昨日より実家に来ています。今日は車で地元のひまわり畑に行ってきました。
きっかけは母が聞いたラジオ番組。そこで市内の海の近くに季節はずれにひまわりが咲いている場所があるという事を知ったので、どんなもんかと家族で見に行く事にしたのです。
とはいえ、場所に関する正確な情報がなく、とりあえずで行ってしまったのでちょっと迷ってしまいました。でも走ってる途中、畑の中に黄色い一画を発見。車もたくさん停まっているので、もしやと思って近づいてみると、そこがそのひまわり畑だったのです!
写真の通り、見渡すかぎり黄金色のひまわり。その広大さ、美しさにみんなで感動!季節はずれのサプライズでした。100円で10本摘み取る事も出来るので、おうちに持ち帰ってる方もたくさんいました。
ラジオ情報によると、新名所にしようという事で北海道から種を取り寄せて育てたそうです。
なかなか見事でまだ咲いていそうな感じだったので、お近くの方はぜひ。癒されますよ。
このひまわりに関する新聞記事を発見しました。いずれ消されてしまうと思うので引用します。
<地域の絆育むヒマワリ畑 南相馬 地元男性のアイデアで誕生>
ヒマワリ畑には県外からも見学者がやって来る 一面に広がる黄色いカーペット――。南相馬市原町区下渋佐の県道沿いの農地に、季節はずれのヒマワリが満開となり、道行く人の目を楽しませている。「地域の人と共同作業をすることで、絆(きずな)を深めたい」と、地域住民の有志が、子供たちの手も借りながら育てたものだ。(池田晋一)
南相馬市の中心市街地から車で約10分。約1・4ヘクタールの休耕地には約50万株が咲き誇る。品種は「夏りん蔵」といい、種まきから約50日で満開になる極わせ種。高さ80センチほどで、咲いた後に土に混ぜれば肥料にもなる一石二鳥のヒマワリだ。
幼稚園児の孫(5)と訪れた近くの草野勝代さん(61)は、「孫も満開になるのを楽しみにしていたの」と目を細めた。
「ヒマワリを咲かせたい」と考えたのは、同市原町区上渋佐の会社社長木幡喜一さん(57)。5年前、宮城県丸森町で秋に咲くヒマワリ畑を見て、「たくさん咲かせたら、見た人も喜んでくれるかな」と思った。
農村の景観を守る地域活動などに資金が交付される国の農地・水・環境保全向上対策制度があることを知り、「これなら、地域のみんなで一緒にできる」と、制度の活用を考えた。地域の住民に呼びかけたところ、農家から土地を借りられ、種をまき、昨年初めて花を咲かせた。
今年は、3~6月に牧草をつくる別の農家が「秋は作物を育てないから使って」と、より広い土地を提供してくれた。9月上旬、地域住民約90人で種まきをし、畑の一部では地域の幼稚園児や小学生が参加した。耕土や種の上に土をかける作業は、貸主の農家がやってくれた。
満開になった25日の日曜日。来場者に豚汁を振る舞い、種まきに参加した子供たちがヒマワリの絵を描く写生会も開かれた。「今の子供たちは家にこもりがちだけど、外に出て大人たちとコミュニケーションできたのでは」と木幡さん。
100円で10本採れるようにしたが、これは「来た人がモラルを守って、きれいに花を採っていってもらうため」。集まったお金は「協力金」として、豚汁の材料費などに充てるという。
ヒマワリが勝手に持ち去られる心配もあるが、地域のお年寄りが1日1回の散歩を2回に増やし、それとなく畑を見守ってくれている。制度の窓口となる市農林水産課の担当者も「地域住民が共同で作業し、つながりが生まれるきっかけになっている。市にとっても見所が増え、ありがたい」と語る。
木幡さんは「花を見た人が笑顔になるのがうれしい。みんなが喜ぶのを見たいから、来年もぜひやりたい」と話している。
見頃は11月上旬まで。(読売新聞2009年10月31日)
きっかけは母が聞いたラジオ番組。そこで市内の海の近くに季節はずれにひまわりが咲いている場所があるという事を知ったので、どんなもんかと家族で見に行く事にしたのです。
とはいえ、場所に関する正確な情報がなく、とりあえずで行ってしまったのでちょっと迷ってしまいました。でも走ってる途中、畑の中に黄色い一画を発見。車もたくさん停まっているので、もしやと思って近づいてみると、そこがそのひまわり畑だったのです!
写真の通り、見渡すかぎり黄金色のひまわり。その広大さ、美しさにみんなで感動!季節はずれのサプライズでした。100円で10本摘み取る事も出来るので、おうちに持ち帰ってる方もたくさんいました。
ラジオ情報によると、新名所にしようという事で北海道から種を取り寄せて育てたそうです。
なかなか見事でまだ咲いていそうな感じだったので、お近くの方はぜひ。癒されますよ。
このひまわりに関する新聞記事を発見しました。いずれ消されてしまうと思うので引用します。
<地域の絆育むヒマワリ畑 南相馬 地元男性のアイデアで誕生>
ヒマワリ畑には県外からも見学者がやって来る 一面に広がる黄色いカーペット――。南相馬市原町区下渋佐の県道沿いの農地に、季節はずれのヒマワリが満開となり、道行く人の目を楽しませている。「地域の人と共同作業をすることで、絆(きずな)を深めたい」と、地域住民の有志が、子供たちの手も借りながら育てたものだ。(池田晋一)
南相馬市の中心市街地から車で約10分。約1・4ヘクタールの休耕地には約50万株が咲き誇る。品種は「夏りん蔵」といい、種まきから約50日で満開になる極わせ種。高さ80センチほどで、咲いた後に土に混ぜれば肥料にもなる一石二鳥のヒマワリだ。
幼稚園児の孫(5)と訪れた近くの草野勝代さん(61)は、「孫も満開になるのを楽しみにしていたの」と目を細めた。
「ヒマワリを咲かせたい」と考えたのは、同市原町区上渋佐の会社社長木幡喜一さん(57)。5年前、宮城県丸森町で秋に咲くヒマワリ畑を見て、「たくさん咲かせたら、見た人も喜んでくれるかな」と思った。
農村の景観を守る地域活動などに資金が交付される国の農地・水・環境保全向上対策制度があることを知り、「これなら、地域のみんなで一緒にできる」と、制度の活用を考えた。地域の住民に呼びかけたところ、農家から土地を借りられ、種をまき、昨年初めて花を咲かせた。
今年は、3~6月に牧草をつくる別の農家が「秋は作物を育てないから使って」と、より広い土地を提供してくれた。9月上旬、地域住民約90人で種まきをし、畑の一部では地域の幼稚園児や小学生が参加した。耕土や種の上に土をかける作業は、貸主の農家がやってくれた。
満開になった25日の日曜日。来場者に豚汁を振る舞い、種まきに参加した子供たちがヒマワリの絵を描く写生会も開かれた。「今の子供たちは家にこもりがちだけど、外に出て大人たちとコミュニケーションできたのでは」と木幡さん。
100円で10本採れるようにしたが、これは「来た人がモラルを守って、きれいに花を採っていってもらうため」。集まったお金は「協力金」として、豚汁の材料費などに充てるという。
ヒマワリが勝手に持ち去られる心配もあるが、地域のお年寄りが1日1回の散歩を2回に増やし、それとなく畑を見守ってくれている。制度の窓口となる市農林水産課の担当者も「地域住民が共同で作業し、つながりが生まれるきっかけになっている。市にとっても見所が増え、ありがたい」と語る。
木幡さんは「花を見た人が笑顔になるのがうれしい。みんなが喜ぶのを見たいから、来年もぜひやりたい」と話している。
見頃は11月上旬まで。(読売新聞2009年10月31日)