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●港で…
昨日、大型豪華客船が久々に七尾港に入港しました。
能登の中程にある七尾港は水深が深く、向かい側にある能登島が天然の防波堤の役目を果たして、万葉時代から日本海の要衝として重要な港として栄えてきたそうです。
万葉時代には「香島津」と呼ばれていた七尾港は、終戦後もしばらくは大陸との石炭積み出しなどでも栄えていました。
ところが燃料が石炭から石油、輸送手段が海から陸・空へと移り変わる中、その役割を急速に失っていきます。
能登島大橋ができるまで能登島への唯一の公共交通手段だった渡し舟がでていた埠頭にフィッシャーマンズワーフ「能登食祭市場」を整備してゼロから年間90万人の観光客を集客することができ、物流港から市民に開かれた港へ転換に成功した地方の港としても関係者の間では有名になりました。
その後しばらくは、全国を周遊する豪華客船が、能登半島を観光するために寄港していました。
が、ここ数年は客船での旅にも効率化の波があるらしく、観光地が散在している能登に立ち寄るツアー自体が無くなってしまったようです。
昨日のふじ丸は、地元の企業が企画チャーターしたもので、昨日の日帰り、一泊二日、本日の日帰りと3コースで千人を越える乗船となったようです。
我が家の義父も昨日乗船してきました。
詳しい感想は聞けませんでしたが、ただ「良かった」そうです…(^^;ゞ
●駅前で…
昨日は、駅前第二再開発ビルのミナ.クル(mina.cle)もオープン(北陸中日新聞より)しました。
これに伴って駅前の道路も付け変わり、かつての面影はすっかり変わりました。
駅前は未だ工事中のため、落ち着くにはしばらくかかりそうですが、久々にお越しの方は、あまりの変わりように、さぞかし驚かれると思います。
七尾港と金沢を結ぶ七尾線は地元有志によって敷設・開通した民間鉄道でしたが、山陰や東北が未だ鉄道全通していないかなり早い時代から既に、七尾港と京都・大阪をつないでいたそうです。
これは、昨日オープンした駅前第二再開発ビルのミナ.クルでの展示パネルで知りました。
このミナ・クルには、七尾市立中央図書館も入っています。
古い図書館は、図書館と呼ぶにはあまりにもみすぼらしく、蔵書も整理されず埃だらけだったとか…。
人口5万人の街としては、漸くそれらしい図書館ができました。
無類の本好き一家としては、嬉しい限りです。
娘は早速図書館に入り浸り、今日も勉強をしてきたようです。
書棚の端にはスツール(背もたれの無い椅子)も置かれ、気軽に読める工夫がされていました。
私も娘に付き合って、ふと腰掛けた書棚が漢籍のコーナー。
思わず手にとった「陶淵明」。意外な発見があって18時の閉館まで読みふけっていました。
(この成果は後日…)
七尾には和倉温泉があり、温泉旅館の立派なものはありますがきちんとしたビジネスホテルがなく、その立地も期待されていました。
さまざまな油世曲折がありましたが、ミナ.クルには地元の方が経営するホテルアリヴィオも入居しました。
今月中はオープン記念価格で泊まれるそうです。
昨日午前中、客室も含めて御披露目をしていたそうで、見てきた家内に連れられて午後に行ったのですが、既に営業を始めておられて私は見学できませんでした。
特別室も3室だけあるようです。何人泊まっても12,800円なのだそうで、どうやら「友人との合宿」を狙っているようです…
併設されているスポーツクラブに、宿泊客のみ1,500円でビジターできるそうですから、良い汗を流し行くのもアリかもしれませんね。
ホテルアリヴィオのホームページには「支配人のブログ」にリンクが張られていますが、これが中々面白いです。
「もう泣かないぞー」なんで書かれていて、奮闘している様子が良く判ります。
ホテルを経営されている方は初代CCガールズメンバー原田徳子さんの御父上で、多分支配人さんは原田さんの御姉さまではないかと拝察しています。ご姉妹揃って綺麗な方たちですよ。(o^-')b
16日には市を挙げて盛大に「港祭り」が開催されますが、私たちと長年交流をしている京都府大江町(現福知山市に吸収合併)の仲間が来れば、このホテルが合宿場所になるかも知れません。
この変化に対しては好き嫌いがあると思いますし、諸事情によって明暗・悲喜こもごもですが、放置していると確実に衰弱し自然死に向かう地方の街にとって、良かれと念じて変わろうとしている人々の気持ちに、ささやかながら声援を贈りたいと思います。
昨日、大型豪華客船が久々に七尾港に入港しました。
能登の中程にある七尾港は水深が深く、向かい側にある能登島が天然の防波堤の役目を果たして、万葉時代から日本海の要衝として重要な港として栄えてきたそうです。
万葉時代には「香島津」と呼ばれていた七尾港は、終戦後もしばらくは大陸との石炭積み出しなどでも栄えていました。
ところが燃料が石炭から石油、輸送手段が海から陸・空へと移り変わる中、その役割を急速に失っていきます。
能登島大橋ができるまで能登島への唯一の公共交通手段だった渡し舟がでていた埠頭にフィッシャーマンズワーフ「能登食祭市場」を整備してゼロから年間90万人の観光客を集客することができ、物流港から市民に開かれた港へ転換に成功した地方の港としても関係者の間では有名になりました。
その後しばらくは、全国を周遊する豪華客船が、能登半島を観光するために寄港していました。
が、ここ数年は客船での旅にも効率化の波があるらしく、観光地が散在している能登に立ち寄るツアー自体が無くなってしまったようです。
昨日のふじ丸は、地元の企業が企画チャーターしたもので、昨日の日帰り、一泊二日、本日の日帰りと3コースで千人を越える乗船となったようです。
我が家の義父も昨日乗船してきました。
詳しい感想は聞けませんでしたが、ただ「良かった」そうです…(^^;ゞ
●駅前で…
昨日は、駅前第二再開発ビルのミナ.クル(mina.cle)もオープン(北陸中日新聞より)しました。
これに伴って駅前の道路も付け変わり、かつての面影はすっかり変わりました。
駅前は未だ工事中のため、落ち着くにはしばらくかかりそうですが、久々にお越しの方は、あまりの変わりように、さぞかし驚かれると思います。
七尾港と金沢を結ぶ七尾線は地元有志によって敷設・開通した民間鉄道でしたが、山陰や東北が未だ鉄道全通していないかなり早い時代から既に、七尾港と京都・大阪をつないでいたそうです。
これは、昨日オープンした駅前第二再開発ビルのミナ.クルでの展示パネルで知りました。
![七尾市立図書館開館の日の様子](http://www.neting.or.jp/photo/20060701_02s.jpg)
古い図書館は、図書館と呼ぶにはあまりにもみすぼらしく、蔵書も整理されず埃だらけだったとか…。
人口5万人の街としては、漸くそれらしい図書館ができました。
無類の本好き一家としては、嬉しい限りです。
娘は早速図書館に入り浸り、今日も勉強をしてきたようです。
書棚の端にはスツール(背もたれの無い椅子)も置かれ、気軽に読める工夫がされていました。
私も娘に付き合って、ふと腰掛けた書棚が漢籍のコーナー。
思わず手にとった「陶淵明」。意外な発見があって18時の閉館まで読みふけっていました。
(この成果は後日…)
七尾には和倉温泉があり、温泉旅館の立派なものはありますがきちんとしたビジネスホテルがなく、その立地も期待されていました。
さまざまな油世曲折がありましたが、ミナ.クルには地元の方が経営するホテルアリヴィオも入居しました。
今月中はオープン記念価格で泊まれるそうです。
昨日午前中、客室も含めて御披露目をしていたそうで、見てきた家内に連れられて午後に行ったのですが、既に営業を始めておられて私は見学できませんでした。
特別室も3室だけあるようです。何人泊まっても12,800円なのだそうで、どうやら「友人との合宿」を狙っているようです…
併設されているスポーツクラブに、宿泊客のみ1,500円でビジターできるそうですから、良い汗を流し行くのもアリかもしれませんね。
ホテルアリヴィオのホームページには「支配人のブログ」にリンクが張られていますが、これが中々面白いです。
「もう泣かないぞー」なんで書かれていて、奮闘している様子が良く判ります。
ホテルを経営されている方は初代CCガールズメンバー原田徳子さんの御父上で、多分支配人さんは原田さんの御姉さまではないかと拝察しています。ご姉妹揃って綺麗な方たちですよ。(o^-')b
16日には市を挙げて盛大に「港祭り」が開催されますが、私たちと長年交流をしている京都府大江町(現福知山市に吸収合併)の仲間が来れば、このホテルが合宿場所になるかも知れません。
この変化に対しては好き嫌いがあると思いますし、諸事情によって明暗・悲喜こもごもですが、放置していると確実に衰弱し自然死に向かう地方の街にとって、良かれと念じて変わろうとしている人々の気持ちに、ささやかながら声援を贈りたいと思います。
大きそうな図書館ですね。
まだ、木の匂いとかするんだろうな。
色々な所の図書館に行ってみたくなりますよ。
豪華客船か~
中はどんな風になっているのでしょうか?
以前、清水港で海上自衛隊の船を見学させてもらったことはありますが・・・
山梨は海がないので、羨ましいです。
図書館の将来を検討する仕事をしたとき、色々な図書館を廻りました。
いわゆる業界では賛否が分かれているらしいですが、仙台メディアテーク。
やや地味目なところで青森市立図書館なども
素敵だなと感じた図書館では、どちらも施設の内容より、お話を伺った関係者の方の素晴らしかったこと。
七尾もそうなるように成長して欲しいです。
大切な蔵書を埃まみれにしているようでは…
どんな施設も利用者のレベルに落ち着くといいますから、こちらでも利用者自身もそのつもりで参画するということなのてしょうね。
きっと。