野原 正月から練習

　高校生ドラフト１巡目・野原将志内野手（１８＝長崎日大高）が本日、長崎・南島原市の有家町総合運動公園で自主トレを公開した。
　「厳しい世界に身を投じることになる。これまで以上に気を引き締めた１年にしたいです。地元に帰ってきたら本当に期待を感じる。応えられるよう、そして裏切らないよう頑張るだけです」と、初詣でに行く時間も惜しんで体作づくりに励む日々でプロデビューに備えていく模様だ。

（陸上の話題です）順天堂が総合優勝

　５０年連続５０度目出場の順大が往路に続き復路も制し、１１時間５分２９秒で６年ぶり１１度目の総合優勝を果たした。
　往路で得た１分４２秒のリードを守るだけでなく、攻めのレースで９区長門俊介選手（４年）が区間賞を、１０区松瀬元太選手（４年）は区間新で区間賞を獲得するなど、その差を着々と広げていき、最後は２位日大（１１時間１１分４２秒）に６分１３秒もの大差をつけた。

　５位で復路をスタートした日大は、６区の山下りで末吉翔選手（４年）が区間賞を獲得する走りを見せて３位に浮上し、１０区の阿久津尚二選手（３年）が東海大を抜き去り、２位でゴールした。
　３位は東海大で１１時間１２分７秒だった。
　早大は１１時間１７分２９秒の６位で５年ぶりにシード権を確保した。

開幕ダッシュは任せんかい！アニキ決意表明

　元日から広島市の「トレーニングクラブ・アスリート」で自主トレを行っている我等がアニキ金本知憲外野手（３８）が、今季の開幕ダッシュに強い意欲を見せた。
　４００本塁打まであと３７本に迫っている今季は、個人目標を０５年以来２年ぶりとなる４０本塁打に設定するという。
　開幕からアーチを量産し、覇権奪回を目指す猛虎を引っ張り続けるつもりなのだろう。

　最後のメニューを終えると、その場にバッタリ倒れ込んだという。
　アニキの１年は、今年も苦悶の表情から始まった。

　「自分のバットで開幕ダッシュ狙う。それぐらいの気持ちで行こうと思ってるよ」と噴き出す汗をぬぐいながら、アニキが０７年シーズンの抱負を力強く語った。

　選手のパフォーマンスを大きく左右するのがモチベーションであり、モチベーションがチーム状態に大きく左右されることを、アニキは知っているのだ。
　「常に燃えるものがないとね。そうなれば、痛みとかも気にならなくなる」と優勝という目標を常に他球団よりも近い位置から見据え、一気にゴールまで突っ走る事こそがアニキの描く０７年ペナントの青写真だ。

　２０００本安打の大台まで残り１５４本。
　しかし、これには「全然興味がない」と言い切る。
　「それより４００（本塁打）でしょう」。
　４番である限り、チームを勝利に導く一打にこだわるのだ。
　「先制とか、逆転とか、いいところで打ちたいね」と語ったという。
　毎年アニキの本塁打量産を阻む浜風にも「だからこそ余計にチャレンジしたい気持ちになる」と“真っ向勝負”を宣言した。

（オートレースの話題です）現役最年長浅井選手事故死

　昨日午前１１時４０分ごろ、埼玉県川口市青木５丁目の川口オートレース場で、第３レースに出場していた全日本オートレース選手会埼玉支部所属の浅井孝祐選手（６８）が他のオートバイと接触し転倒した。
　川口署などによると、浅井選手は病院に運ばれたが死亡したという。

　川口市などによると、浅井選手は５８年に選手登録し、オート選手では現役最年長という。