーンなど、水上艦ではない兵器で戦っていく予定。


また、100ターン目にベルンを制圧。西に行けばパリのスペイン軍を包囲、南にいけばモナコのスペイン軍を包囲できるなかなか面白い場所です。101ターン目以降に行う偵察で侵攻方向を定め、次の次のレビューあたりから進撃開始、といったところでしょうか。今回はバルセロナを落とすルートを通って進撃してみたいですねぇ。



軍資金/相場6510902/70%6686776/70%6930663/70%6979381/77%7214043/70%
生産部隊
RF-4*6(96ターン目)
F-35A*12(96ターン目)
レオパルド2*2(96ターン目)
コブラARSV*2(96ターン目)
戦闘工兵(96ターン目)
ホーク改*3(96ターン目)
ATACMS*4(96ターン目)
工作部隊*2(96ターン目)
戦車トランスポーター*6(97ターン目)
コブラARSV*1(97ターン目)
レオパルド2*10(97ターン目)
AIFV*1(97ターン目)
戦闘工兵*1(97ターン目)
M-42*1(97ターン目)
K-9*2(97ターン目)
MLRS*1(97ターン目)
ATACMS*4(97ターン目)
補給車*2(97ターン目)
大型補給車*1(97ターン目)
F-35A*12(98ターン目)
RF-4*10(98ターン目)
B-737*2(98ターン目)
レオパルド2*4(98ターン目)
コブラARSV*2(98ターン目)
AFIV*2(98ターン目)
戦闘工兵*2(98ターン目)
M-42*3(98ターン目)
K-9*3(98ターン目)
補給車*3(98ターン目)
戦車トランスポーター*6(98ターン目)
プレヴェゼ*12(98ターン目)
KC-135*3(99ターン目)
AH-1W*2(99ターン目)
レオパルド2*4(99ターン目)
AFIV*1(99ターン目)
戦闘工兵*1(99ターン目)
MLRS*2(99ターン目)
K-9*3(99ターン目)
工作部隊*4(99ターン目)
大型補給車*1(99ターン目)
戦車トランスポーター*2(99ターン目)
RF-4*6(100ターン目)
F-35A*6(100ターン目)
補給車*1(100ターン目)

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