人は、ふるさとびと

お帰りなさい と迎えて
下さる神様は、私達の
ふるさとなんです。

(記事はリンクフリーです♪)

愛のはたらき(4)

2020-04-08 12:01:28 | スピリチュアル
    (前日からの続き)
愛というものは限りがありません。
ここまでが愛でこっからが愛じゃないとか、
ここまでは愛情だけれども、こっから一歩は
愛じゃないとか、そんなことはありません。
限りがなくって尽きるところがなくって、
その尽きるところがないものに支えられている
ということがわかりますと、人間はどうなって
ゆくかというと、もうとにかく、自分の生命
というものは窮まりがないんだということに、
だんだん気がついてゆく訳です。
なぜかというと、人間を支えているものが
神様の愛で、しかも私どもがいつも申し上げて
おりますように、人間の生命というものは肉体
だけのものではありません。
貫いてずっとむこうの世界まで行っても
まだまだ続いてゆくのが生命ですから、
つまり永遠の生命ですから。
その生命を貫いている愛というものが尽きる
ということがなくって、生命というものも
尽きるということがないとすれば、じゃあ
人間の働きというものは、そこに気がついて
みると、そこに気がついてゆくと、本当に
充実しきった想いになってゆく訳ですね。
何があっても壊れることはない。
絶やされることはない種、生命の種という
ものを自分の中に持ってる。
ね、持たされている。
あるいはいただいてるということに気が
つくとですね、こんな喜びはない訳ですね。
そうすると、自然に自分の気持ちが
落ち着いてきて、今いろんなことが
あるにしても、自分は尽きることの
ないものを貰ってるんだ、神様から
貰ってるんだ。
神様の愛というのは無限なんだという
ことになってきますと、だんだん、
粗い肉体を囲んでた業の波動というものが、
祈りによって浄められてきまして、
気がついてゆくに従って、粗いはずの波動が
細かになっています。
そして、細かになってきて、だんだん
いろんな人のいろんな想い、やりきれない
想いだけじゃなくって、心を求めている、
人を求めている、淋しがってる、そういう
人の想いに人間というものは気がつくように
なってまいります。
そうして気がついて、それに感応して関わりを
もって接していきますと、そこに何が生まれるか
というと、そこに愛念というものが生まれて
まいりますね。
そうして、それがどんなに細やかなもので
あっても、その間に働くものというのは、
深いものがございますから、そこで生まれて
くるものは本当に光明に満ちたもの、光に
満ちたもの、愛に満ちたものになってゆく
訳です。
そんなふうにして実は、人間というものは
気がつかない内に、この世の中で、一歩でも
二歩でも進歩をしよう進化をしようといって、
歩みを止めては本当はいないものなのですね。
            (翌日に続く)