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会社の研修に参加

2007-06-08 05:53:13 | お仕事
 昨日、一昨日と一泊二日かけて会社の研修に参加してきました。場所は長野か山梨か・・・その辺りの山の中(いや。山梨だと信じてたのですが、宿でテレビをつけたら長野の天気予報をやっていて、どっちだったのか不明のまま今に至るんです)。メンバーは、ほとんどが契約社員。以前の研修で会った事ある人もいましたが、全国から集まったので知らない人がほとんどでした。

 出発以前、場所や集合時間など大まかな事は知らされていましたが、どんな事をするのかは故意に知らされてなかったんです(電波少年?)。見知らぬ人たちと何をするのか、私はこの日が来るのが憂鬱でなりませんでした。2時間のバスの時間、知らない人の隣で何しゃべろぅ・・・とか、もうその時点を想像するだけで憂鬱。結果として杞憂でたが。
  
 今回行った事は社員育成を専門としている業者さんが行ったプログラムでした。10人強のグループに分かれて、自然の中でアクティビティを行い、終了毎に振り返りをノートに記入し、意見を発表するという流れ。雨天決行なので全員合羽持参でしたが、必要なくて良かったです。
 どのアクティビティも、一見不可能に見えるのにスタッフさんからの解決のヒントは無し。だから個人個人が真剣に考え、意見を出し合い、協力しなければならないので、グループ内に協調性が生まれ、自己を見つめなおすきっかけになるという訳なんですね。現実世界の問題は形が無く不明瞭なので、チームが簡単に結束して達成に向けて一丸となる事は難しいですが、ここでは問題が目に見えて提示されるので非常に明確。明確だからこそ、自分がどう考え、どう感じたか、何が出来て何が出来なかったかを認識出来、その経験を職場での自分に応用させていきましょうという訳なんですね。
 と目的を理解し、「これを真剣に行って真剣に受け止めるって、なんか業者の意図通りで踊らされてる感があるよなぁ」と頭の隅でうっすら冷めた想いを抱きつつも、乗せられ易い私はかなり真剣になって、途中涙まで流しちゃったりしましたよ。あらら
  
 1日目に2つ、2日目に1つのアクティビティを行いましたが、最後のアクティビティは特に厳しい物でした。複数の候補の中から1つを選んだのですが、私たちのグループが選んだのは、高い棒に上って一番上に立ち、近くにぶら下がっているバトン棒にタッチするために空中に向かってジャンプするというもの(もちろん命綱付)。想像つきますか?
 ・・・いや~・・・しんどく恐ろしかったです。でもこの過酷な挑戦をメンバー全員が実行し、全員が全員を励ましサポートし合いました。こんな経験、もう二度と無いでしょうね(したくないしね(苦笑))。ま、普段ぬるま湯で適当に生きているので、人間追い詰められると何でも出来るのね~と身を持って経験出来る良い機会をいただきました。

 今回自分自身に感じたのは、相手に遠慮してしまったり、自分の中で明確に出来なかったりで、言いたい事が言えてないという事。これは普段の生活でも留学中も職場でも思っていた事だったのですが、今回ほど強烈に「やっぱり言わなきゃ伝わらないんだ!」って実感した事はありませんでした。相手の反応を恐れず発言する事、頑張って少しずつでも実践していかなければ。これが分かった事と、同じ立場の人たちと職場の悩み(とメルアド)を共有できた事が、今回のしんどい研修の収穫です。

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