緑の街の水先案内人

都城市で緑の街の水先案内人として移る日々を写真と日記で綴ります。

WSJの記事に触発されて

2011年12月02日 17時46分51秒 | 経済
12月2日(金)  

 師走の二日目、旅の疲れが出たのか、喉が炎症を起こしてバテ気味になってしまい、気力がイマイチ起こらない。ムリはしない事と行動も必要な分以外は控えめにしています。それでも昨日のWSJ有料購読契約が一種の興奮剤になって、どうしてもウエブ上の記事に目が向いてしまいます。分かり易い記事、略語の分からない記事、そのような場面を介して、改めて世の中には分からない事がごまんと有るものだ!・・・です。


マニラ市でながめたスイレン

 記事の中で何となく気になるキーワードが有りますと、関心が向いて情景を描こうとします。記者の取材が豊かですと情景も大きく膨らみ楽しいもの。ウエブ新聞を定期購読する事は、有る面でその新聞の影響を受け易く、良い面悪い面、他紙にも記事を求める事が肝心かと思ったりします。自主性を保つ事です。

 本日、目に飛び込んできた記事は「特集:WSJ日本版が選んだ2011年注目ニュース」が今年も年の瀬が押し迫った事を知らせるようで、「注目ニュース」から一年を振り返る気分が湧いてきます。今年ほど後生に歴史の転換点として記憶される年は無いか。国内に居ますとなかなか現状が見えてきませんが、世界全体と言うより、何か切っ掛けになるニュースなりに出逢いますと、自分なりに認識するものを定める事が出来ます。そのキーワードは東日本大震災、福島第一原発事故、円高と日本には災難の連続です。

http://jp.wsj.com/ed/2011news/index.html

2011年注目ニュースを眺めていますと、東日本大震災と福島第一原発事故を通り越して、第八位にあります「日本経済をむしばむ円高」へ最も関心が湧きますが、説明には「円高が止まらない。大震災直後に戦後最高値をつけ、日本の単独介入もむなしく、高値更新を続けている。円が買われているのは日本経済が強いからではない。世界経済の先行き不安を背景に資金が相対的に安全な逃避先を求めた、実態なき円高だ。震災と原発禍でふらつく日本にとって致命傷になりかねない。」 とあります。

 半分は納得する面と半分はうーんと待てよと言う部分があります。それをどう説明するか?本日の宿題みたいなものです。現状の円高は世界各国の経済が余りに悪すぎて日本が結果として資金の流れ込む先として選ばれて、その結果が円高へと連なったと解釈して良いのやらです。

 もう一声の説明が足りない気もします。現状の円高原因は、今後の経緯を観察する事で事実か否か見えてくるものが有るのでしょうか?何とも判断する材料も無ければ。それほど世界の経済は悪化しているのか、その辺が自分ながらも認識が無いのはいかんともしがたしです。

 秋になり、本業の不動産仲介業務は何かしら冷え込んだようで、何が原因なのか、それこそ円高の影響がじわりと地方都市に押し寄せてきたのか?です。

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