つれづれ

kagayanの近況・他オートバイライフのつれづれ。

秋の荒川渓谷にて、トライアル大会in荒川・・・・つれづれ

2007-10-29 18:22:52 | トライアル・大会参加
気持ち良い秋晴れの日曜日は、秋田県トライアル協会主催のトライアル大会in荒川。今年最後の大会です。

「和やかに、大会後はきりたんぽ鍋を味わうなどしてトライアルを楽しみましょう。」最近はトライアルバイクに乗ることが楽しくて仕方が無いワタクシ、有難いお誘いを頂戴してヤル気マンマンです。今回は写真撮影をお願いした妻を伴って現地に向うのでした。



荒川サーキットに隣接する渓谷が本日の舞台。今日は全7セクションを各3ラップ。合計21セクションに挑戦するのでした。



さて出走から5分後、全身が凍り付きます。第1セクションに現れる垂直の壁(笑)。さてどうやって攻略しようかな、と下見に勤しむ参加ライダーの皆様です。そもそも「垂直の壁をバイクで登る」物理的必然性がまだ良く理解できていないワタクシ、下見も何も「あの壁をどうすりゃ良いの?!」それしかアタマに無い状態。

他のライダーさん達はスイスイ壁を登って行きます。どうやら物理的に不可能では無いらしい。じゃあオレも一発やってみよう!

・・・・遭えなく転倒、愛車GASGASは美しく宙を舞うのでした(笑)



気を取り直し、第2セクションへ向います。今日のセクションは全て川沿いなので、紅葉の美しい渓谷を移動します。しかしながら、紅葉が美しかった事実を知ったのは帰宅後。写真を見て初めて理解したのでした(笑)。セクションの過酷さに、完全に気が動転しております。



いずれのセクションにも、過酷な壁面が聳え立ちます(笑)。登り途中で止まるとどうなるのでしょうか。



物理の法則通り、転げ落ちるしか無いのですな。他のライダーさん達に救出を受けるの図、皆さん優しい方々ばかりなのです。でもそれに甘えるのはダメ。分かってるんですけど・・・自力で戻れません、ゴメンナサイ。



如何に過酷であろうとも、勝利への執念を滾らせつつセクションに挑むのでした。ヤル気だけはなかなか衰えません。



我が先生氏は今回、ご兄弟で華麗な走りを披露。余裕でセクションを攻略しながらも、マンツーマンでワタクシに攻略のコツを教えて下さいます。



最終ラップ、第6セクション。もう何回、人車ともに空中を舞ったか覚えておりません。極限の疲労状態、丸太越えに挑む力が残ってません・・・・。



12:30、ようやく全セクション、21ラップ終了。一回も完走出来ず、見事オール5点です。全身のカロリーを使い果たし、呆然と佇むのでした。



そして迎える表彰式。この日我が先生氏はご兄弟でNBクラス1位、2位。マンツーマンで教えを請うた愛弟子のワタクシは、言うまでも無く最下位&オール5点という不本意な結果に終わったのでした(笑)。度重なる空中乱舞と転倒にも関わらず、愛車GASGASはほぼ無傷(笑)。頑丈かつ軽量なスチールフレームのお陰ですな。

さて、帰宅後楽しみにしていた写真をチェックすると。ワタクシ自身がセクションに挑む写真があまり無いのですな。何故かと思い妻に質問すると「アナタのトライアルはすぐ終わっちゃうんだもの。写真を撮る時間が無いです。」嗚呼、何と言う屈辱であろうか。来年に向けて、より一層真剣に取り組まねばなりませんな。