今日の阪神タイガース

毎日の阪神の各選手の動きを分析し様々なマスコミの情報を紹介して行きます

練習のしすぎは良くないって?そらそうよ

2006年02月04日 21時45分21秒 | Weblog
 岡田監督が、キャンプイン3日目にして練習時間を大幅に短縮させた事がわかった。早い選手は実働3時間、午前10時にスタートして昼過ぎには球場をあとにした様だ。これは37歳トリオの金本外野手や矢野捕手、下柳投手を筆頭にオーバーペース気味のナインに強制的にブレーキをかけたかったのが最大の理由らしい。
 03年にリーグ制覇した際、オフの優勝祝賀イベントに忙殺され、自主トレ、キャンプで満足に動けなかった結果、翌年4位に終わったこともあって、「あのときの二の舞だけは…」と、主力が張り切っているのがその一因らしい。
 岡田監督は「それを差し引いてもちょっとペースが早すぎるわ。コーチにもブレーキをかけろ、といっているんや」と語る。
 確かに一番怖いのは怪我である。練習は良いがしすぎて怪我をするのが一番怖いのだ・・・。

江草よ 先発の椅子がまっとるよ

2006年02月04日 21時40分05秒 | Weblog
 昨年の左腕セットアッパーの一人、江草投手が13日の三星ライオンズ戦(練習試合)で先発テストを受けることが内定した。
ブルペンでも鋭いシュートを披露するなど、仕上がりは順調な様で「感触は良かったですね。試合で長いイニング? 投げろと言われれば投げますよ」と明るい表情で語ったと言う。昨年は中継ぎで51試合に登板し、4勝3敗、防御率2・67の成績を残した江草投手だが、今季は武器のシュートを最大限にアピールして先発5、6番目のイスをつかみにいくのが江草投手の目標だ。

今年の連覇の鍵を握るのは関本や!

2006年02月04日 11時28分28秒 | Weblog
 岡田監督は、昨日の練習で27本のサク越えを放った関本内野手に「今年は20本塁打はいけるやろ」と太鼓判を押し、飛距離アップを目指す若虎を、85年以来のチーム本塁打200本超えへのキーマンに指名した様だ。
 岡田監督は鳥谷内野手、林外野手とともに特打を行った関本内野手が話題に上がったとき、指揮官の表情はパッと明るくなり、「俺がファームの監督をしているころはあれくらいできたんや。秋のキャンプくらいから自分の打撃を思い出してきた。それまで飛ばんかったからな。30本は分からんけど20本はいけるやろ」と満足そうに語ったという。
 また監督の言葉を伝え聞いた関本内野手は「え、ほんまですか。林と鳥谷しか見てないんかと思ってましたわ。打ってても何も言われないから、自分は注目されてないのかと思ってたんですけどね」と語り嬉しそうだった。
 

赤星よ!全力疾走して内野安打ふやさないけんよ!

2006年02月04日 09時03分03秒 | Weblog
 レッドスター赤星外野手がフリー打撃を行った昨日、46スイングでヒット性の当たりが20本だったそうだが、アニキ金本外野手からは「全力疾走で内野安打を増やせ」とアドバイスを受けたそうだ。尊敬するアニキ金本外野手の言葉を胸に刻みながらの打撃練習では鋭い打球が外野に届いていた。
 「インコースを流すのはできているけど、引っ張るのが課題ですね」と正田打撃コーチにアドバイスを受けて、ライト方向を意識しながらの打撃練習だったようだが、それ以上に重要なアドバイスを金本外野手から送られていたのである。
金本外野手からは「お前は(打ったあと)一瞬、打球をみているんよ。ボテボテの球は追わずに即スタートすれば、さらに内野安打が増えるんじゃ」とアドバイスを受けたという。
 思えば、金本外野手の存在は、常に赤星外野手に影響を与えてきたといえるだろう。昨年6月15日の西武戦(インボイス)で、二盗した際、遊撃の中島内野手と激突し、左肋骨を骨折していた赤星外野手だが、わずか1試合を欠場しただけで復帰したのも金本外野手の姿を間近に見ていたからだ。
 今オフに岡山・備前市で行った自主トレで、120-130キロでスクワットを行うなど、厳しいトレーニングを自らに課してきたのもお手本は金本外野手だという。故障防止のため、毎試合後にもハードなウエートを継続することも明らかにしている。4月に30歳を迎えるにあたり、先を見据えて“鉄人トレ”を導入した様だ。

調子良すぎて故障した井川 軽症でした

2006年02月04日 08時56分06秒 | Weblog
 虎のエース井川投手が昨日、左手人差し指の爪にひびが入り、投球練習を中止した事がわかった。一時、周囲は騒然としたが、原因は初日から力の入った投げ込みとあって、本人は平然としたものだったらしい。井川投手のボールを受けていた東ブルペン捕手が早々に腰を上げると、トレーナーとともに、指先を気にする井川投手の元へ走り、3日連続でブルペン入りした井川投手はこの日、10球を投げたところで投球中止したものだったが、原因は左手人差し指の爪に入ったひびだった様だ。
 井川投手は「爪? いつものことですから。次のブルペン? いつになるかわからないですねえ」と語りいたって冷静だったという。本格的に投球を始めれば必ず見舞われるアクシデントだからだ。「シーズン中もたまにやるところ。大したことないでしょう」と杉本トレーナーも語っているが、その言葉通り、治療後は室内練習場での守備練習にも参加した様だ。
 岡田監督も「キャッチボールはできるし、心配してない。まだキャンプ3日目だし、1、2日投げなくても問題ない」と語り、心配はしていない様子だ。
久保投手コーチも「ちょっと爪が長かったかな。大丈夫でしょう」と軽症を強調している。
 井川投手自身も「野球もサッカーもオフシーズンですから。他のスポーツで盛り上げてくださいよ。選手の名前とか全然知らないですから」と語るほどの余裕の対応が、軽症ぶりを示していたといえるだろう。


俺が台湾の主砲や!林 炎の柵越え連発!

2006年02月04日 08時48分13秒 | Weblog
 林威助外野手は昨日の特打で3連発2度を含む31本のサク越えを放った事がわかった。
 しかし林外野手自身は「打球がすごかった? 自分では見てる余裕はない。汗を拭いているか、バットを振るか。それで精いっぱい。岡田監督が見ていた? 緊張よりうれしいです」といたって謙虚に語ったという。
 昨秋の高知・安芸での自主トレでは打ってアピールしたいとバットを振り込み手にグルグル巻きしたテーピングには血がにじむほどだったという。1月下旬からの台湾代表合宿も辞退して臨んだ今キャンプである。浜中外野手・スペンサー外野手・桧山外野手との激しい右翼争いに勝ち残るために林外野手の考えた精一杯のアピールだった。
 岡田監督も「WBCはいい経験になる。当然クリーンアップを打つだろうし。日本のピッチャーも気をつけないかん」とゲージ裏で見守りながら、警戒警報を発令するほどの成長ぶりだ。
 岡田監督にしてみれば嬉しい成長だろう。
 背中の31番は伊達じゃない!?

鳥谷 6番打法で柵越え連発や!

2006年02月04日 08時40分51秒 | Weblog
 鳥谷内野手が宜野座キャンプで昨日特打ちを含めた全218スイング中で25本のサク越えを披露した。
 昨年は2番を任されていた鳥谷内野手は、1番の赤星外野手が出塁したときの打撃に、大きな制約を受けていたのだが、今季の構想では6番あるいは7番が予定され、3年目を迎える鳥谷内野手の長打力が期待されている。
 鳥谷内野手は「自分のスイングのビデオも見ているし、バットのグリップを変えるなど、今は色々試しながら、イチからバッティングを考えている」と語り、現在はまだ調整段階だと言う。そうした調整段階での25発は、鳥谷の可能性を広げるものだといえるだろう。

 鳥谷内野手は先日結婚を公表したばかり。昨日のラジオ番組ではお互いに「裕子・敬」と呼び合っている事も明かされた。甘い新婚生活はしばらくお預けのようだが、守るものが出来た今年の鳥谷内野手の長距離砲への変貌も見逃せない・・・。

ダーウィンの進化論!!

2006年02月04日 08時33分08秒 | Weblog
 ダーウィン・クビアン投手が昨日、沖縄・宜野座キャンプで初のブルペン入りを果たし、この時期では異例となる140キロ超の速球を投げ込み、首脳陣の視線を集めた様だ。外国人枠争いでは5番手に位置し、一軍切符に最も遠いと思われる剛腕は、自慢の速球で一軍への扉をこじ開ける気持ちの様だ。
 ダーウィン投手本人も「速かった? オフにいいトレーニングができたからね。スピードは自分の武器だから。それを意識して練習していく。きょうは満足だね」と語り、家族で調整した自主トレの結果が自分でも満足なのだろう・・・。
 このダーウィンの進化には岡田監督も「大化け? 当然あるよ。ある程度、一軍に帯同させてオープン戦に投げさすよ」と語り、実際の構想では外国人5番手だが、チャンスを与えて、他の助っ人の刺激剤とする方針に変更したようだ。
 また、ダーウィンは「日本最速のクルーン超え? ネバー!」と苦笑したが、昨年はMAX156キロをマークしているダーウィン投手だけに、あながち夢とも言えない話ではある。
 投手コーチからも「あいつ何食ってきたんだ」と言わしめるほど変わった今年のダーウィンの進化に眼が離せない・・・

俺を忘れるんじゃない!吉野気迫のピッチング

2006年02月04日 08時25分22秒 | Weblog
 復活を目指す左腕セットアッパー吉野投手が、二軍キャンプで、なんと3日連続の100球超えの熱投を見せた。
 リーグ優勝を果たしたかつての中継ぎ左腕エースが、まずは肩のスタミナをつける事を目標にした。吉野投手本人も「自分も(1イニングは行けるという)そういう気持ちはありますよ。投げられないわけではないので」と語る。
 岡田監督が「ワンポイントは中継ぎとは言えない。それでは給料は取れない。1イニングは力で抑えな。“一人一殺”は10年前の野球やわ」と持論を示した訳だが、それが一軍へのキーワードなら、吉野投手も態度で示すしかないと考えたのだろう。現在のところ、二軍投手で吉野投手ひとりだけが、3日連続で投球練習を行い、球数は300球を超えた。
 島野2軍監督も「本人も期するものがあるんやろ。思い切って3イニングくらい目指してやってほしい」と語り、吉野投手の気持ちの変化を感じ取っている様だ。「一度、実績を残したヤツが構想から外れた時に、その人間の真価が問われる」と言うのが長年、星野政権を支えた名参謀島野2軍監督の考えだけに、復活にかけ必死に投げ込む姿を暖かく見守っているのだろう・・・。
 吉野投手はここ2年は低迷していたのだが、その原因を筆者は精神的なものだと思っている。実力はあるのだと思うのだ。ただ、精神的に悩む吉野投手が今年の様にその悩みを吹っ切れた時・・・。実力は再び開花するはずだ!