緑の街の水先案内人

都城市で緑の街の水先案内人として移る日々を写真と日記で綴ります。

みんなでつくろう安心の街

2009年06月02日 16時41分02秒 | 地域社会
6月2日(火) 

朝の時間にペリカン便の封書が届きました。何だろう?宛先欄に印字された文字は当方の会社名と本人名があります。送り人は誰かな?財団法人宮崎県防犯協会連合会で住所は宮崎県警察本部内とあります。宮崎県警察官友の会には都城支部で法人会員として加入していますが、財団法人宮崎県防犯協会連合会とは初めてお聞きする団体名です。開封しますと機関誌やパンフレットと「財団法人宮崎県防犯協会連合会会員加入についてのお願い」まであります。


潮の引いた鹿児島県志布志湾柏原海岸、撮影5月24日午前10時頃

防犯協会の活動内容についてパンフレットに添って移し書きしますと次の如くなります。
目的と事業:「犯罪のない、安全で明るく住みよい社会づくり」
・県民の地域安全意識の普及と高揚
・県民参加による地域安全活動
・少年の健全育成と非行防止活動
・暴力排除意識の普及と高揚
・覚せい剤等薬物乱用防止活動
・高齢者を守る防犯活動・風俗環境の浄化活動。



次に組織と会員は
顧問:二名、参与:六名。理事会:理事長他。
地区防犯協会
正会員:十二の地区防犯(地域安全)協会、二八の市町村防犯協会
協助会員:団体、法人、個人。
専門委員会:防犯対策委員会、少年非行防止対策委員会、暴力排除対策委員会、風俗環境浄化対策委員会、長寿社会防犯対策委員会、覚せい剤等薬物乱用防止対策委員会。



設立については、まず次のスローガンを掲げています。「自分の住むところの安全は、自らの手で」、「地域の人々と連係活動を大事にした警察活動」、「みんなでつくろう安心の街」。
更に説明文は続いて「当協会は宮崎県公安委員会から昭和60年7月25日に「風俗営業等の規制および業務の適正化等に関する法律」により宮崎県風俗環境浄化協会としての指定を受け、風俗環境の健全化のための活動を推進しています。」とあり、この辺りが設立期かなと想像します。



次は事業費ですが、平成21年度予算事業費が12,158千円です。内容としては地域安全活動費62%、地区防犯協会活動助成費30%が主な項目になっています。収入源として・県費による補助金・市町村費による負担金・協助会員による協助会費・自転車防犯登録事業収入・遊技機AMマーク貼付事業収入。が上げられています。



なるほど、こうして送られて来た資料に目を通しますと、財団法人宮崎県防犯協会連合会とは防犯のために宮崎県警察本部と県民とをつなぐ橋渡し役を担っているのが分かります。当然に理事長他役員諸氏も警察官退職者であります。地域防犯活動に警察と民間人とが連係して地域社会の安全を守ることは、備えあれば憂い無し、逆に申しますと、それだけ宮崎県も物騒な事件が発生していると理解します。警察の犯罪検挙率はうろ覚えですが三〇%台であると認識していますが、安全な街づくりには官民などと言う垣根を外した活動の場が必要になってきているのでしょう。


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