水を注されたＦ１日本ＧＰ

　Ｆ１日本ＧＰは予選、決勝両日とも雨で、文字通り、水を注されたレースになった。特に決勝は全く雨が上がらず、セーフティカー先導でスタートし、セーフティカーが下がった後も天候は回復せず、盛大に水煙を上げていた。正直メインスタンド前の観客は、Ｆ１マシンが見えていたのだろうか？

　今年の日本ＧＰがＦＩＳＣＯになったので、ちょっとチケット購入を考えた。御殿場だからバイクで行って、当日早めに行けば何とかなるか、なんて考えていたのだが、実行していたらヒドイ一日になっただろう(^^;)

　ところでＦＩＳＣＯへは、伊豆の帰りに何回か通ったことがある。伊豆スカイライン、箱根を降りてきて、Ｒ２４６をちょっと走り、道志道Ｒ４１３に抜けるのにＦＩＳＣＯの側を通る。

　ここで一度濃い霧に遭遇した。視界２０ｍ以下、センターラインを頼りに、後続のためにハザードを点けて、ようやく走った記憶がある。晴れた日に走った倍以上の時間と、３倍以上の疲労感があったような。

　天候には勝てないとは言え、今回のお客は不運だった。事前の運営やフジＴＶの特番、盛り上げにも関わらず、エンターテイメントは水物だと言うことが良く分かった。