大相撲の平幕安馬関(22=安治川)の父ダワーニャムさんが、昨年12月27日に交通事故で亡くなっていたことが分かった。享年48だった。
一報を知りモンゴルに帰国した安馬関は本日に再来日し、7日初日の初場所(両国国技館)には出場するという。
また取組編成会議が開かれ、20度目の優勝を目指す横綱朝青龍関(26)は、小結露鵬関(26)と2場所連続で初日に対戦することになった。
突然の悲報だった。
安馬関のもとに尊敬する父の事故死の知らせが届いたのは、12月28日だった。
初場所初日まであと10日だったが、急いでモンゴルに帰国したという。
連絡を受けた安馬関は、淳子さんによると「ショックが大きく、あまり話せる状態ではなかった」という。
帰国後は憔悴しきっている母親のもとで、8日に行う葬儀の準備に奔走しているという。
ダワーニャムさんは警察官でモンゴル相撲の元関脇だった。
土俵上では幕内最軽量ながら真っ向勝負で激しい取り口を見せる安馬関も、家では兄2人がいる3人兄弟の末っ子で、父の前では甘えてばかりいたという。
父は異国で頑張る息子に会うため、親方に内緒で来日することもあったそうで、今でも、安馬関の部屋には一家で撮った写真が大事に飾られているという。
それでも葬儀には参列せず、6日には再来日するという。
すべては7日から始まる初場所のためだ。
頑張れ!安馬関!