代理は任せとかんかい！久保田滑り込みで全日本入りへ

　ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）日本代表の黒田博樹投手（広島）は、右手人さし指打撲のため代表を外れることが決まった。代わりの選手として我らが守護神久保田投手が選ばれた。
　黒田投手は24日の12球団選抜との練習試合で大村（ソフトバンク）選手の打球を受けて降板した後、福岡市内の病院で検査を受け、打撲と診断されていたといい、投球再開には１週間かかる見込みだそうだ。
　黒田投手は「チームに迷惑がかかると思うので（交代の）意思を伝えました」と広報を通じてコメントを出し、日本代表の王貞治監督（ソフトバンク）も「仕方がない」と残念そうに話したという。
　一方久保田投手は「こんな形ですが選ばれて嬉しいです！」と語った様だ。
　しかし王ジャパンのクローザーは藤川投手に久保田投手と結局は虎が占める形になった。

先発ＯＫやで！江草４回を無失点！

　今期先発陣に殴り込みをかける江草投手がオリックスとのオープン戦に登板し、ストレートは最速で１４５キロをマークしたうえ、左打者対策としてキャンプで新たに覚えたシュートも随所に織り交ぜ、二回にはそのボールで後藤選手を遊飛に打ち取るなど、４回を３安打無四球で無失点に抑えた。江草投手も「とにかくゼロに抑えるのが目標だったんで、良かったです」と笑顔を見せたという。
　江草投手は昨季は中継ぎ専門で５１試合に登板し、４勝（３敗）した期待の左腕で、ツーシームにカーブ、スライダー、フォークボールと多彩な変化球を器用に操る技巧派である。
今期はキャンプでの精力的な投げ込みで、持ち味の切れに磨きがかかり、岡田監督も「去年より１つ上の力をつけたな。球も速くなっている」と、成長を認め今期の先発６番手争いに名乗りを上げさせたのだ。
　「先発とかは考えてない。シーズンの最後まで１軍に残るのが目標」といたって謙虚な江草投手だが、久保投手コーチは「上出来だったな。先発合格やな」と満足げだったという。

プリンス鳥谷は一休み♪

　これまでの実戦全試合（６試合）で安打を放っていた鳥谷内野手は、昨日の壮行試合で２打数無安打に終わり「見ての通りです。（大塚に喫した三振も）バットは止めてましたからね、しようがないです」とうなだれた。
　もっとも試合前には尊敬するイチローに挨拶をしてご機嫌だったとか・・・。
大塚（レンジャーズ）投手との対決には「あんまりテレビでも見る機会ないし、いい経験。最後は悔い残りましたけど」と語り悔しがった。第２戦は、１２球団選抜の遊撃スタメンが濃厚だという。
　今日こそ巻き返して欲しい！

すんまへんな・・おたくらじゃ格がちゃいまんねん！久保田５球で３人を切る！

　虎の守護神・久保田投手が１２球団選抜の６番手として八回に登板し、新井（広島）選手を三振に斬るなど、１回を打者３人、わずか５球で料理してみせた。
　久保田投手本人は「（出番までが）長かった。初球を打ってくれたり、ハーフスイングがあってラッキー、ラッキーでした」と語ったが、練習試合、紅白戦を含め実戦３試合連続無失点と順調なのは明らかだ。
　新井の２球目には習得中のフォークを試投するなど余裕しゃくしゃくだった。この日の最速は１４４キロで、３番手・一場（楽天）投手のＭＡＸ１４８キロには「この時期にしては速いですよね。（自分も）もっとスピード出したかったです」と余裕のコメントを残した。

ひーやん復活！

　右脇腹の張りのため別メニューで調整中だった桧山進次郎外野手が本隊の練習に再合流した。メーン球場でフリー打撃を行うなど、回復ぶりは順調な様子だった。桧山外野手本人も「大事を取っただけだからね。明日は試合にも入るよ」と声を弾ませたという。
本日のオープン戦オリックス戦（安芸）から戦列に復帰する予定だという。
　暴れてくれよ！ひーやん♪

王ジャパン初戦飾る！

　ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）に出場する日本代表チームが昨日、ヤフードームで初めての練習試合を行い、プロ野球１２球団選抜を７―０で下した。「王ジャパン」は幸先良く、快勝の船出となった。
　日本代表は１回、イチロー（マリナーズ）外野手の安打を皮切りに２点を上げ、２回には打者１０人で一挙５点を奪い一気に主導権を握った。投手陣も先発上原（巨）投手が５回を２安打に抑えるなど零封リレーを見せた。
　２５、２６日、３月１日と練習試合をこなし、同３～５日の１次リーグ（東京ドーム）に臨むという。

　しかし・・・。昨日の１２球団選抜の布陣は酷かった・・・。
先発のダルビッシュ投手は全く逃げのピッチングしか出来ず、バックもざるの守備・・・。 ジャイアンツと日ハム中心で組んだ前半戦は最悪だった。