日ハムが吉野獲得を打診

　連覇に向けたチーム補強を目指す日本ハムが、吉野誠投手（２９）の獲得に乗り出すことが分かった。
　近日中にタイガース球団にトレードを申し入れるという。

　日本ハムは昨季、１２球団トップの防御率（３・０５）を誇る投手力を武器に、４４年ぶりの日本一制覇を果たしたが、武田久投手、マイケル中村投手とともに盤石のリリーフ陣を形成した左腕の岡島投手が、大リーグ・レッドソックスにＦＡ移籍し、その後も、岡島投手の代役探しは進んでおらず、必勝リレー再建が急務となっている。

　そこで白羽の矢を立てたのが、０３年に中継ぎとして５６試合に登板し、阪神の０３年リーグ優勝に貢献した吉野投手だった。
　ここ２年は計２０試合登板にとどまり、精彩を欠いているが、貴重な左の中継ぎとして日本ハム側の評価は高い。
　佐藤投手コーチは、０４年まで阪神で投手コーチを務めており、移籍が実現すれば、復活を目指す吉野投手にとっては心強い存在となる。

　球団関係者は中継ぎ補強の必要性を認めた上で「複数対複数のトレードになるかもしれない」と話しており、交換要員で折り合いがつけば、今月中にも大型トレードに発展する可能性もある。

（相撲の話題です）低迷する相撲人気を回復できるか

日曜日から開幕する大相撲初場所のゲスト解説者にデーモン小暮氏が登場するという。
デーモン氏は意外や意外、相撲には造詣が深く、筆者が聞いて居て大変わかりやすい。
相撲人気回復の手助けになるとうれしいのだが。

井川先発当確

メジャーリーグのダイヤモンドバックスはランディジョンソン投手の獲得を発表した。
ヤンキースは見返りとしては中継ぎのルイス・ビスカイーノらを獲得する見込みで、井川投手の先発に当確ランプが点った。
しかし、ヤンキースがロジャークレメンス投手獲得に動いているとの報道もあり、依然不透明だ。