ひまわりつうしん

雑記で~す。愛犬ミニチュアシュナウザーのヒメとの日々が中心のブログになりました。
 

疲れたとき。迷うとき。

2015-05-16 10:49:27 | 本のこと
実は一昨日。。。
なんだかとても疲れてしまって。。。
仕事のあとヒメちゃんのお散歩へ行って。。。夜7時半頃でした
その後。。。
全く話しませんでした。
黙々とご飯を作って。。。
家族誰にも文句も言わず。。。
いつもは、指示したりしてますね~
ご飯ができても、「ご飯よ~」とか呼ばず。。。
さっさと自分だけ食べ。。。

とにかく、変なオーラ出しまくってました

いやになっちゃって。

家族に「ああしろこうしろ」言うと、文句を言われ、私のせいになり、
結局自分はどうよ?と思うと自分もやるべきことができてなくて。。。

もう口出しせずに、自分がやるべきことだけしっかりやろう!と思ったんです

まあ、今も子供やパパさんのことをいろいろ言わないのは継続中。
機嫌は直りましたが。。。

まあ、昔に比べて。。。もう、いろいろ迷うことはなくなってきたな~と思います。
悩む時間がなくなったというか。。。

一度脳梗塞で「あの時死んじゃっていたかも」という経験をすると。。。
しかも、日々、左半身がジンジンし続けている。。。という後遺症を感じていると。。。

時間はないんだ。。。と思います。
いや、ヒメちゃんを看取るぐらいの時間はあると思っていますよ

仕事を始めて、悩むこともありました。(仕事は14年前から)
この仕事をすることが、本当にどうなのか?とか。
自分の力量とか。。。後悔とか。。。

そんな時救ってくれた本が。。。



「木を植えた男」

絵本です。

人生って。。。。。と思います。
大切なことを感じられると思います。

読んだことが無い人は是非~

私は、ブログを書き続け。。。
(ヒメちゃんとの思い出。。。家族の思い出としてですけどね)
犬との生活の素晴らしさ(反省も~~~)をつづり続けることしかできませんが。。。これが私の木を植えることなのかな~と思います。

仕事も、迷いながらも神様が「もういいよ。お疲れ様。」と言ってくれるまで、
がんばろうと思っています。

癒しのヒメちゃん。



「悩めるヒメです」

えっ



ヒメちゃんは元気が似合うよ!
元気に暴れて、カーペットしわになってるし。。。

今日は、「助けて!きわめびと 人生が180度変わる服」というTV番組を観て、
ますますパワーアップしましたよ

いろいろな力を借りて、元気復活です

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やり続けると、答えが出るかも。。。人生も。。。
ぽちっとよろしくお願いします
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密謀

2013-02-03 23:00:54 | 本のこと
密謀 (上巻) (新潮文庫)
藤沢 周平
新潮社


本の話ばかりですみません

入院中に読んだ本は、これが最後です

引き込まれてやめられなくて、「頭が痛いよ~疲れたよ~」と思いながら読みきった「マークスの山」の後、

読書の楽しさを味わってしまって、次に選んだ本も

上下巻の文庫本

藤沢周平さんの時代小説も読んでおくといいかも…と手に取りました。

直江兼続の本だったのにも興味が出ました。
しっかり、観たわけではなかったのですが、大河ドラマの「天地人」の直江兼続の印象が強くあります。

読んでいて、どうしても、妻夫木くんがちらつきました

こちらも前半は、なかなか難しくて

リタイヤしそうになりましたが

入院中だったので頑張れました

入院中、元気になってくると、寝てばっかりもいられないし…
(夜が寝られないですからね

TVを観ているよりは、本の世界に入ってしまうと(入るまでが辛抱ですけど)はまって面白いですからね~

この「密謀」は、直江兼続と殿である上杉景勝の織田時代、豊臣時代そして徳川時代へという激動の時の戦略や戦いを描いているのですが、いつも、織田信長だったり豊臣秀吉だったり徳川家康サイドからの歴史ばかりを刷り込まれてきたのが、

従えられてしまった側や敗者から観たら…ということでとっても面白かったです

そうですよね~
天下を目指し、そこに上り詰めた方たちは、人を蹴落としていないわけがない…

義を重んじたり、情け深かったりする人は、天下人にはならないんだな…

と思った次第です。

私は「俺様!」的な方のファンにはならないタイプなので…

上杉景勝という武将やいろいろ義を重んじて引いていった方たちに想いを寄せましたね。

いい本だと思います

「カウンターのふたり」のサイトの動画インタビューやCM見て楽しみにしています
(音の調子が悪かったPCでも、音がヘッドホーンで聞ける機械を弟が送ってくれました

竹財くんのインタビューを観て、大悟の時と変わっていないな~と思いました。
もちろん、成長されているので、インタビューのお答えは素晴らしいのですが。

人柄というか、根っこのところが、いいな~~~って思います。
心がこもっているというか、真摯さというか、伝わってくるものがあるのですよ。
この部分で、ファンになったんだよな~というものです。
うまくいえませんけどね

涙のシーンがあるので、余計、大悟とリンクしちゃったのかもしれません

竹財くんは、戦国時代では、天下人にはなれませんね

                             
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マークスの山

2013-02-02 17:20:56 | 本のこと
マークスの山 (ハヤカワ・ミステリワールド)
高村 薫
早川書房


前回紹介した「イーハトーブの幽霊」の後…

何を思ったか、このずしっと重い単行本に手がいってしまいました

分厚い上に(確か400ページ以上)上下2段書きでした

この同じタイトルの文庫本上下巻も本棚にはあって、「人気があるんだなー」という想像と、有名な小説に違いないという思いが頭をよぎったのだと思われます

「高村薫」さんの本も1度は読んでおくといいかな~という思いもありました。

それから、表紙の絵にも惹かれたかな~

読むの、大変でした
入院中で、相当暇だったので、読みきりましたが
特に初めの頃は、もう、何度も挫折しそうになりました

「今なら、止めても惜しくないぞ…」って

100ページ読むとダメですね。もったいなくて
物語にもだいぶ引き込まれます。

読み終わると、1つの世界を体験した感じです。
もう、世界にどっぷり入り込んでしまいます。

これは、映像化は無理だろう…
と思えたのですが、調べてみたら、映画化もしているし、ドラマにもなっているんだ…

後日、高村さんのインタビュー記事を新聞で読んだのですが、(新作の「冷血」を発表されたので)
動機は書かない人なんだそうです。
殺人事件の動機なんて、言葉で説明できるものじゃないそうです。
その時にいろいろなことがあって起こってしまうのだろうと。

なので、「マークスの山」でも、動機は重要なことではなく、絡まりあった事象を警察官達が、ほぐしていく様を詳しく、どっぷりと書いてありました。
本当に1つの世界をどっぷりと見せてもらったという感じ。

自分も共感はしなくても、その世界の一員になってしまって、最後を見届けようと読み進みます。

ちっとも甘くはなく、でも、ずっしりとくる本でした。
読み終わって、満足感がありました。

読んでよかったと思えた本です。

読後感は爽やかではないですけどね~。

それでも、私達は生きていくのだ…的な読後感かな?

映像化もあまり観たくないかもしれません。
小説として、よく出来上がっているので、自分の頭で、しっかり映像が浮かんでいます。

壊されるのはいやかも
  
                        
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イーハトーブの幽霊

2013-01-29 21:38:28 | 本のこと
イーハトーブの幽霊 (C・NOVELS)
内田 康夫
中央公論社


こんばんは

竹財くんがBSプレミアムで宮沢賢治さんのお話のアニメ・実写化の番組にご出演と聞いて…

入院中にこんな本を読んだことを思い出しました。

宮沢賢治さん作ではなくて、内田泰夫さんのミステリーなんですが(浅見さんが推理するシリーズ)

病棟の本棚から(たぶん退院時に患者さんたちがおいていってくださったもの)、面白そうな本を選んできたので、浅見シリーズ初めてです。内田さん自体、初めてです

ミステリー自体は、犯人も動機もTVのサスペンスを観たようなお話で、映像が目に浮かぶようでした(笑)

さっと読めて、安心して?楽しめる感じ。

ただ、その中で、私がとても興味深く読んだのは、始めのほうの宮沢賢治に対する主人公浅見の解釈みたいなところ。

あの、「雨ニモ負ケズ」を書いた宮沢賢治さん。

イメージ的には、いい人。才能がある人。素晴らしい人。
でも、作品はちょっと暗いイメージがある。
でもでもきっと立派な人だろうと。

この内田さんは、宮沢賢治の心の暗部を想像してました。
(小説の中で、浅見さんに想像させていたんですけどね)

もうはっきり覚えてはいないのですが

私の中にすとんと落ちるような…

宮沢賢治の「雨にも負けず」がこういう気持ちで書かれているのだとしたら、彼の作品が腑に落ちると言うか。

彼は本当は…素晴らしい人で素晴らしい気持ちで「雨にも負けず」を書いたわけではないのか

頭がよくて、良すぎて、ドロドロ?した人だという解釈が、

なるほど!なるほど!と思ったんですよね~

こういう考え方があったんだ~面白いな~と。

私にとっては、この本を読んでよかった~と思える一番のツボでした。

ということで、ちょっと自分的にストンと落ちた宮沢賢治さんの作品を竹財くんのおかげで興味を持って観る機会を与えてもらった気分です

楽しみにしています。

「カウンターのふたり」は、まだまだだと思っていたら、だいぶ近づいてきましたね

                                  





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のうだま

2012-05-11 11:24:30 | 本のこと
のうだま―やる気の秘密
上大岡 トメ,池谷 裕二
幻冬舎



こんにちは

いきなりですが…
最近、自分の中で、「のうだま」という言葉がブーム(?)です。

春休みに実家に帰った時、弟の本棚で見つけた「のうだま」の本。

「きっぱり」を買って読んでいたので、(上大岡トメさんの本です)なんとなく、流れはわかるというか…
やる気を出すにはどうしたらいいか?的な本だろうと思って、手に取りました。

やらなくてはいけないことを、なかなかできない時…
続けようと思っていたのに、三日坊主になってしまう…

脳はそういうものなんだそうです。
慣れると飽きる。
すぐ、やらないほうへはしるらしい
まあ、怠け者

でも、脳はだまされやすい
だから、脳をだます。

「のうだま」です。

夕飯作るのめんどくさいな~と思っても(私だけ???)しかたなく作り始めると、けっこう気分が乗ってきて、手間かけちゃったりすること、ありませんか?

勉強もやりたくな~~~いとなかなか始められなくても…やり始めると、意外と夢中になっちゃって、終わった後に充実感!感じちゃったとか。

まず、行動を始めると、だまされた脳は、頑張るらしいですョ

気が進まないことも、まず行動してみよう!と。

家事って、気が進まないことばかりなので(私だけ?
「のうだま」しなくちゃ。
と始めてます。

子供にも、「まずやってごらん。脳がだまされてのってくるから。のうだましてごらん。」
と言う。

まあ、本当は、もっといろいろなことが書いてあって

脳にほんとうに蒼い玉があるらしいのですが?
(やる気をだす部分らしい)
その意味も兼ねていると思うのですが…

それから、脳をやる気にさせるには、「ごほうび」と「なりきり」もいいそうですよ。
参考まで。

私には、脳をだまして、やることをやらなくちゃ!というという解釈になっています。

やり始めれば、気分が上がる法則…

脳科学的に正解なんだそうです

いろいろなことがおっくうになってきた今日この頃(何かの宣伝にもあったような…

「のうだま~」と思って動こうと頑張っています
(動ききれていませんがね

                                        
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「第三の時効」

2011-09-07 23:06:24 | 本のこと
第三の時効
クリエーター情報なし
集英社


こんばんは

今年は、大変な年ですね。
台風の被害もびっくりするほどで...。

そしたら、今日も北海道で震度5強ですか

なでしこジャパンやザック監督になってから無敗な男子サッカーの活躍という明るいニュースを消してしまいますよね。

三男が、書初めに「新しい年」と書いた今年...

飾ってあるその文字を見るたびに、まさかこんな年になるなんて...と思ってしまいます。

さて、お盆に弟に借りてきた本の3冊目(2番目に読んだのですけどね)

弟がこの本を貸してくれるとき、「これが面白かったら、貸す本はたくさんあるよ」
と言っていました。

短編のミステリーです。
まあ、本のサスペンス劇場のような感じ。

面白かったデス
表題作がやっぱり一番面白かったかな。

警察VS犯人

警察が決して、かっこよくなくて、ドロドロしていたり、性格が悪い?刑事だったり...
でも、悪党は許さない!
と言う感じで、犯人と対決して、真相を暴いていきます。

その暴き方がすごいと言うか...犯人にわなを仕掛けたりもして。

この、第三の時効(表題作)のネタは、きっと、もうサスペンス劇場に使われただろうな~と思うほど、ドラマ映像が浮かんできます。

でも、今では、時効はなくなったんですよね。(殺人事件だけ?)

とにかく、短編のミステリーっていいですね。
よく練ってある感じがします。

ということで、弟にまた短編のミステリーを借りることになりそうです。

横山秀夫さんは、記者さんだったそうですね。
だから、警察と記者の関係の部分は本当にリアルです。
現実感がとてもあります。

私は以前読んだ横山さんの本「半落ち」よりこちらのほうが好きでした。

今日は、三男のお誕生日で、ケーキを買ってきました
もう11年もたちました。
育てるのは、大変な子で、今でも大変なのですが、3人いてよかった

3人目の子育ては、とてもかわいくて楽しいです。

竹財くんのお父さんもお母さんもさらにすごい?4人目の輝之助くんのことは、心から幸せに育てたんだろうな~~~と思います。かわいかったと思います

ガチバン2の予告を観ました。

すごいですね。
トキオさんがさらにスケールアップしています

4Kg痩せちゃったというのもわかるような気が...

でも、見直しますよね。
やっぱり、プロの俳優さんだ

心の中でしていた自分です。

                          
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「食堂かたつむり」

2011-09-03 14:58:37 | 本のこと
食堂かたつむり
クリエーター情報なし
ポプラ社


実家の弟に借りた4冊の本は、あっという間に読み終わってしまったのですが

3冊目に読んだのが、この「食堂かたつむり」でした。

この小説は、映画化されているのを知っていて、ストーリーもちょっとわかっていました。
帯に書かれていた「一日一組のお客さんのための食堂」と言うのにちょっと興味が湧きました。

読んで一番思ったのは、

「自分、もっと料理をしっかりつくらなければ...

お料理を丁寧に作っている描写が素敵です。
本当にこんな風にできたらな~~~。

お料理上手になりたいな~~

でも、無理です...

美味しいものは食べたいけれど、毎日毎日の食事作りは、結構めんどくさいョーーー
というタイプです

この、主人公とそのおばあちゃんの料理の姿勢は、素敵です
憧れるけれど、無理だな...

わが子とパパさん、ごめんなさい

そして、初めに読んだ「その日のまえに」でガン恐怖症になっていたのに、この本も...

ますます気分が...重くなっちゃいましたよ

最後、温かいものが残るはずのいいお話なのですが、底の底のテーマ?に、

「命をいただく」

というものもあって、自分では、つらさがさらに増す感じでした。

お料理の描写はとても好きでしたよ

でも、お話は、とっても好き!というわけにはいかなかったです
ちょっと、作者の方と感性が違うのかもしれません。



台風のせいで、こちらの小学校が、2日間も休校でした

台風は、高気圧のせいで...「金曜日ジャストミート」←(次男いわく)の予定が思い切り西にそれてくれたのですけれどね...。
それでも、警報が出ているために、休校です。

こちらは、風はさほどないです。
雨も時折、ザーっと降りますが、ニュースで見る映像に比べたら、日常の雨の範囲です。

皆様のところは、大丈夫ですか?

台風マニアの三男が、

「新しい台風が出来ているよ

と言っていて、(ホントか?)

そっちもすごく心配になっています。

来週末は、台風やめて欲しいんですけど...

                                

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「その日のまえに」

2011-08-24 23:53:53 | 本のこと
その日のまえに
重松 清
文藝春秋


こんばんは
今日は、嬉しいニュースがありました

竹財くんのスタッフブログでドラマのコナンに出演されると

ドラマは嬉しいですね~
コナンなら、我が家もオンタイムで観れます
楽しみですね

元気が出ました


1泊2日で実家に行ってきました。
実家に行くと、弟に本を借りるのが恒例でして...

「お勧めの本ある~?」
と借りてきた4冊のうちの1冊がこの

「その日のまえに」です。

感動しました。
結構、一気読みしちゃうし、ズルズルとティッシュ片手に読んだんですけど...

いけません

怖くなっちゃうんですョ

30代後半や40代前半ぐらいの人たちが、気付いた時には、余命半年ぐらいのガンだったりします。
そして、大事な家族を残して亡くなってしまいます。

夏の暑さで、なんとなく、体調が悪かった自分は、
心配になって、ブルーになってしまいました

ブログを書く元気もなくなってしまうほどですから
お勧めできませんネ

今日は、体調がいいので、気持ちが明るいのですが...
ちょっと、春ぐらいから胃腸の調子がスッキリしなかった自分は、
本当に、病んで(気分がね)しまいましたョ。

まだ、ガンになるなんて考えられない若い元気な方は、自分の限られた命のことや、いつか必ず訪れる家族とのお別れの日のことをしみじみ考えられて、生き方が変わったりするかもしれません

夏休みが終わったら、がん検診にいかないと...

実家から帰った後、箱根へ遊びに行きました
残念ながら、車で1時間ぐらいで行けちゃうので、日帰りです
その時の記事も、またしたいです

                               



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「サクリファイス」

2011-01-23 13:50:14 | 本のこと
サクリファイス
近藤 史恵
新潮社


また、本の画像ですね

お正月に実家へ行ったときに弟に借りてきた5冊の最後の1冊が読み終わりました。

この「サクリファイス」は、弟が「これは、お勧め」と太鼓判を押してくれただけあって、面白かったです

あまり、よく知らない自転車のロードレースのお話なんですが、最初の1ページ目がすごいインパクトなので

「どうして、こうなっちゃうの???」

と暗い気持ちで、でもやっぱり知りたくて読み進められます。

「サクリファイス」って犠牲という意味…。

主人公が自分が勝つためでなく、チームがチームのエースが勝つために頑張ります。
自転車のロードレースは、そういうスポーツなんだそうです。
アシストという人達がいるんです。

そんな、主人公をだんだん応援しちゃう自分がいるのですが、1ページ目の場面が不吉なイメージで襲いかかってくるので(笑)

読んでいる途中で、長男に、
「この本は読んでいて、つらいわバッドエンドに向かって読み進めなくっちゃいけないんだから~

と弱音を吐いたほどです

でも、読み終わると、とっても面白かった

けっして、ハッピーエンドではないのですが
ラスト二転三転と、転がっていき、驚くべき(大げさ?)真相にたどり着くんで…

暗い気持ちになってしまう途中も、
内容がよいので、(主人公の活躍ぶりが爽快です~
暗い気持ちになっちゃうわけで…。

どこかで、見かけて、読む機会があったら、是非

弟に借りてきた5冊は、
「ノルウェイの森」上・下
「八日目の蝉」
「小さいおうち」
「サクリファイス」
でしたが、、だんぜん「サクリファイス」が面白かったです
書かれている内容も、よかったかな~~~

肯定はできませんが、そういう生き方の人もいるかもしれない…と思いました。

竹財くんのスタッフブログが更新されて、真剣な打ち合わせ中のお姿を拝見しました

スタッフブログ、彦さん、ありがとうございます

お仕事やってらっしゃることがわかって、ちょっと安心
頑張れと遠くからですが、エールを贈りたいと思います

                                   


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「小さいおうち」

2011-01-17 09:24:13 | 本のこと
小さいおうち
中島 京子
文藝春秋


昨日は、寒くて~
こたつから動けない休日になってしまいました

雪も降っていないところで、「寒い」なんて申し訳ないですが
やりたかったことがほとんどできず…

こたつで、年賀状の整理とDVDのハードディスクに入っている録画したタイトルのCMカットをやったりしていました

この「小さいおうち」という本もお正月に実家の弟の本棚から借りてきました。
で、読み始めたら、1日で読んでしまいました
土曜日に…。
さすが、直木賞…

ちょっとしたことだけど、どうなるのか…先が知りたくなって読み進めてしまいます

お話は、昔女中をしていたおばあちゃんの古きよき時代の回想録。
昭和10年ごろから、お話が始まります。

時代は、戦争に向かっていく…という私達の認識では暗い時代のはずなんだけど、彼女からみたら、懐かしいいい時代。

田舎から東京に出てきて、賑わいや華やかさを体感して、自分も若くて…

そんな時の思い出話なので、戦争の陰がまだあまりないんですよね。

私達の昭和の戦前の認識と実際に暮らしていた人達の感じていたことは、全然違うみたいです

読んでいると、いい時代だな~と思えます。

真珠湾攻撃のあともお祭り騒ぎだったみたいです。

庶民は、楽しく普通に暮らしているのに、いつの間にか戦争に巻き込まれていたんだな~と。
私達もしっかり見ていかないと、いつの間にか…巻き込まれてしまうかもしれない…という怖さも感じましたね。

お話は、このおばあちゃんが若いとき、東京でずっとおつかえした素敵な若奥様との日々を回想していきます。
暮らした家が、素敵な赤い屋根のモダンなおうちだったのです。

ちょっとした恋愛事件もあるのですが、今と違って、慎ましい(笑)です。

このおばあちゃん、本当に若奥様のことが大好きだったんだな~~~って。

素敵な昭和10年代の東京生活と(上流家庭のですよ
チラチラ出てくる戦争の影。

そして、やっぱり戦争はむごいんですよね。

戦争の悲劇中心には描いていないのに、私の中には、戦争の怖さ、悲しさを感じたお話でした。

でも、このお話のしかけ?は、他のところにちゃんとあって、えっ!?て思わされますよ

全体的に温かく優しいお話です~~~

今日も寒いですね~
でも、今日は、仕事があるので、夜まで頑張ります~~~

                                   

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