虎期待の渡辺いよいよ実戦デビューへ

　大学・社会人ドラフト４巡目ルーキー渡辺亮投手が、１７日の練習試合・日本ハム戦で実戦デビューすることが明らかになった。
中継ぎで２イニングを投げる予定で、１軍生き残りをかけたテスト登板になる模様だ。首脳陣は疲労を考慮して沖縄・宜野座の１次キャンプ中に登板させない方針だったが、渡辺投手が調子を取り戻してきたためデビューが早まったものである。
　タイガース投手陣は日本一競争の厳しい世界だが、社会人出身の渡辺投手には是非その関門をクリアして欲しい。

レッドスター復活！

　赤星外野手が従来のコンタクトレンズに戻してプレーを再開した。代用品の度入りサングラスを外して広がった視界を「川だったのが海になった感じ」と表現したという。
　「まだ変化球を打っていないんで絶対打てないと思うけど、出るつもりです」とコメントこそ弱気だったが、開幕カードの相手を叩いておくには最高のチャンス！
　良いイメージでシーズンインして欲しいものだ。

今年の井川はチトちゃいまっせ！

エース井川がフリー打撃で藤本内野手らを相手に５４球を投げ込み、安打性の打球は６本に抑えた。何度か球がうわずったが、球威で押し込んだという。
　井川投手本人も「昨年より体は軽い。これからどんどん（ピッチを）上げていきたい」と語り自信をのぞかせた。
　井川投手は今年のキャンプは例年以上に気合が入っている。
今年の井川投手は少し違うという気がする。怪我無くすごせれば素晴らしい成績を残せるだろう・・・。

何言うてんのや鳥谷！.330を目指さんかい！

　鳥谷内野手が昨日の特打で２２本のサク越えで快音連発した。見守った岡田監督は、「打率．３３０をねらえ！」と指令を出したほどの仕上がりだという。
　鳥谷内野手も「まっすぐを打つということでは順調ですね。（スイングが）いいとは思わないですけど」と普段通り、クールに語ったが、「順調」という言葉に、現在の状態の良さが現れているといえるだろう。
　「これからは変化球も入ってきますから。（変化球は）ゲームの中でやっていくしかないです」とも語り鳥谷内野手も、自分のやるべき役割は理解している様だ。　年々進化してゆく鳥谷内野手が主軸を打つ日はそう遠くないかもしれない・・・。

ダーウィンの進化論

　ダーウィン・クビアン投手がフリー打撃で、林外野手、喜田内野手を相手に登板し、被安打はわずか３本に抑えた。岡田監督は「今年の戦力になる」とダーウィンを評価したという。その内容が成長著しい二人を相手に、思うようにバットを振らせなかったというだけでなく
、直球にフォークなどの変化球も、切れ味抜群で打撃ケージから前にもほとんど飛ばさなかったほどだったからである。
　「ブルペンで見たけど、相当、今年の戦力になる。先発できんこともないし、２イニング、３イニングとロング投げないと」と語る岡田監督の構想には先発要員に割り込む可能性を含んでいるかも知れない・・・。
　昨年とは違うダーウィンはやはり進化したのだろうか・・・。