キネオラマの月が昇る~偏屈王日記~

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ヒューザー小嶋社長 証人喚問

2006年01月17日 | ニュース
「動く標的」 

 ロス・マクドナルド 井上一夫 訳 創元推理文庫刊より


 あの人は山師みたいな石油の仲買人を振り出しに出てきた男よ。
 そういうタイプの人間はご存知でしょう。
 半分人間で半分はわに、半分は熊落としみたいな人間で、心臓のあるべきとこに
 貪欲な子豚でも入ってるような人よ。



このシーンを読んで誰を思い出すかといえば、言わずと知れたヒューザー小嶋社長である。
それにしても小嶋社長、わざわざ自分から証人喚問してくださいと言って、己を窮地に陥れてるのが解せない。


多分彼は自分のプレゼン力に自信満々だったんだろう。
「何とでも言い逃れてみせる!」みたいな感じで・・・。
舌先三寸で消火器やニセブランド品、壊れた時計のセールスマンからのし上がってきた男だから。

でも3万円の消火器なら被害者も泣き寝入りするかもしれないが、3000万円の欠陥マンションでは、早々泣き寝入りはしないだろう。
そこらへんが甘いというかなんというか。

それにしても刑事訴追を恐れて証言拒否ばかりとは・・・。

「ローズマリーの赤ちゃん」 (ネタバレあり)

2006年01月17日 | 映画
注:ネタバレあります。

原作を読んだのを期に、映画を再見。

どうでもいいけど、この映画、滅茶苦茶オシャレなんですよね。
話はスーパーナチュラル・ホラー。
N.Y.の古いアパートに越してきた若妻ローズマリーが、黒魔術に傾倒しているらしい隣人におびえるというストーリー。

別にオシャレである必要なんてこれっぽっちもないんだけど、とにかくオシャレ(笑)。
だって「シャイニング」や「エクソシスト」をファッション目当てで観る人いますか?
この「ローズマリーの赤ちゃん」は、ファッションやインテリア目当てに観るファッション・フリークがいるという、不思議な映画です。

60年代のファッションやインテリアが好きな人は、青山のオン・サンディーズあたりでオシャレな写真集買うよりも、「ローズマリーの赤ちゃん」のDVDを買ったほうがいいかもね。

ミア・ファーロウがとにかく可愛い。
少女っぽいというより、もはや妖精っぽいですね。
そして自分の野心の為には我が子を売ることさえためらわない夫にジョン・カサヴェテス、この人がまたすんごい雰囲気あるんですよね。
「あー、いかにもそういうことしそう」っていうか・・・。

假屋崎風サラダ

2006年01月17日 | 雑感
日曜日の朝フジテレビでやってる「起きなさいよっ!」で、華道家の假屋崎省吾が紹介してたサラダ。

【假屋崎風サラダの作り方】


ドレッシングに沖縄のシークワーサー・ジュースを使うのが面白い。

実は5年位前行った沖縄旅行のとき、すごく体調が良かったんだよね。
それはやはり沖縄食のお陰だと思う。
朝食にシークワーサー(平見レモン)のジュース。
アーサー(あおさ)の味噌汁や、クーブイリチー(昆布と豚肉の煮物)。
ゴーヤ・チャンプルー。
さらに飲みすぎたらウコン。

ああ、こういうの毎日食べてたらそりゃ長生きもするなとつくづく実感した。

幸い市内に沖縄ショップがあるので、シークワーサーのジュースは手に入るんだよね。
今度作ってみよう。

あと、どうでもいいけど、ゲイの人って料理上手だよね。
おすぎも料理の本出してるし。
「起きなさいよっ!」にはおすピーも出てるんだけど、おすぎがカーリーに嫉妬の炎めらめらで、ロンブーの二人とピーコに注意されてた(笑)。