ヒデびたきの野鳥紀行 〜野鳥を求めて北海道から沖縄まで〜

鳥名「森の下のヒデびたき」が野鳥を求めて近隣から、遠方まで出掛けて収めた写真をおよそ3日に1度のペースで掲載します。

道東紀行2022年6月 その4 知床羅臼 シマフクロウ

2022-08-17 | 北海道 夏の道東
シマフクロウ♂♀  6月20日 知床羅臼 鷲の宿

6月20日、悪天候のせいで、知床峠がサッパリ、虚しい1日を過ごした夕刻、食事を終えて、まだ薄明かりが残る午後7時半頃、カメラを据えて待機していると「もう来ている!」との声があり、向かいの山の方を見上げると、枯れ木の天辺に二羽で仲良く並んでいるではありませんか。三脚に据えたカメラのシャッタースピードを10分の1以下に抑えて、薄暮のシマフクロウを何とか収める事が出来ました。自然光で見るのもまた違った良さがありますね。しかも2羽で並んでくれると言う大サービスでした。
そして、更に生簀近くの枝に移り、寄り添ってくれました。照明下と顔つきが違って面白いです。ちょっと人間臭い顔の様にも見えます。
すぐに生簀の方に2羽で降り立ち‥‥
♂が先にダイブ。
自分で食した後もう一度獲物を捕まえて上がってくると、♀がダイブ。
♀が上がってくると同時に♂は巣にお持ち帰り。

残った♀ですが、よく見てみると、何だか顔つきが優しい様に思えます。雌雄同型と図鑑にありますが、♂に比べて顔つきが、ちょっと可愛らしいと思います。
短い時間でしたが、2羽でいるところをしっかり撮れて嬉しい限りです。

次回のアップは、この後、餌を巣に運んでいくところと、すぐに♂がやって来ますので、顔つきを比べてみて下さい。この日は何度も出てくれたので、堪能出来ました。観察日を2日用意して正解でした。
ご覧いただき有り難う御座います。



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