てのさんのブログで千鳥が淵の豪奢な桜を拝見して
どうしても久々に夜桜見物がしたくなり、6日金曜日
ちょっと早めに勤め先を出ました。
いつもの金曜日は、能登の自宅に戻る曜日ですが
明日早朝の金沢始発の特急で静岡に行くので
珍しく今夜は金沢泊。
週末の夜桜を楽しめそうです。
![金沢城公園の桜その1](http://www.neting.or.jp/photo/20070406_01ss.jpg)
この日はお天気もよく、快晴の空の青に
桜の色が映えます。
(いつものように写真をクリックすると拡大します)
![金沢城公園の桜その2](http://www.neting.or.jp/photo/20070406_02ss.jpg)
ただ、やはり5分咲きほど…
観桜には、ちと早いようで
![石川門の桜](http://www.neting.or.jp/photo/20070406_03ss.jpg)
週末とあってやはりいつもより人出があるようです。
石川門の下は、公園となっていて、
毎年この季節は花見宴会でお賑わいです。
この日もブルーシートでいくつも場所取り。
先発隊が既に大盛り上がりの組も…
![兼六園から夕日と桜](http://www.neting.or.jp/photo/20070406_04ss.jpg)
陽はつるべ落としのように
街に消えてゆきます。
これから冷え込みそうだし、
此処まで来たら繁華街は目の前
僕もちょいと一杯引っ掛けに…(^^;ゞ
夜桜の写真を撮ろうというのに
不謹慎な輩です(^^;ゞ
まったく
![旧四高校舎・近代文学館](http://www.neting.or.jp/photo/20070406_05s.jpg)
日も暮れた金沢の街
この建物は、旧制第四高等学校・四高の校舎(国の重要文化財)
今は、石川近代文学館となっています。
ここで、学生時代夢中で読んだ「天平の甍・敦煌・楼蘭」などを残した井上靖や、哲学者の西田幾多郎、その同級生で鈴木大拙らが学んだかと思うと、感慨深いものがあります。
ちなみに大拙と幾多郎(朝日選書)は、後に世界的な業績を残す二人の友情や人生が語られ、人間大拙・幾多郎を伺うことができる素晴らしい本です。
![旧県庁](http://www.neting.or.jp/photo/20070406_06s.jpg)
そのお隣は、石川県庁の旧本庁舎
数年にわたり利用の方向性が紆余曲折
現在空館となっています。
一時期文化都市としては
あまりにもみすぼらしい県立図書館の機能を移設し
施設を残しながら現代に相応しいものにとの構想も出させました。
金沢21世紀美術館の対面でもあり、良い考えだと思うのですが…
どうもセージ屋さんたちには○に真珠のようで…
取り壊して公園にしろという乱暴(無学)な話もあり
心配しています。
現存する元県庁舎としては唯一の最古のものらしく
個人的には旧山形県庁舎のように市民に開かれた
保存と施設利用を願っています。
![兼六園の夜桜その1](http://www.neting.or.jp/photo/20070406_07ss.jpg)
さて、兼六園に戻ってきました。
僕が学生の頃、兼六園は無料でした。
毎朝兼六園を通って通勤・通学していた人もあり、
天下の名園を通勤・通学路にできるのはなんとも贅沢でした。
その後、管理面などから優料になりましたが、
毎年桜の時期は無料開放されます。
ことしは、11日まで。
さて、初めての夜桜撮影…
![園内の茶店](http://www.neting.or.jp/photo/20070406_08ss.jpg)
県営公園なのですが、園内には茶店も営業しています。
こんなお店でゆるりとしてみたいものです。
![琴柱灯篭(池側から)](http://www.neting.or.jp/photo/20070406_09ss.jpg)
兼六園といえば、一番有名な琴柱灯篭
この写真はいつもはその背景になっている池から望んでいます。
目一杯の望遠を利かせてあり、
あたりが暗いのでカメラをカンで固定し
露出とともに何度も撮影した中の一枚です。
![兼六園の夜桜その2](http://www.neting.or.jp/photo/20070406_10ss.jpg)
無料開放と共に観桜ライトアップがされていますが、
この光の色とまだ満開に至っていない桜との
バランスに大変悩まされました。
夜桜を撮るのは、意外に難しいようです。
三脚を構えて、色々やっていると
かなりの腕と思われたのか、
行き交う何組ものグループの方に声を掛けられ
シャッターを切ることに…
慣れないカメラの、しかもコンパクトタイプでは
かなり難しい撮影になります。
みなさん、あれで良かったですかねぇ~
(本当はちょいと酔っ払いだったですし~)
![夜店と石川門](http://www.neting.or.jp/photo/20070406_11s.jpg)
最後に石川門側に出ました。
露天もでて賑やかです。
震災以後、平静と災害復興を呼びかけてきた
このブログ自身が
復興していないようで(^^;ゞ
遅まきながら少しずつ旅ログらしく
戻してゆこうと思います。
●参考ページ
◎兼六園(文化財指定指定庭園・特別名勝)
・兼六園(公式ページ)
◎石川近代文学館
・石川近代文学館(公式ページ)
・石川近代文学館(Docileさんのページ・赤レンガ散歩:2002-08)
◎金沢21世紀美術館
・金沢21世紀美術館(公式ページ)
どうしても久々に夜桜見物がしたくなり、6日金曜日
ちょっと早めに勤め先を出ました。
いつもの金曜日は、能登の自宅に戻る曜日ですが
明日早朝の金沢始発の特急で静岡に行くので
珍しく今夜は金沢泊。
週末の夜桜を楽しめそうです。
![金沢城公園の桜その1](http://www.neting.or.jp/photo/20070406_01ss.jpg)
この日はお天気もよく、快晴の空の青に
桜の色が映えます。
(いつものように写真をクリックすると拡大します)
![金沢城公園の桜その2](http://www.neting.or.jp/photo/20070406_02ss.jpg)
ただ、やはり5分咲きほど…
観桜には、ちと早いようで
![石川門の桜](http://www.neting.or.jp/photo/20070406_03ss.jpg)
週末とあってやはりいつもより人出があるようです。
石川門の下は、公園となっていて、
毎年この季節は花見宴会でお賑わいです。
この日もブルーシートでいくつも場所取り。
先発隊が既に大盛り上がりの組も…
![兼六園から夕日と桜](http://www.neting.or.jp/photo/20070406_04ss.jpg)
陽はつるべ落としのように
街に消えてゆきます。
これから冷え込みそうだし、
此処まで来たら繁華街は目の前
僕もちょいと一杯引っ掛けに…(^^;ゞ
夜桜の写真を撮ろうというのに
不謹慎な輩です(^^;ゞ
まったく
![旧四高校舎・近代文学館](http://www.neting.or.jp/photo/20070406_05s.jpg)
日も暮れた金沢の街
この建物は、旧制第四高等学校・四高の校舎(国の重要文化財)
今は、石川近代文学館となっています。
ここで、学生時代夢中で読んだ「天平の甍・敦煌・楼蘭」などを残した井上靖や、哲学者の西田幾多郎、その同級生で鈴木大拙らが学んだかと思うと、感慨深いものがあります。
ちなみに大拙と幾多郎(朝日選書)は、後に世界的な業績を残す二人の友情や人生が語られ、人間大拙・幾多郎を伺うことができる素晴らしい本です。
![旧県庁](http://www.neting.or.jp/photo/20070406_06s.jpg)
そのお隣は、石川県庁の旧本庁舎
数年にわたり利用の方向性が紆余曲折
現在空館となっています。
一時期文化都市としては
あまりにもみすぼらしい県立図書館の機能を移設し
施設を残しながら現代に相応しいものにとの構想も出させました。
金沢21世紀美術館の対面でもあり、良い考えだと思うのですが…
どうもセージ屋さんたちには○に真珠のようで…
取り壊して公園にしろという乱暴(無学)な話もあり
心配しています。
現存する元県庁舎としては唯一の最古のものらしく
個人的には旧山形県庁舎のように市民に開かれた
保存と施設利用を願っています。
![兼六園の夜桜その1](http://www.neting.or.jp/photo/20070406_07ss.jpg)
さて、兼六園に戻ってきました。
僕が学生の頃、兼六園は無料でした。
毎朝兼六園を通って通勤・通学していた人もあり、
天下の名園を通勤・通学路にできるのはなんとも贅沢でした。
その後、管理面などから優料になりましたが、
毎年桜の時期は無料開放されます。
ことしは、11日まで。
さて、初めての夜桜撮影…
![園内の茶店](http://www.neting.or.jp/photo/20070406_08ss.jpg)
県営公園なのですが、園内には茶店も営業しています。
こんなお店でゆるりとしてみたいものです。
![琴柱灯篭(池側から)](http://www.neting.or.jp/photo/20070406_09ss.jpg)
兼六園といえば、一番有名な琴柱灯篭
この写真はいつもはその背景になっている池から望んでいます。
目一杯の望遠を利かせてあり、
あたりが暗いのでカメラをカンで固定し
露出とともに何度も撮影した中の一枚です。
![兼六園の夜桜その2](http://www.neting.or.jp/photo/20070406_10ss.jpg)
無料開放と共に観桜ライトアップがされていますが、
この光の色とまだ満開に至っていない桜との
バランスに大変悩まされました。
夜桜を撮るのは、意外に難しいようです。
三脚を構えて、色々やっていると
かなりの腕と思われたのか、
行き交う何組ものグループの方に声を掛けられ
シャッターを切ることに…
慣れないカメラの、しかもコンパクトタイプでは
かなり難しい撮影になります。
みなさん、あれで良かったですかねぇ~
(本当はちょいと酔っ払いだったですし~)
![夜店と石川門](http://www.neting.or.jp/photo/20070406_11s.jpg)
最後に石川門側に出ました。
露天もでて賑やかです。
震災以後、平静と災害復興を呼びかけてきた
このブログ自身が
復興していないようで(^^;ゞ
遅まきながら少しずつ旅ログらしく
戻してゆこうと思います。
●参考ページ
◎兼六園(文化財指定指定庭園・特別名勝)
・兼六園(公式ページ)
◎石川近代文学館
・石川近代文学館(公式ページ)
・石川近代文学館(Docileさんのページ・赤レンガ散歩:2002-08)
◎金沢21世紀美術館
・金沢21世紀美術館(公式ページ)
とらいでんとさんのブログで、名前だけはよく拝見しておりましたので、存じておりました。
とらいでんとさんのブログのブックマークを辿って、始めてこちらにお邪魔させていただいた次第です。
さて、能登沖の地震…昨日も余震があり、復興が大変ではないかと拝察しております。
1日も早い復興を、心から願っています。
はれっとさんも、ご出身が静岡で、今のお住まいが、奥様の地元の石川県。
小生も同様でして、出身は埼玉ですが、仕事の関係で山口に配属となり、そこでしていた手話のボランティアを通じて現在の家内と知り合い、家内の実家近くに住まいがあるという状況です。
この点では、似た者同士ですね(笑)。
ところで、小生にとっても金沢は思い出の地です。
中学→高校と一緒だった友人が、金沢大出身で、別の友人も金沢に住んでいたことがあります。
小生も、大学院2年生の時に、学会で口頭発表したのが、金沢であった学会…思い出深いです。
3月末の学会でしたから、本エントリー記事の少し前くらいに訪れた事になりますね…。
兼六園…印象深いです。小生が足を運んだ時は、梅が満開だったかなぁ…たしか。
苦手の魚もこちらで食しましたが…おいしかったです。
なので金沢は、小生にとっても心のオアシスです。
これからも時々寄らせていただきますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
コメントありがとうございます。
そうですか
ご同類(失礼)だったのですね~
山口と言えばフグですよね~
食道楽だけでなく(^^;
一度ゆっくりお訪ねしたい
土地だと思っていました。
お心遣い、そして
ご縁に心より感謝申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
『一度ゆっくりお訪ねしたい土地だと思っていました。』
いつでも、おいで下さい。歓迎しますよ。
山口は、瀬戸内海と日本海に囲まれ、それが近いので、海の幸が堪能できるところです。
もう時期は過ぎましたが、桜の咲くころの錦帯橋や、これからは秋吉台のカルスト台地や日本一の鍾乳洞である秋芳洞や、萩の城下町、長門の「金子みすヾ」や仙崎の海の幸…など、観光にはもってこいです。
なお、早速の不躾なお願いで恐縮ですが、とらいでんとさんがきっかけで、こうしてはれっとさんともご縁ができましたので、宜しければ、はれっとさんと小生のブログの相互ブックマークをお願いできましたら、この上なく嬉しく思います。
ご了承いただけますでしょうか?
今後とも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
二度ほど訪ねたことがあります。
ブックマークさせていただきました。(o^-')b
ブックマークの件、ご了承&登録頂き、ありがとうございました。
錦帯橋…いいですよ~。
数年前に、橋の架け替え工事があり、今の橋は、3年ほど前に新しくなったものです。
若干趣が変わりましたが、それでも、桜の咲く時期に錦帯橋に行くと、日本人でよかった~って、思います。
今後とも、よろしくお願いします。
先ずは、お礼まで。