地震は、直前予知は困難という意見と防災効果面から評価できるいう意見がでる。
昨日から、日本地震学会の2012年度秋季大会が、北海道函館市で始まった。
国の地震予知研究を進めるきっかけになった提言書から50年。
今年は、節目の年。
予知に批判的な専門家も招きこんで、予知の是非を問う特別シンポジウムを開催。
大地震がいつどこで起こるかを正確に言い当てる「直前予知」は実現困難との見方でおおむね一致したが、予知研究の防災効果などを評価する意見もあがった。
地震予知の研究を巡っては、専門家の間でも賛否が分かた。
双方が同じ場で議論することは珍しい。
地震学会の会長を務める加藤照之・東京大教授はシンポジウムの最後に「今日がキックオフ。今後も地震予知をどうしていくかを議論していきたい」と話した。
私は、こういう謙虚な姿勢が良い。
それに比べ、原子力関連の学会はどうなのか?
地震学会の姿勢を学んで欲しい。