今は亡き 忌野清志郎さん。
彼が、今から9年前の総選挙で共産党に投票した、そうです。
今日のしんぶん赤旗日刊紙のコラム「潮流」に書かれていました。
とても面倒ですが、記録を残す意味もこめて、その記事を記しておきます。
あすは投票日。天気予報によると、ぐずついた空模様のところが多そうだ、といいます。▼「起きろよベイビー 今日はいい天気だ/選挙に行って投票しようぜ」。忌野清志郎さんが、軽やかに歌っていました。2000年の、20世紀最後の総選挙のころです。「目覚まし時計は歌う」。またの名、「選挙ソング」です。
▼もちろん、抵抗精神にあふれる忌野さんのこと。ただ投票をよびかけて選挙管理委員会を手伝っているわけではありません。飢えた子どもたちがさまよっていると心を痛めたり、「無能な政治家テレビでよく笑う」と皮肉ったり
▼記憶力のいい同僚記者が、投票日当日の忌野さんを追った新聞記事があった、と教えてくれました。調べると、目立たない小さな記事ながら確かにありました。2000年6月25日、東京・新宿歌舞伎町で公演。「選挙ソング」を歌うと、ファンから「初めて投票にいったぞ!」との声が飛びました(「スポーツニッポン」2000年6月26日付)
▼「選挙ソング」で、「誰か違うや奴」や「誰かいい奴」を選ぼうと訴えた忌野さん。本人はどの党に投票したのか、取材記者に問われたのでしょうか。記事の中で明かしています。「僕自身は小選挙区も比例も共産党に入れてきました」
▼その後の彼がどの党に投票していたのかは知るすべもありませんが、残念にも今年5月、反骨の歌手は病に倒れました。日本共産党は今、歴史的機会を生かしてがんばり通せば勝利をつかみとれる、総選挙をたたかっています。
(しんぶん赤旗」日刊紙2009年8月29日)
今、忌野さんが生きていたら、明日の投票日、やっぱり共産党に投票してくれていただろうか。
↑ 中野6区 忌野清志郎 無所属
平和や環境にも熱心でした。
2005年4月25日(月)「しんぶん赤旗」から
「憲法9条知ってるかい」忌野清志郎さん 「世界に自慢しよう」