旧・坂本ひろし活動日誌(2005~2014.8)

日本共産党・坂本ひろしの活動や日々のつぶやきを掲載。OCNブログ人サービス停止に伴いgooブログに記録。

要望をきき、物資届ける活動

2011-04-27 22:16:00 | 活動報告

R8209386_1280  27日は日中、釜石市内に建設された仮設住宅(120戸)をたずねて、入居者のみなさんのご要望・ご意見などをお聞きしながらまわりました。スタッフが三組にわかれ1軒1軒回りました。

あわせて、次の日曜日(5月1日)に党東部地区災害対策本部が開催する仮設住宅住民対象の無料フリーマーケットのご案内も行いました。地区委員会に全国から届いている様々な生活用品、食糧などをお分けする計画です。

ある高齢の女性は、「自営の美容院が流され、2年半無職の息子は数ヶ月入院の大けが。わずかな年金収入しかなく、これからどうしたらよいのか。仮設住宅は2年しか住めないし・・・」と涙ながらに話してくれました。また「共産党の人には今回避難所でもお世話になって、正直共産党というと悪い印象しか持っていなかったのですが、見直しました」

R8209388_1280「避難所にはプライバシーも無くどうにかなりそうだった。何とか仮設に入れてほっとしています」

「夫婦で着の身着のまま逃げのびた、乞食になってしまった。これからどうしようか」

「津波から逃げのびて、一日かけて避難所にたどり着いた」

「87歳のおばあちゃんを愛媛の妹に預けて、いまここにいる」

「仕事がない」

「夫の実家に身を寄せていたがようやくここへ来た」

などなど、それぞれの方にはそれぞれの事情があり、生活再建へ展望がまったく見えないという不安の中で過ごしているという感じでした。

携帯電話の使い方を教えてもらっている高齢女性姿が印象的でした。また、カラーボックスの組み立てに困っているという方のお宅には、あとからスタッフがドライバーをもって駆けつけて完成させるお手伝いもしました。

仮設住宅には、テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、炊飯器、ポットの6点が提供されていますが、住宅が寒く、こたつを買ってきたという方もおられました。

その後、党員の方々のお宅もおたずねし、米・野菜などの支援物資を届けて回りました。

R8209404_1280 「富山からはるばるこんなところまで、本当にありがとうございます」という言葉に、逆に励まされました。

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R8209411_1280 釜石市片岸町。230戸のうち30戸ほどしか残らなかったとのこと。付近では自衛隊が重機をつかって、つまみ上げるように丁寧にがれきを除去。行方不明者を捜索中でした。


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