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気になること

視点を変えて、近頃気になること

考えてもらうこと、伝えること

2024-03-03 21:34:24 | 日記
 地域の博物館が子ども達を集めて、ボランティアが実験や工作のワークショップをするグループに参加している。

 一般のイベントとしての、専門家のサイエンスショー等では、子ども達は何もしないで見て楽しむだけである。
一方、市販のおもちゃ類は、実験のやり方や工作の組み立て方を、絵や言葉で書いてあり、説明通りにやれば出来るものが多い。

 我々のワークショップでは、90分程度で実験や工作を終了させるために、手の掛かりそうな所はできるだけ部品を加工して、人数分を準備する。

 しかるに日本人は考えて発言することが少ないと言われるので、わたしは「子ども達に考えてもらう」ために、見本を見せるだけで作ってもらうのがよいと考えている。
しかし、斜面をとことこ下りるティラノザウルスの工作では、説明の肝心のところが伝わらず、他の部品と干渉した子どもがいた。うまく行った子どももいた。


運動教室に先生が居るか居ないかで

2024-02-16 21:10:28 | 日記
 気功体操の先生は96歳であるが、奥さんの介護のために教室を閉じるまで、人もうらやむ元気さであった。会員のみとなった時期は、先生オリジナルのCDの曲に合わせて動作を思い出して運動していた。

 2月から、前先生の生徒でヨガの指導もできるという中年の女性に先生をお願いした。前の先生が来られなくなった際、1/3位の会員が脱会したり休会してしまった。しかし今回新しい先生が来たら、休会から復帰した人が多く集まった。

 前と同じCDの曲にあわせて動くので内容は以前とほぼ同じだが、なぜか先生がいると会が持ち直す。当然だが、先生をお願いすれば謝礼が必要となり、自分たちだけで輪になって運動していた時より会費が何倍も高くなる。
 それでも先生が居た方が良さそうなのは何故か、不思議ではある。一つでも何か、自分たちより勝るものを持っている人を尊敬する気持ちからか。

ソーシャルワークの合同会社

2024-01-05 21:20:57 | 日記
 県の「令和4年度 地域発 元気づくり支援金」を受けたグループの成果発表会があった。
 大賞の県知事表彰には、合同会社つくえラボの「ともにつくる居場所づくり『農・福・観(環)』連携事業 地域のみんなで創り出す!富士見町産じゅんかん育ち」が選ばれた。

 下水道資源で野菜作り⇒食べる⇒下水道の熱・有機物利用の循環事業を進める上で、都市・農村交流、田んぼオーナー制度、野菜の健康診断、竹炭づくり等で大いなる努力が認められた。

 支援金150万円では、持ち出しがかなり大きいのではないかと思うと同時に、合同会社の収支はどうなっているか気になった。


外界に悩むということ

2023-11-07 22:04:51 | 日記
 会社にいたとき、ある上司は客先から注文をもらうことについて、どのように振り向いてもらうかの提案に決定打がないことに逡巡しつつも、「また悩もう」と前向きであった。 
 仕事とは言え、悩むことは避けるべきでなく、前向きに悩むことは望ましいことであることを学んだ。

法とは

2023-10-05 22:14:40 | 日記
 岸田首相は9月20日、国連総会の一般討論演説で、ウクライナに侵攻するロシアについて「国際法、法の支配をじゅうりんしている」と非難した。
 しかし「法」とはどんなものかという解説は余り報道されない。国家間の関係を規定する法で条約や国際慣習から成るというが、拘束力が無いという。

 たまたま、「大日経開題」のことばとして、「師に二種有り 一つには法 二つには人」が目に留まった。ここでの「法」とは仏教の教えそのものという。添えられた横文字<Dharma>の日本語を辞書で見ると、仏教で「(宇宙や人間などの)本性」とある。こちらの拘束力は自分の心であろうか。
 いずれも、プーチン氏には理解してもらえないのか。