室長です。
このところ、武漢発のコロナウイルスの影響で、株価がもの凄い勢いで下落しています。
観光業や飲食業を中心とするサービス業は大打撃を受けている一方、近隣の製造業は思いのほか落ち着いているように見受けられます。ただ、サービス業を発端とする景況悪化は玉突き的に遅れて製造業にも波及することが懸念され、今後の景気悪化と低迷が非常に心配なところです。
さて、最近のスクラップ市況を取り巻く状況をグラフにして見てみましょう。
「LME銅価格」、「鉄スクラップ価格」、「日経平均株価」のそれぞれの変動を2014年1月1日を100として指数化したグラフです。
足元での日経平均株価の下落ぶりが著しいことが、ぱっと見て分かることと思います。
注目すべきは、銅価格と鉄スクラップが日経平均に約半月~1ヵ月ほど先んじる形で、1月頃から続落していることではないでしょうか。
今回のコロナウイルスの発生時期については諸説ありますが、「12月8日に湖北省の武漢で「原因不明の肺炎」症例が確認されていた」、「1月1日にウイルスの発生源と指摘されている武漢市の海鮮市場の休業が発表された」(https://www.fnn.jp/posts/00050021HDK/202001290640_reporter_HDKより引用)など、1月前半の段階でリスク要因として急浮上しつつあることが分かります(あくまでも今にして思えば、ですが、、)。
特に銅価格は足が速く、かなり早い段階で急落していることが分かります。「銅は景気を知っている」という格言がありますが、まさにその通りの動きをしています。
ただ、その後の資源価格の推移を見ていると、株価ほどの大暴落の様相はなく、むしろ健闘しているようにも思えてきます。まあ、それでも鉄スクラップは3年半ぶりの低水準に沈んでしまってはいますが、、
相場ですので一寸先は闇。明けない夜はないのと同じように、いつかは相場は明るくなるはずと思い、今はただ耐えるしかなさそうですねぇ。
このところ、武漢発のコロナウイルスの影響で、株価がもの凄い勢いで下落しています。
観光業や飲食業を中心とするサービス業は大打撃を受けている一方、近隣の製造業は思いのほか落ち着いているように見受けられます。ただ、サービス業を発端とする景況悪化は玉突き的に遅れて製造業にも波及することが懸念され、今後の景気悪化と低迷が非常に心配なところです。
さて、最近のスクラップ市況を取り巻く状況をグラフにして見てみましょう。
「LME銅価格」、「鉄スクラップ価格」、「日経平均株価」のそれぞれの変動を2014年1月1日を100として指数化したグラフです。
足元での日経平均株価の下落ぶりが著しいことが、ぱっと見て分かることと思います。
注目すべきは、銅価格と鉄スクラップが日経平均に約半月~1ヵ月ほど先んじる形で、1月頃から続落していることではないでしょうか。
今回のコロナウイルスの発生時期については諸説ありますが、「12月8日に湖北省の武漢で「原因不明の肺炎」症例が確認されていた」、「1月1日にウイルスの発生源と指摘されている武漢市の海鮮市場の休業が発表された」(https://www.fnn.jp/posts/00050021HDK/202001290640_reporter_HDKより引用)など、1月前半の段階でリスク要因として急浮上しつつあることが分かります(あくまでも今にして思えば、ですが、、)。
特に銅価格は足が速く、かなり早い段階で急落していることが分かります。「銅は景気を知っている」という格言がありますが、まさにその通りの動きをしています。
ただ、その後の資源価格の推移を見ていると、株価ほどの大暴落の様相はなく、むしろ健闘しているようにも思えてきます。まあ、それでも鉄スクラップは3年半ぶりの低水準に沈んでしまってはいますが、、
相場ですので一寸先は闇。明けない夜はないのと同じように、いつかは相場は明るくなるはずと思い、今はただ耐えるしかなさそうですねぇ。