飛行機は、大好きな乗り物です。
私が好きな飛行機は、国産のYS-11、ボーイング727です。
YS11は、高度3000メートルで、雲がぽかりと浮かんでいるあたりを飛んでいます。
時々、雲を横切るときに、揺れるのが、空を飛んでいる感覚で好きでした。
また、外の景色をみると、遊覧飛行のように、地図どおり、俯瞰してみることも好きな理由でした。
但し、座席番号の前から4番目辺りの窓側に座ると、プロペラの羽が真横にあり、この羽が抜けてくることはないかという不安を感じたことも、ありました。
YS-11の羽は、スピードに応じて、羽の角度が可動しておりました。
ボーイング727は、ジャンボジェット機が出る前の主流の飛行機です。
今の飛行に比べると主翼が小さく、私の好きな飛行機のデザインでした。
逆に主翼が小さい分、風の影響をもろに受けたのが、好きな理由です。
特に、仙台空港、山形空港から出発するとき、蔵王等の山から来る風の影響で、上昇しながら、スーと下降する事が多かった飛行機でした。
私は、搭乗した時、少し揺れないと乗った気がしないのです。
そういう意味(揺れる)で、好きな飛行機の一つでした。
その後、主要路線がジャンボ機に変わり、揺れなくなりましたね。
何だが、つまらない感じがします。
さて、飛行機の発着時間ですが、何時を指すのか、結構、疑問ですよね。
私は、昔、テイクオフ(車輪が滑走路から離れたとき)とランディング(車輪が滑走路に接地したとき)と聞いていました。
発着時刻は何時かという事について、JALが発行する『AGORA』の最新号に書かれていました。
それによると、昔は、
『チョーク(輪留め)を外した時と、取り付けた時』
としていましたが、
お客様に分かりにくいので、日本航空では、出発時刻を
『飛行機が動き出す時刻』
と案内しているようです。
到着時刻は、『降ろせる場所に着いた時刻』になります。
従って、ドアが閉まって、安全確認し、出発許可が下りるまでに時間がかかることがありますが、まだ、動いていないと出発時間ではありません。
私も、何かの影響で、羽田空港の出発が混んだ時がありました。
そのときは、動き出してから、羽田空港から飛び立つまで、約1時間掛かったこともありました。
この解釈でいけば、出発時間は、遅れが無かったことになります。
(当然、到着時間は遅れましたが)
その時、窓の外をみると、沢山の飛行機で渋滞しておりました。
沖縄に台風が近づいていますが、那覇空港は、台風が近くを来ているだけでは欠航になりません。
基本的に、飛行機が欠航した時は、本当に飛べない時と考えた方が良いようです。
(今朝のテレビでは、那覇行きは、欠航とでていました。 大型台風のようです。)
私が経験した貴重な飛行状態:
偏西風の中を飛んでいた時(ハワイ行き)、本当に主翼をバタバタさせながら、1時間ぐらい飛行していた時がありました。
その時は、鳥のように、主翼で羽ばたいて飛んでいるのではないかと思うぐらいバタバタ上下に揺れていました、
主翼がこんなに上下できるのかと思うぐらい上下しておりました。
飛行機は、多少の風が強くても、離着陸します。
ジャンボ機で、相当揺れた飛行経験を何度も体験しております。
那覇空港からも、台風が近づいていた時に、飛行した体験をしました。
上空に上がってから、機長が、右に見えるあの雲が、台風の中心のところと機内放送で解説してくれました。
高くそびえる雲が見えました。
飛行機が好きな理由の一つに、地上が雨や雲でも、その上に飛んだら、青空が見えることです。
梅雨の季節は、いつもそんな事を感じています。
見方を変えれば、<地上は、厚い雲に遮られ、薄暗く、じとじとした雨で、気分も優れないが、雲の上にでれば、どんな日でも、綺麗で、ギラギラ輝いた青い空がある>というように、前向きに捉えられ、その事に気づくことです。
写真は、一寸不思議な光を取り込んだ飛行機です。
私の好きな、光ものです。
合成写真ではありません。